リノベのハウツー
2018.12.02
家族みんなが集まりたくなる間取りって?
直感的に「この物件素敵!!」っておもうことありませんか?そんな物件って実は間取りが重要だったりします。間取りが自分の生活スタイルと合っていると居心地よく感じるものなのです。そんな間取りの中で一番頭を悩ませるのが「リビングキッチン」です。今回はそんなリビングキッチンに焦点を合わせて家族みんなが集まりたくなる間取りについて紹介したいおもいます。
目次
リビングに家族それぞれの個人スペースを作ってみる
リビングキッチンって家族みんなが集まって長時間いる場所ですよね。リビングキッチンの居心地は家購入の満足度に比例するのってご存知ですか?そんな場所は「家族のあたたかな存在を感じつつ、程よい距離感を保つ」ことがポイントです。
実際どうしたらいいのか?「家族それぞれの個人スペースを作る」ことをおすすめします。
「土地や家が狭く個人スペースなんて作れない!」なんて方でも大丈夫。ちょっとしたテクニックやデッドスペースの有効活用で個人が自由に使える自分だけの空間を手にいれることは可能なんです。
リビングに書斎を作って仕事がはかどる
「マイホームを持つからには書斎がほしい。」なんて旦那さん多いのでは?家で仕事をする機会が多いと家でも落ち着いて仕事する場所が欲しくなるものですよね。そんな時、わざわざ個室として書斎を作るのは費用もかさみますし空間の有効利用を考えると難しい方も多いとおもいます。
オススメは「リビングに書斎を作ってしまう」ことです。比較的簡単なのは、柱と柱間のデッドスペースを書斎として使う方法です。このようなデッドスペースは収納として棚やクローゼットにされることが多いのですが、造り付けの板を設置することで簡単な作業スペースになります。リビングの一部をワークスペースにしてるので空調なども別で取り付ける必要もなく、とても簡単にで費用もかかりません。
注意点は人が移動する場所に書斎と作らないこと。いくらリビングと一体の書斎でも作業中に後ろを人が行き来していると集中もできません。
リビング学習は子供も親にもメリットいっぱい
子供部屋として子供に部屋を与えても、子供が小さいうちは親にいる場所で勉強することになります。だったら、リビングに学習机を作ってしまうのも良いアイデアです。
最近では建売でもリビングに学習机を置く間取りが見られます。学習机は書斎のようにデットスペースに板を設置するだけで簡単に作ることができます。リビングに学習机があることで親はキッチンで夕飯の支度をしつつ、子供の勉強に付き合うことができるためとても効率的。子供が小さいうちは学習用品も少ないので、工夫次第でリビングに学習机を設置してもごちゃつくことなくすっきりとまとめることができます。ランドセルなどもリビング収納することで子供が家に帰ってきてランドセルを投げ捨ててそのまま遊びにいくなんてことも少なくなるでしょう。
リビング学習は子供の学習と使いやすさでおすすめです。子供が大きくなったら作業台として使うこともでき、わざわざ、学習机を購入するより経済的なのも◎です。
リビングに置くものはライフステージに合わせて変化させよう
リビングに置くものはライフステージに合わせて変化してさせていくのも家族みんなが集まりやすい間取りをつくる上で大切です。「せっかくリノベーションするのだから」とあれもこれも詰め込みすぎる間取りはごちゃついてしまい、かえって居心地を悪くします。家事動線を考えたシンプルな間取りにしつつ、家具でアクセントをつけるものよいでしょう。
子供が小さいうちは角があるような家具や、安易に登れてしまう家具は避け、安全性を重視したリビングキッチンを意識しましょう。子供が大きくなってきたら大きめのコーナーソファーや、ダイニングソファー置いて、家族で団欒できるようなリビングにしていくのもよいですね。
まとめ
リノベーションするからには将来を見据えて使いやすい部屋にしたいとおもってもなかなかうまくいかないものです。暮らしていく度に「こうしたほうがよかった」なんていくらでも出てきます。リノベーションは1回で済まそうとせず、ライフステージにあわせて行なっていくのが理想的ですね。しかし、何度もリノベーションするのお金と時間がかかります。そんな時はリビングキッチンの雰囲気を変えてみましょう。これだけで家全体がぐっと暮らしやすく、オシャレ空間に変わりますよ。