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住宅ローン金利の現状と見通しについて

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住宅ローン金利の現状と見通しについて

今、住宅ローン金利は歴史的な低金利と言われています。住宅の購入を考えている人には、金利の推移が気になるところでしょう。

金利の動向は、変動金利と固定金利との選択にも影響を及ぼします。果たして今後金利が上がる可能性はあるのか、住宅は今が買い時なのか、統計にもとづいて解説します。
 

住宅ローンの利用は今が狙い目?金利の推移

まず、住宅ローン金利の推移を確認してみましょう。

 

住宅ローン金利の現状と見通しについて"

※引用:価格.com 住宅ローン金利比較 新規借り入れ 変動金利の最低金利推移(直近5年間)

こちらは、変動金利の推移です。現在の金利はここ5年間で最低水準であることがわかります。また、ネット銀行の金利は2017年に一度上がりましたが、主要都市銀行の金利は下がる一方です。

つづいて、固定金利の推移をみてみましょう。

住宅ローン金利を考えると住宅は今買いなのか?

住宅ローン金利の現状と見通しについて"

※引用:価格.com 住宅ローン金利比較 新規借り入れ 固定金利の最低金利推移(直近5年間)

固定金利は、変動金利と比較すると上下動がありますが、この5年間でみると低水準です。

変動金利は特に、さらに固定金利もここ数年でみるとかなり低い水準にあることから、住宅ローンは今が利用のチャンスと言えるでしょう。
 

住宅ローンの金利。将来的な見通しは?

住宅ローン金利の現状と見通しについて"

では、今後の金利はどのような動きになるのでしょうか。結論としては、あまり変わらない可能性が高いように思われます。

住宅ローン金利は、不動産市場の影響よりも日本銀行が設定する長期金利の影響を大きく受ける傾向にあります。

日本銀行は、2016年初頭に「異次元の金融緩和」と銘打って、マイナス金利政策を導入しました。このため、住宅ローンに関しては、変動金利も固定金利も2016年初頭からかなりの低水準を維持しています。

金融緩和の目的は景気対策なので、オリンピック以降に景気が落ち込むことがあれば、マイナス金利政策を打ち切るわけにはいかないと考えられます。

オリンピックは景気にあまり影響していないという声もありますが、新築マンションの価格については、オリンピックの開催決定後から上昇傾向が見られます。全く影響していないと断言はできないでしょう。



住宅価格の推移についても目を向けてみましょう。まずは中古マンションの平均価格推移です。


 

住宅ローン金利の現状と見通しについて"

※引用:東京カンテイ株式会社 プレスリリース/中古マンション価格 2019年12月23日

こちらは、中古マンションの70m2あたり価格推移です。2013年からみていくと、各都市圏とも明確に値上がりしている様子がうかがえます。なお、東京オリンピックの開催が決定したのは2013年の9月でした。

オリンピック開催が決定してから2年弱の時間がかかっていますが、首都圏では2015年半ばから値上がりに転じています。ただ、2017年頃からはほぼ横ばいです。


また、近畿圏と中部圏で値上がりが始まったのも2015年の後半からでした。
続いて首都圏新築マンションの価格推移です。

住宅ローン金利の現状と見通しについて"

※横軸は平成の年度・オリンピック開催決定は平成25年9月
※引用:国土交通省 平成30年度住宅経済関連データ 首都圏マンション平均価格

新築マンションの価格推移を見ると、平成19年(=2007年)頃に一度価格が上昇したことがわかります。また、その後、オリンピック開催が決定された平成25年(=2013年)後半から再度価格が上昇してきました。

オリンピック開催決定から少し時間が経過した後に値上がり始まったことを考慮すると、中古マンションに関しては、オリンピックの開催決定は、価格の推移にあまり影響していなかったと思われます。
一方、統計を見る限りでは2019年現在、マンションは新築・中古共にここ数年で最も価格が高い状態にあることがわかります。


最後にもう一点、国土交通省が出している「首都圏マンション年末在庫数」という統計を見てみましょう。

住宅ローン金利の現状と見通しについて"

※横軸は平成の年度
※引用:国土交通省 平成30年度住宅経済関連データ 首都圏マンション年末在庫数

平成30年(=2018年)の在庫数は平成21年(=2009年)以降で最高になっています。ちなみに、同じく国土交通省が出している「首都圏マンション新規販売戸数」の統計を見ると、新規販売数はここ3年間ほぼ横ばいです(平成30年は37,132戸)。

2018年末の在庫数は、新規マンション販売戸数の約25%にのぼったことがわかります。
断言はできませんが、オリンピック前に家を売る動きが広がった場合は、2018年の在庫率を考えると、今後マンションが値下がる可能性はあると言えるでしょう。

まとめ

​現在、住宅ローンの金利はかなりの低水準にあり、特に変動金利はここ数年で最低水準とされます。今後の見通しとして、金利が上がらないと断言はできませんが、上がる材料が少ないとは言えるでしょう。

住宅購入をお考えの方にとっては、低水準の住宅ローン金利条件で中古マンションなど購入するには、好機と言えるかもしれません。この記事を参考に検討してみてください。

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表