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2020.01.26

住宅ローンの返済方法は2つ!初心者もわかる元利金等と元金均等の違い

住宅ローンの返済方法は2つ!初心者もわかる元利金等と元金均等の違い

念願叶ってついにマイホーム購入!というときに考えなければならないのが、購入費用の支払い方法でしょう。

マイホーム購入の際にほとんどの方が利用するのが住宅ローン。
しかし、それぞれの返済方法やどんな種類があるのかについてはなかなか複雑で、頭が痛くなってしまいますよね。

ここでは住宅ローンにおいて代表される2つの返済方法である「元利均等返済」と「元金均等返済」それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

マイホーム購入の際の参考にしていただければと思います

■目次
1. 住宅ローン返済方法の種類
2. 住宅ローンの返済方法1 元利均等返済とは?
3. 住宅ローンの返済方法2 元金均等決済とは?
4. 元利金等と元金均等はどっちがいいの?
5. まとめ:返済方法は家計の状況を考えて選択しよう!

住宅ローン返済方法の種類

住宅ローンの返済方法は2つ!初心者もわかる元利金等と元金均等の違い

冒頭でご紹介したように、住宅ローンの返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つがあります。
決まった期間を定額で安定して返済したい人や、元金の返済をなるべく早く完了したい人など、希望する返済タイプに応じて選択が可能です。

2つの返済パターンの特徴やメリット・デメリットをそれぞれ確認をしていきましょう。
 

住宅ローンの返済方法1 元利均等返済とは?

元利均等返済とは、実際に借り入れた金額=元金と利子=金利を均等に返していく制度です。
元金の残り具合によって「元金返済額」と「利子の金額」の内訳は毎月異なりますが、月の返済金額合計は一定で、返済完了まで変わることはありません。

返済当初は利子の返済割合が多くなり、終盤にかけて元金の返済割合が多くなるのも特徴です。

■元利均等返済のメリット
元利均等返済は元金+利子の合計を均等に返済していくため、ある意味元金の完全返済を”先延ばし”にしている状態です。
これによって、返済開始当初に多額の返済をする必要がありません。

また、毎月同じ額を返済すれば良いため、返済計画が立てやすくなります。

長期的に一定した返済をしたい人にとっては大きなメリットでしょう。

■元利均等返済のデメリット
メリットの項でご説明した通り、元利均等返済は元金の返済を先延ばしにしている状態になっています。
つまり、元金が減りにくい返済方式です。

ローンの最後の年まで元金の返済は終わらないため、それに応じて最後まで利子もかかり続けることになります。そのため最終的な支払いの総額が多くなってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
 

住宅ローンの返済方法2 元金均等決済とは?

元金均等返済は、元利均等返済とは異なり「毎月の元金返済額が一定」な返済方式です。
毎月確実に元金が減っていくため、それに伴い利息額が少なくなります。
それによって毎月の合計返済金額も徐々に減少していくのが特徴と言われます。

最近よく耳にする、全期間固定金利で返済ができる「フラット35」ではこの元金均等決済が採用されています。

■元金均等返済のメリット
元金を一定の金額で毎月返済していくため、元金の返済を早めに完了できます。
これは「元金+利子」の合計金額を返済する元利均等返済に比べて大きなメリットです。

また初期に返済額を多くすることで、後半になるほど返済の負担は少なくなっていきます。

元金を早めに返済することができればそれだけかかる利子も少なくなるため、全期間を通じて最終的な支払いの総額は少なくなるのもメリットでしょう。

■元金均等返済のデメリット
初期の返済金額がもっとも高く設定されるため、当初の返済負担が大きくなります。
負担が大きくなることで、借入時にはより高い収入が必要でしょう。

収入から考えて余裕のある物件であれば審査も通りやすいですが、収入と照らし合わせてギリギリな金額の物件の場合は審査に通りづらくなります。

このことから、元利均等返済に比べて審査が通りづらい場合があるというのもデメリットのひとつでしょう。
 

元利金等と元金均等はどっちがいいの?

住宅ローンの返済方法は2つ!初心者もわかる元利金等と元金均等の違い

元利均等返済と元金均等返済は、借りる方の状況によって向き不向きが変わると言われます。
あなたにとって負担の少ない返済方法を選ぶようにしましょう。

■元利均等返済がオススメな人
家計の返済負担をなるべく少なくしたい人には元利均等返済がオススメです。

また、元金均等返済ではなかなか手が出せない物件をローンで購入したい場合には、こちらの返済方式を考慮すると良いでしょう。

■元金均等返済がオススメな人
物件購入段階ではある程度収入に余裕があり、返済後半の負担を少なくしたい場合は元金均等返済がオススメです。

物件購入段階で子どもが生まれたばかりなど、ローンの返済終盤で多額の出費が予想されるご家庭などの場合は、徐々に返済金額が少なくなる元金均等返済の方が家計の負担は軽くなるでしょう。

まとめ:返済方法は家計の状況を考えて選択しよう!

ローンの返済方式はご紹介した通りそれぞれのメリット・デメリットがあります。

念願のマイホーム購入が叶ったとしても、ローンの返済が負担になってしまっては安心して生活を送ることはできませんよね。

現在の家計の状況だけでなく、子どもの人数や将来の収入の変化なども加味し、自分で適切な返済方式を選べるように2つの方式を理解しておくようにしましょう。
 

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