リノベのトレンド
2018.11.19
子育て母はここを見る!子育て環境の大切なこと
目次
1.子育ての母がお勧めする!子育てを考えた環境とは?
自宅購入を検討し始めるきっかけが「子供」という方も多いのではないでしょうか。「賃貸では手狭になった」「子供が育てやすい環境に住みたい」という理由で物件購入に踏み切る家庭はとても多いです。実際、私自身や周りの友人が自宅を購入した理由もまさに「子育て」でした。
子育てしやすい環境に住む事は子供だけではなく、親である私たちにもとても大切な事です。今回は、「子育て」をきっかけに物件購入を検討する際、大切にするべきポイントをご紹介していきたいと思います。
2.大切な事①安全な地域かどうか
子供が安全に暮らせる地域で物件を購入する事は、子供だけでなく、親である私たちも生活していく上で一番重要で外せないポイントです。
・治安の良い地域なのか
・大きな幹線道路や池など事故が起きやすい場所ではないか
・街灯がしっかり設置・管理され夜道が暗くないか
・歩行者が安心して歩ける歩道があるなどの交通整備がされている地域なのか
などが挙げられます。
物件購入する前に必ず実際に自分の足で歩いてチェックしましょう。子供が小さい頃は自宅周辺の公園などが主な生活圏ですが、成長するにつれて行動範囲はどんどん広がります。自宅周辺だけではなく、最寄りの駅までの道のりも確認するといいでしょう。また、昼と夜とでは地域の表情は全く違うものになる事も少なくありません。「街灯の有無」「公園・寺・神社などの死角になる場所」「不良の溜まり場」などの危険性があるかどうか夜の地域環境もしっかりチェックしましょう。
3.大切な事②施設の充実
子育てをする上で必要な施設が充実しているのかも大切ポイントになります。
・教育施設…託児所、保育園、幼稚園、小学校、中学校
・医療施設…病院、クリニック、夜間救急
・子供施設…習い事、公園、図書館、児童館
などが挙げられます。子供が通園・通学する学校が住宅の近隣にあれば、交通面で安心感がありますし、送迎の面倒もありません。ただ、学校と自宅があまりに近すぎると「行事の騒音」「雨天時の保護者の車送迎」などでストレスや危険をともなう事がありますので、極端に家が近すぎない事も大切かもしれません。
また、私立に通わせる選択肢があれば、バス・電車通学する可能性があります。そのような場合のバス・電車の沿線経路、所要時間もしっかり確認しておきましょう。
医療施設に関しては、特に子供が小さい場合、急な発熱やケガで病院に通う機会が多いと思います。小児科や耳鼻科に毎日通う場面もあるかもしれません。そのような時に、すぐに行ける医療施設が近隣にあれば大変便利です。病院は家族全員が利用する機会がありますので、どんな症状でも診察してもらえる総合病院が近くにある地域がおすすめです。病院に夜間救急があれば、更に心強い環境になるでしょう。
子育て施設に関しては、今は不要であっても今後子供が成長した時に必要な施設もしっかりチェックするようにしましょう。例えば、子供が小さい時は児童館や小さな公園で十分ですが、成長すると広い公園が必要になってきます。塾やスイミングなど通わせたい習い事があるのであれば、人気の施設が自宅から通いやすい場所にある事もポイントです。子供の成長で利用する施設はどんどん変わってきますので、今後を見据えて確認しておくといいでしょう。
4.大切な事③生活施設の充実
毎日の生活で必要不可欠なスーパーが自宅付近にある事は重要なチェックポイントです。子供が小さい時はベビーカーで徒歩という家庭も多く、自転車の場合でも子供と荷物を乗せて移動するだけでもかなりの労力と時間が必要です。スーパーが自宅付近にあるかのどうかで生活のしやすさは全然違ってきますので必ずチェックしておきましょう。大型ショッピングモールなどがあると、休みの日に家族で出かけたり、友人とランチできたりと更に生活が便利になります。
スーパーが閉店した後に利用できる24時間営業のコンビニ、病院の診療時間外時の応急処置用のドラッグストアという事から、スーパー・コンビニ・ドラッグストアの3つが自宅近隣にあるのが理想的です。
5.子育て支援の手厚さ
少子化の影響で多くの自治体が子育て世帯を呼び込むために様々な子育て支援策を投じています。隣町と子育て支援の手厚さが全然違って損得したということもよくある事です。
給付金や割引クーポンを発行している自治体もあります。エリアを絞りきれない時に「あればいいな、助かるな」と思う子育て支援策をしている地域を選ぶというのも1つの方法です。子育て支援については、各自治体のHPで確認することができますので是非チェックしてみてください。
6.親の住みやすさ
子供を育てる環境も大切ですが、親にとっても住みやすい環境かどうかというのも重要です。「通勤時間がかかる」「働き先がない」など親が暮らしにくい事で、子供に負担をかけてしまう場合があります。せっかく自宅を購入したのに家族でいる時間が減ってしまうのは寂しく残念な事です。
また、子供はいつか巣立っていきますが、その後も親は住み続けなればなりません。住み替えを検討するつもりであれば資産価値なども考慮する必要があります。
5.まとめ
いかがでしたか。今回ご紹介した全ての項目を満たす物件を見つける事は難しいかもしれません。物件購入にはタイミングや縁もありますが、購入する前から色々と検討しておく事は買い直しが気軽にできない住宅こそ大切です。家族のライフスタイルに合わせて、家族全員が暮らしやすい環境を頑張って探してくださいね。