2018-11-02

シングルからシニアまで。ライフステージ別、理想の間取りを考える!

記事:&Reno
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人生のそれぞれのライフステージで、どんな家や間取りに暮らしてみたいか、考えたことはありますか?

人生も家づくりも、なかなか予定通りにはいかないもの。でも日頃から、理想の間取りをイメージしておけば、住宅購入やリノベーションのときに役立つかもしれません。
シングルからシニアまで、それぞれのライフステージのモデルケースを想定して、理想の間取りやインテリアについて考えてみました。

シングル:一人暮らし

シングルからシニアまで。ライフステージ別、理想の間取りを考える!
【case study】
大学を出て、新入社員として入社した会社で5年勤務。大学時代から住んでいたワンルーム・マンションから、ひとまわり広いマンションにお引っ越し。
【key words】
自由な暮らし
パーソナルなインテリア
【理想の間取り】
広めワンルーム(LDK+ベッドコーナー)
 
大学生や新入社員の間は、狭いワンルーム・マンションで我慢して暮らしてきたから、次に暮らしたいのは当然1LDK。でも、基本一人で生活している場合、特にベッドルームを独立させる必要はないはず。広いワンルームのほうが、開放感がある暮らしを楽しめるかもしれません。
友人が遊びに来たときに、ベッドが丸見えだとちょっと……と思うなら、オープンシェルフなどの家具や、ウッド・ブラインドでベッドコーナーを緩やかに仕切るのがオススメです。
結婚したら、インテリアも自分だけの意見では、決められなくなることが多いですよね。今しかできない、自分好みのインテリアを思いきり楽しみましょう。ソファ、ダイニングセットというお決まりの家具にもこだわらなくてOK。普通のソファのかわりに、一人用のカウチや、ゆったりしたパーソナルチェアでくつろぐのも良いと思います。

共働き:夫婦二人暮らし

シングルからシニアまで。ライフステージ別、理想の間取りを考える!
【case study】
30代前半で結婚。新居は賃貸のマンション。夫婦共働きで、平日は二人とも夜遅くまで仕事に追われる毎日。
【key words】
オン・オフの切り替え
家事の時短
【理想の間取り】
LDK+夫婦の寝室+ウォークインクローゼット+ルーフバルコニー
 
忙しく働く共働き夫婦。平日はゆっくり家でくつろぐことも、ままならないかもしれません。家事も時短したいので、キッチン、ランドリー、ウォークインクローゼットを隣接させて、家事動線を短くします。
寝室はリラックスして安眠できる空間にしたいところ。落ち着いた間接照明と、シンプルなインテリアで環境を整えて。二人の生活時間がずれてしまうことも多いので、身支度のためのクローゼットは別室にあるほうが便利です。本を読んだりパソコンを使ったりする場所は、リビングの一角に設けたワークコーナーで。
ゆっくりできる休日には、ルーフバルコニーでアウトドアの食事を楽しみます。

子育て世代:夫婦+就学前の子ども二人

シングルからシニアまで。ライフステージ別、理想の間取りを考える!
【case study】
30代後半で二人目の子どもが生まれ、住宅購入を決意。比較検討の結果、中古のマンションを購入して、リノベーションすることに決定。
【key words】
家族のコミュニケーション
子どもの成長
【理想の間取り】
LDK+子どもスペース+家族寝室+予備室
 
子育て世代にとっては、子どもが楽しく健康に育ってくれるのが、何よりの優先事項。そのためにも、家族のコミュニケーションが十分に取れる住まいが理想です。子どもが小さいうちは、夜は家族四人で川の字で寝る生活を楽しんで。子どもの自立心が芽生える年齢になったら、予備室を子ども部屋に変更します。
子ども部屋ができるまでは、目が届きやすいLDKの一角に、「子どもスペース」を設けます。ここが、遊びや勉強、子どもの持ち物やおもちゃの収納場所になります。子どもの持ち物は、子どもの手が届く範囲に取り出しやすく収納。収納場所をきちんと決めることで、片付けの習慣をつけることができます。
子ども用の家具や収納は、汎用性のあるシンプルな家具と収納ボックスなどの組み合わせで。成長に合わせて変更していけるもののほうが便利です。

シニア世代:夫婦二人暮らし

シングルからシニアまで。ライフステージ別、理想の間取りを考える!
【case study】
夫婦ともに60代を迎え、仕事は定年退職。二人の子どもが独立して、再び夫婦二人暮らしへ。家族で住んでいたマンションをリノベーションして、終の住処にすることを決心。
【key words】
バリアフリー
夫婦のほどよい距離感
【理想の間取り】
LDK+夫の寝室+妻の寝室+夫婦のホビールーム
 
家の新築やリノベーションは、あまり高齢になると、心身への負担が大きくなります。ぜひ60代ぐらいの元気なうちに、老後生活の拠点を整えておきたいものです。
まず、シニア世代の間取りで考えたいのは夫婦の別寝室。年齢的に眠りの質が落ちてくるので、それぞれの部屋でゆっくり寝たいという欲求が高まります。でも完全に別室にしてしまうのも、何かあったときに不安。直接行き来ができるような出入り口を設けた、隣り合わせの寝室なら理想的。
また、家事能力や体力も落ちてくるので、家事労働の軽減や生活動線を短くすることも意識しておきたいポイント。キッチンなどの家事スペースを必要以上に広くしない、お風呂の天井を高くしすぎないなど、コンパクトで手入れがしやすいインテリアを心がけます。
部屋の出入り口は引き戸にして、必要な時以外はオープンにして使うと暮らしやすく、お掃除もしやすくなります。できれば通路幅は、有効寸法で850〜900mm以上確保。万が一、車いすになった時にも安心です。
定年後の趣味を楽しむ夫婦のホビールームは、子どもたちが泊まれる予備室としての機能も待たせます。

おわりに

ライフステージ別、理想の間取りとインテリア、いかがでしたか?
ライフスタイルによっても、理想の間取りは人それぞれ。ご自身の理想の間取りを考える、ヒントになればと思います。