リノベのハウツー
2020.11.18
「ロートアイアン」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集392
■ロートアイアン
「ロートアイアン」とは、錬鉄のことです。錬鉄とは溶鉱炉などを使った炭素の含有量が少ない鉄のことを指しており、鋼鉄の大量生産が行われる前に編み出された製鉄方法です。
なお、日本では錬鉄を使った家具についてもロートアイアンと呼ぶことがあり、ヨーロッパには鋼鉄を使ったハンドメイドのロートアイアンが人気を集めています。
各辞書・辞典からの解説
「ロートアイアン」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「ロートアイアン」とは、「錬鉄。」となっており、「錬鉄」とは、1つ目の意味が「よく鍛えた鉄。」、2つ目の意味が「炭素の含有量が0.2~0.02パーセント程度の軟鉄。鍛接性がよい。鉄線・釘などに用いる。鍛鉄。」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ロートアイアン」とは、「錬鉄に同じ。」となっており、「錬鉄」とは、「精錬した鉄。ねり」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「ロートアイアン」とは、「精練した鉄」のことであるとおわかり頂けたと思います。