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2019.12.03

エコキュートとは?マンション導入の問題点と最新型のメリット

エコキュートとは?マンション導入の問題点と最新型のメリット

2001年に販売が開始されたエコキュートは、2018年には出荷台数が600万台を超えたという大ヒット商品です。一軒家をリノベしようと思っている、しかもプロパンガスなら導入しない選択はないエコキュートなのですが、迷ってしまうのはマンションに導入する場合と、リノベしようとする家に古いエコキュートが付いている場合でしょう。

ここではまず、マンションにエコキュートを導入する場合の注意点を見ていきます。次に最新のエコキュートに入れ替えるメリットを見ていきます。

エコキュートとは

空気に含まれる熱を利用してお湯を沸かすのがエコキュート。室外機のような形をしたファンで空気を集め、圧縮して取り出した熱でお湯を沸かします。光熱費が安くなるなどのメリットがあるのですが、気になるのがデメリット。特にマンションに導入する場合の注意すべきポイントを見ていきましょう。
 

マンションでエコキュートを導入する場合

エコキュートとは?マンション導入の問題点と最新型のメリット

何かと制約が多いのがマンションのデメリットですが、エコキュートを導入する場合も同じです。以下の4つの条件をクリアする必要があるでしょう。

まずは管理組合と相談を
まずはエコキュートの設置ができるかどうかをマンションの管理組合に確認する必要があります。規約でエコキュートが不可となっているならあきらめなくてはなりませんし、設置できる場所が決められているなら、それに収まるサイズを選ばなくてはなりません。

使えるお湯の量が少ない
コンパクトタイプのエコキュートしか導入できないというケースでは、タンク容量が200リットル以下のものから選ぶことになるでしょう。このタイプで使えるお湯の量は350リットル程度、カップルで使うならばお湯が足らなくなることはありませんが、それ以上になると不安になる給湯量です。
これから家族が増えるかもしれないとか、シャワーを浴びる機会が多いとか。そんな場合はエコキュートの導入は見送ったほうがよいかもしれません。

導入できる機種が限られている
コンパクトタイプのエコキュートを手がけている主なメーカーは、パナソニック、三菱、コロナの3社です。どれも優れた製品となっており問題はなさそうですが、選択肢が少ないというのも困った点です。

騒音・低周波音対策が必要
深夜に装置を動かしてお湯を沸かすのがエコキュート。騒音と耳に聞こえない低周波音を発生させることが問題になりがちです。そこで必要になるのが対策。騒音を抑える防音シートや低周波音を抑える防振ゴムの施工が必要になります。
これらの経験が豊富な工務店に設置を依頼したほうがよさそうです。
 

エコキュートを入れ替えるメリットとは?

エコキュートとは?マンション導入の問題点と最新型のメリット

中古住宅やマンション付いているエコキュートが古い。こんな場合に最新型と入れ替えるメリットはあるのでしょうか。

耐用年数を心配しなくて良い
エコキュートの耐用年数は10年から15年。発売当初に導入したエコキュートならばそろそろ寿命を迎えるころでしょう。ならば前もって入れ替えてしまう、新品ならではの気持ちよさもあるのです。

加えてメーカー保証が最低でも5年は付いてきますから安心ですし、販売店によっては新規導入で10年間といったオリジナルの保証を付けてくれるケースもあります。エコキュートが止まるとお湯が一切止まる、こんな不安感から解放されたいならば入れ替えは悪い選択ではありません。

最新型の機能を満喫できる
発売されてから20年近いエコキュートですから、昔にくらべて色々と技術も進歩してきました。自動で配管を掃除してくれるとか、使う人一人ひとりにあわせて湯温を設定してくれるとか、お肌のすべすべ効果が期待できるとか、最新型ならではの新機能が盛り込まれています。各メーカーの最新型エコキュートの情報を調べてみて「これは!」という機能が見つかったならば、入れ替えの価値はあるでしょう。
 

エコキュート入れ替えのメリットがあるメーカー

「最新型の機能といっても何だか大差ないよなあ……」
そんな風に感じている方に、特に注目すべき新機能を搭載した機種とメーカーをご紹介しましょう。これは入れ替えのメリットにも通じると思うのですが、いかがでしょうか?

省エネタイプなら「コロナ」
高い省エネ性を実現したのがコロナの最上位シリーズ「プレミアム」です。
エコキュートの省エネ性能を表すのに使われる数値は「年間給湯保温効率」。通常は最新型でも3.0前後の数値となっています。しかし、コロナ・プレミアムシリーズは4.0を達成。単純計算で1.3倍もの省エネ性能を持っています。

最新型のエコキュートで省エネ性能を追及したいという方におすすめになります。

水圧が高いのは「日立」
日立の「水道直圧給湯」シリーズは高い水圧を実現しました。
エコキュートを使って気付く不満は色々とあると思いますが、その一つが水圧の低さではないでしょうか。シャワーの勢いが弱い、バスタブのお湯張りに時間がかかるといった不満を解決したのが日立・水道直圧給湯、他メーカーと比較して1.7倍という高水圧を実現しています。

弱いシャワーにうんざりしているという方には日立の最新型エコキュートはおすすめです。
 

まとめ

導入のデメリットがほぼないことから大ヒットしたエコキュートですが、制約が多いマンションとなると話は違い注意が必要になるのです。最大の注意点は使える湯量。家族が多いケースなら最初からあきらめたほうがよさそうです。
また最新型のエコキュートは色々と進歩しているのですが、入れ替えのきっかけとなるほどの大きな進歩は数少ないものです。入れ替えの最大のメリットは長期間安心して使えるようになるところ。工務店などのオリジナルの長期間保証とあわせて検討していきましょう。
 

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