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2020.01.24

住宅ローンは固定金利とは?メリットや変動金利とどちらがお得かを紹介?

住宅ローンは固定金利とは?メリットや変動金利とどちらがお得かを紹介?

これから戸建て・マンションを住宅ローンで購入しようと考えている方は「固定金利」という言葉を聞いたことがあるでしょう。ただ、固定金利にも2種類のタイプがあることを知っていますか?

今回、この記事では固定金利について説明していき、メリットとデメリットを紹介していきます。また、変動金利とどちらがお得なのか合わせてお話します。

■目次
1. 住宅ローンの固定金利とは?
2. 固定金利のメリット・デメリット
3. 固定金利と変動金利どちらがお得?
4. まとめ

1. 住宅ローンの固定金利とは?

住宅ローンの固定金利には「固定期間選択型」と「全期間固定金利型」の2種類があるので紹介していきます。

■固定期間選択型
固定期間選択型は、期間を決めて金利を固定するタイプです。銀行によって異なりますが、大体は3年、5年、10年の中から特約期間を選び、その間は金利が固定されます。それ以降は、銀行側が提示した金利で再び固定期間選択型金利を選択するか、変動金利に切り替えるか選択することが可能です。

金利の水準は3年固定で約2.9%と変動金利並みに低くなっていますが、固定期間が長くなればなるほど高くなり10年固定だと約3.2%にも上がっています。
※但し、ここから銀行側の優遇金利が適用されるので実際1%未満

■全期間固定金利型
恐らく「固定金利」と聞いて、ほとんどの人が思い浮かべるのが「全期間固定金利型」ではないでしょうか。こちらは住宅ローンの完済時まで金利が変わらないタイプになります。
借り入れ後に市中の金利が上がっても、最初に提示された金利が変わることがないので資金計画を立てやすくなるのが特徴です。

しかし、金利水準は高めに設定されていて返済期間が35年ローンでも1.2%前後になり、市中の金利が上昇しなければ支払い過ぎてしまう可能性も十分にあります。

2. 固定金利のメリット・デメリット

次に固定金利のメリット・デメリットについて紹介していきます。

■<固定金利のメリット>金利が変わらないので返済額もずっと一緒
固定期間選択型に関しては、3年・5年・10年の中にはなりますが、市中の金利が上がっても、その期間の中であれば金利が変わらず、全期間固定金利型に関しては完済まで金利が変わらず家計管理がしやすいのがメリットと言えるでしょう。

変動金利は確かに固定金利より適用金利が低いですが「5年ルール」というものがあります。これは5年ごとに金利が見直されるルールのことで、ここで金利が上昇すれば返済額が増えてしまう可能性も。

そのリスクを背負うのが嫌だと思う方や金利が変わっていくごとに返済額が上下して生活管理がしにくいと考えているのであれば「固定金利」のメリットは大きく感じるでしょう。

■<固定金利のデメリット>金利が上昇しなければ支払いすぎるリスクがある
固定金利は変動金利と比べて高めです。その為、金利上昇がなければ支払いすぎてしまうリスクがあります。

3年、5年、10年の固定期間選択型は全期間固定金利型に比べると金利が低くお得に見える部分もあるかもしれませんが、期間終了後に金利が上昇していると返済額が増えてしまう可能性も。

また、全期間固定金利型は一定の返済額で長期の家計管理がしやすくなりますが固定期間選択型の場合は期間終了後に金利が変わってしまうので、総返済額がわからず、長期のマネープランが立てにくいデメリットもあります。

「景気が良くなるかわからないし、金利が上がるかもわからない中、高い金利をずっと支払い続けるのは嫌だな」と感じる人は「固定金利」のデメリットの方が強く感じることになるでしょう。

3. 固定金利と変動金利どちらがお得?

住宅ローンは固定金利とは?メリットや変動金利とどちらがお得かを紹介?

住宅ローンを組むときに固定金利と変動金利のどちらを選ぼうか悩んでいる方もいるでしょう。
住宅金融支援機構の「2018年度民間住宅ローン利用者の実態調査」によれば全体の57%、約6割が変動金利を選んでいます。


■どっちがお得とは言い切れないが、今は変動金利がお得
それでは、変動金利の方がお得なのか?と思う方も多いかもしれませんが、正直どっちがお得かは言い切れませんが、今は「マイナス金利時代」であり、金利が安いので今は変動金利の方がお得です。

ただし、将来の景気は誰にもわかりません。今後、日本の景気が回復して、金利が上昇している可能性も。変動金利は金利が低いうちに繰り上げ返済を行ったり、高金利の時に借り換えを行ったりするなど柔軟な対応が必要になるでしょう。

「変動金利は嫌だから、全期間か固定期間選択、どちらかにしたい!」と考えており金利の動向に振り回されたくない人は、一定の返済額がずっと続く「全期間固定金利型」の方がおすすめです。しかし、子どもの出産や進学などを控えており、今は金利を安くしたいのであれば「固定期間選択型」を選ぶと良いでしょう。

まとめ

住宅ローンは固定金利とは?メリットや変動金利とどちらがお得かを紹介?

住宅ローンの固定金利について紹介してきましたがいかがでしたか?固定金利には完済するまで支払額が変わらないものと、3年、5年、10年は金利が変わらず、その後は変動金利か改めて固定金利にするか決められる期間付きものがあることがわかったでしょう。

固定金利は変動金利よりも高いため、金利が上昇しない限りは支払いすぎてしまうデメリットはありますが、金利が上昇して返済額が変わらないメリットもあります。

住宅ローンを組むときに変動金利か固定金利か悩む方も多いでしょうが、固定金利にもしっかりとしたメリットがあることを知った上でどちらにするか検討してください。

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