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変動金利と固定金利の違いと最新動向2020

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変動金利と固定金利の違いと最新動向2020

超低金利時代の2020年現在、住宅ローンを変動金利にするか固定金利にするかというのは悩みどころです。
 
そこで今回は、変動金利と固定金利の違いを明確にした上で、それぞれを選ぶ際の考え方を解説していきます。合わせて、2020年の金利の最新動向もお伝えしていきましょう。

戸建てのリフォームで、どこをどう変えられるのか?

まずは、変動金利と固定金利の違いについて簡単に見ていきます。


金利が変わる変動金利

1つ目の違いは、固定金利は金利が一定であるのに対し、変動金利は市中金利の動向によって金利が変動するという点です。

固定金利のうち、全期間一定型タイプでは、最初に融資を受ける際の金利が返済時まで固定されます。つまり、当初確定した利子をずっと払い続けることになります。

一方の変動金利は、年2回、市中金利の上下に合わせて金利が見直されます。よって、返済期間中でも時期により利子の支払い額が変動します。

 
返済額が確定するか否か

2つ目の違いは、固定金利は最初から返済額がわかるのに対し、変動金利はわからないという点です。

 固定金利は、返済時まで利子が決まっていますから、当然返済額も最初から明らかです。ところが、変動金利は、利子の支払い額が常に変動するため、総返済額も常に見直されることになります。

 よって、変動金利の場合、最終的に利子をいくら払うのかは金利動向次第ということになります。

超低金利時代なら固定金利?

変動金利と固定金利の違いと最新動向2020"

ここまで、変動金利と固定金利の違いについて簡単にご紹介しました。
 
こうして考えると、最後まで低金利のまま借りられる固定金利のほうが、超低金利時代の現在に向いていると思われるかもしれません。
 
しかし、実際には変動金利を選ぶ人が多いという調査結果があります。住宅金融支援機構が実施した調査によると、2018年度後半に民間住宅ローンを借りた人の6割が変動金利を選びました。
 
(参考:住宅金融支援機構「2018年度 民間住宅ローン利用者の実態調査(第2回)」

 
通常であれば、低金利時に変動金利を選ぶと、返済期間中に金利が上昇するリスクがあります。将来的に返済額が増えてしまう可能性があるわけです。それにもかかわらず、多くの人が変動金利を選ぶのはなぜなのでしょうか。
 
 
これには、大きく2つの理由があります。
 
1つは、超低金利時代が長らく続いており、今後数年間は金利が低い状態が継続すると考えられているからです。もう1つは、変動金利のほうが固定金利より、当初の設定金利が低いからです。
 
つまり、多くの人が今後も金利は低い状態が続くだろうと考えて、借入当初の金利が低い変動金利を選んでいるということです。超低金利だから固定金利がお得、とは必ずしも言えないのです。

どうなる?2020年最新動向と金利タイプを選ぶ際の注意点

変動金利と固定金利の違いと最新動向2020"

それでは、2020年の金利はどうなっていくのでしょうか。
 
金利タイプによって状況が異なる

まず、変動金利は2019年に引き続き、過去最低水準を維持するのではないかと見られています。
 
変動金利の多くは「短期プライムレート」という値に連動しています。短期プライムレートとは、銀行が信用度の高い優良企業に融資する際に用いる金利のことで、これに一定の上乗せをしたものが変動金利の元になっています。
短期プライムレートは過去10年以上大きな動きがなく固定されているため、変動金利も実質あまり変動していません。この状況が大きく変わるとは考えづらく、2020年も過去最低水準のまま推移するだろうというのが大半の見方なのです。
 
同じく「フラット35」など、長期固定金利も過去最低水準で推移すると考えられます。2019年末から多少の上昇傾向は見られるのですが、急激な上昇は考えにくいですし、そもそもかなり低くてお得な水準です。フラット35の借り時はまだ続きそうです。
 
そんな中、少し様相が異なるのが「10年固定金利型」と呼ばれる住宅ローンです。これは、当初10年間は金利が固定され、その後は変動金利に移行するという「固定金利選択型」の代表的な金融商品です。
 
固定か変動か決めかねた人が、ひとまず固定で様子を見ようという時に選択する傾向があります。
 
固定金利は「10年国債利回り」という値に連動しているのですが、実はこの値は2019年秋頃から上昇基調。しかし、多くの金融機関で10年固定金利型の金利は据え置かれているのです。そのため、ローンの申し込みが一段落する春以降、金利を上げる金融機関が現れるのではないかという見方があります。
 
 
金利タイプを選ぶ際の注意点

2020年は金利タイプによって動向が異なってくるという予想をご紹介しましたが、それを踏まえて、金利タイプを選ぶ際どのような点に注意すべきなのでしょうか。
 
先ほども書いた通り、超低金利時代だからと言って固定金利がお得、とは一概に言えません。しかし、20年や35年といった長期の住宅ローンを組む場合、目先の金利予想だけで判断するのはリスクが高いと言えるでしょう。
 
自身でローンの返済状況や資産の状況を管理できる人であれば、変動金利を選択したほうがお得になる可能性もあります。ただ、金融資産の管理に疎い人ならば、フラット35など長期固定金利を選んだほうがリスクが少ないでしょう。
 
超低金利だからこそ、選択肢が多様な時代とも言えるのです。

まとめ

今回は、変動金利と固定金利の違いや2020年の最新動向についてご紹介してきました。
史上かつてない超低金利時代とも言える現在は、これまでの常識が通用しない側面があります。目先の金利を見ただけでは、判断を見誤る可能性もあるのです。

是非この記事の内容を参考に、自身にとって無理のない住宅ローンを組むよう心がけましょう。

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表