リノベのハウツー
2020.10.04
子どもの自立にもつながる、おすすめの収納方法を分かりやすく紹介
子どもの成長とともに増えるおもちゃ。きれいに収納したいとは思うものの、子どもたちがすぐに散らかしてしまうので、片付かないという悩みを抱えている方もいます。
おもちゃをきれいに片付けるためのコツは、種類別に分けるのと仕分けをすることです。この2つのポイントを押さえておけば、きれいに片付けられるでしょう。
今回の記事では、おもちゃの収納方法を分かりやすく紹介しますので、小さな子どものいる家族の方はぜひ参考にしてください。
おもちゃが散らかる理由
おもちゃの収納方法を知るには、はじめに、おもちゃが散らかる理由を把握しておきましょう。理由が分かれば、具体的な対策を取れるからです。ここでは、おもちゃが散らかる3つの原因を紹介しますので参考にしてください。
どこにしまえば良いのか分からない
ぬいぐるみ、絵本、積み木、車やブロックなど、子どものおもちゃにはさまざまな種類や形のものがあります。そのため、いざ片付けようと思っても、どの場所にしまえばよいのが分からなくなるのです。
適当に片付けてしまうと、子どもたちが次の日にさまざまなおもちゃを引っ張り出すので、さらに散らかってしまいます。おもちゃを片付けるときには、前もってどの場所にしまうのかを決めておきましょう。
使わないおもちゃがある
子どもたちは、年齢によって興味が移ります。今までは大切にしていたぬいぐるみから、車へと興味が変わり、まったく使わなくなることもあるのです。よく使うおもちゃとあまり使わないおもちゃを一緒にして片付けると、散らかりやすくなるので注意しましょう。
片付けをするときには、おもちゃの使用頻度に合わせた収納が大切です。どのおもちゃで遊ぶのかをチェックしておきましょう。
また、おもちゃは年齢とともに増えていくので、遊ばなくなったおもちゃも増えていきます。場合によっては、使わなくなったおもちゃの処分も必要になるでしょう。
収納スペースが不足している
おもちゃの量と収納スペースのバランスが合っていないと、散らかりやすくなるでしょう。収納スペースに余裕が無い場合、子どもたちはおもちゃを引っ張り出しにくくなるので、使わないおもちゃも出してしまうのです。
そのため、収納スペースを作る際にはなるべく広めにとると良いでしょう。なお、収納スペースは子どもたちが出しやすい場所に保管しておくのが大切です。
おもちゃの収納方法
ここからはおもちゃの収納方法を紹介します。すぐに実践できる方法を紹介していますので参考にしてください。
種類によって収納場所を決める
おもちゃにはさまざまな種類があるので、種類ごとに分けて収納しましょう。例えば、ぬいぐるみなどの柔らかい素材でできたおもちゃは、かごなどを使って収納します。また、絵本や図鑑については、並べて収納すると良いでしょう。
種類ごとに収納場所を分ける際には、収納ボックスにおもちゃの名前や写真を貼っておくと便利です。おもちゃを片付ける場所がすぐに分かりますし、子どもたちに片付けをさせられるからです。
注意点として、収納場所を決めるときには、細かくし過ぎないようにしましょう。アバウトな分け方で収納すると、子どもたちが片付けをしやすくなるでしょう。
収納スペースにしまうおもちゃは7~8割程度にする
できるだけたくさんのおもちゃを、収納スペースにしまおうとしてしまいがちですが、きれいに整理するためには、おもちゃの量を制限しましょう。
理想は、1つの収納ボックスに7~8割程度のおもちゃをしまいます。そうすれば、次の日に子どもがおもちゃを取り出す際に、遊びたいものだけを引っ張り出せるからです。
また、棚に収納スペースを作るときには、棚にしまう収納ボックスの大きさにも注意しましょう。収納ボックスが大きいと、子どもたちがおもちゃを取り出しにくくなるでしょう。半分ほどの高さの収納ボックスにすれば、子どもたちにとっての使い勝手が向上して、自主的に片付けられるようになるでしょう。
使わなくなったおもちゃは処分する
子どもたちのおもちゃは増えていくので、必要に応じて処分することは重要です。使わなくなったおもちゃはフリーマーケットで売ったり、幼稚園に寄付したりできるでしょう。
なお、おもちゃを処分するときには、子どもたちと話し合って決めるのがおすすめです。その際、子どもたちがいらないおもちゃを処分できるように、お気に入りのおもちゃを選ばせます。そうすることで、子どもたちにも理解が得られ、仕分けがしやすくなるでしょう。
まとめ
今回の記事では、おもちゃの収納方法について紹介しました。きれいに片付けるには、しまう場所を前もって決めておくのが大切です。写真やネームプレートなどを用いて、どこに何をしまうのかを決めておくと良いでしょう。
また、収納スペースに余裕を持たせるとスムーズな片付けが可能です。スペースが足りないときには、子どもたちと相談しながら処分するのも良いでしょう。効率よくおもちゃを片付けることで、部屋をきちんと整理できます。