リノベのハウツー
2019.05.24
「塗り壁」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集134
目次
■塗り壁
「塗り壁」とは、「下地の上に、土などの素材を、荒塗り、中塗り、上塗りと何層にも塗って仕上げた壁」のことです。土で仕上げたものを「土壁」、漆喰で仕上げたものを「漆喰壁」といいます。
また、使用する素材によっては人にやさしく、シックハウス症候群の原因となる物質や匂いを吸着する効果が見込まれていることから、改めて注目度が高まっています。
各辞書・辞典からの解説
「塗り壁」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「塗り壁」とは、「漆喰(しっくい)・モルタル・壁土などを塗る、湿式工法で仕上げた壁」のことであると説明されています。「左官壁」ともいいます。
(2)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「塗り壁」とは「壁土・モルタル・漆喰(しっくい)などを塗って仕上げた壁」のことです。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「塗り壁」とは、以下のような文章で説明がされています。
「モルタル、漆喰、プラスター、土などを塗って仕上げた壁のこと。メリットとして、断熱性・保温性の高さ、調湿効果、仕上げによる様々な表情を演出できる。自然素材なので体にも地球にも優しいということが挙げられる。一方、ひび割れが入りやすく、乾くまで時間がかかるので、工期が長く、メンテナンスが大変である。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「塗り壁」とは、「壁土・モルタル・漆喰などを塗って仕上げた壁」のことであるとおわかり頂けたと思います。