リノベのハウツー
2020.11.19
「握り玉(にぎりだま)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集395
目次
■握り玉(にぎりだま)
「握り玉」とは、扉を開くときの取っ手の役目を果たす金物ののことです。業者によっては、握り玉のことをノブハンドルと呼ぶことがあります。
握り玉は電球のような丸い形をしており、握る部分が丸いのでつかみやすいという特徴があります。古いマンションやアパートなどは握り玉の取っ手を採用しており、素材はアルミニウムやステンレスなどでできています。握り玉の場合は、握ってから手前に引くとドアが開きます。
以前は多くの住宅で利用されていましたが、最近ではてこの原理でドアを開くレバーハンドルの方が人気です。
握り玉は中心に鍵が付いており、鍵を差し込んでから回転させると施錠します。また内側の握り玉は、中心部分が鍵穴ではなくサムターンになっています。サムターンを回転させると施錠や解錠が可能です。外側も内側も握り玉と鍵が一緒になっているので、デザインはコンパクトになっています。
施錠の仕組みがシンプルなので、DIYで握り玉を設置できるでしょう。値段も他のタイプのドアノブに比べて安価です。
握り玉にはさまざまなタイプがあり、大きく分けると4種類です。1つ目のタイプはチューブラ錠で、主に部屋のドアなどに設置します。2つ目のタイプはシリンダー円筒錠で、ドアの両側で施錠が可能です。握り玉の根元に小さなが穴が空いている場合は、シリンダー円筒錠なので覚えておきましょう。
3つ目はインテグラル錠で、握り玉にデッドボルトが設置しています。4つ目が表示錠で、主にトイレのドアなどに設置します。
(参考:ドアノブの種類と名前一覧~レバー・握り玉の外し方・交換方法も紹介 https://sq.jbr.co.jp/library/867#1)