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2022.04.28

憧れの高層階暮らし!高層階のメリット・デメリットまとめ

憧れの高層階暮らし!高層階のメリット・デメリットまとめ


眺望が良くて人気なマンションの高層階。超高層マンションの高層階に住むことに対して、憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。しかしながら、高層階の物件は特有の注意点もあるのです。

そこで今回は、高層階暮らしのメリット・デメリットについて徹底解説していきます。
 

そもそも高層階とは何階から?

憧れの高層階暮らし!高層階のメリット・デメリットまとめ


大前提として「高層階」とは、何階以上のことを指すのでしょうか。
この疑問を紐解くには、「高層建築物」や「超高層建築物」と呼ばれる建物の基準を見ていく必要があります。

建物に関する法律や指針は多数ありますが、都市計画法施行令など多くの法令で取り入れられているのが「6階以上を高層階とする」という見方。


また、消防法などでは高さ31mを超える建物を「高層建築物」と定義しています。この基準を適用するならば、1階分3〜4mで計算した場合、8〜10階より上が高層階ということになりますね。反対に、1〜3階を「低層階」と表現するのが一般的です。

ちなみに、建築基準法などでは、高さ60m以上になると制限内容が変わってきます。このため、高さ60m以上の建物を「超高層建築物」と呼ぶことが多いようです。マンションの場合、おおむね20階以上になると「超高層マンション」と表現される傾向があります。
 

見晴らしのいい高層階のメリット5選

憧れの高層階暮らし!高層階のメリット・デメリットまとめ


超高層のタワーマンションを例に見ると、高層階になるほど価格が高くなっていきます。それだけ高層階は人気だということが言えるでしょう。高層階が人気なのは、次に挙げるような5つのメリットがあるからなのです。


1. 眺望が良く、開放感がある
高層階のメリットであり、最大の魅力と言ってもいいのが眺望の良さ。上の階になるほど周りを邪魔する建物がなくなるため、遠くまで見渡せる開放感を満喫できます。日中の眺望はもちろん、場所によっては花火や夜景など夜の眺望も楽しめるでしょう。


2. プライバシーが確保されており防犯性が高い
2つ目のメリットは、周りに建物がないのでプライバシーが確保されるという点です。特に都心部や住宅密集地のマンションでは、低層階だと周りの部屋からの視線が気になるもの。高層階であれば、例えカーテンを開けていても、外から覗かれる心配がありません。また、外から侵入することが難しいため、防犯性が高いというのもメリットです。


3. 日当たりや風通しがいい
周りに遮るものがない高層階は、日当たりや風通しの良さも抜群です。加えて、将来周辺に高い建物が建つようなことがあっても、高層階であれば影響を受けるリスクが少ないと考えられます。


4. 地上の騒音が届きにくい
外から入ってくる騒音として挙げられるのが、自動車の走行音、クラクションの音、通行人の話し声や子どもの騒ぐ声など。こうした騒音はほとんどが地上で発生するものですから、高層階までは届きにくいのです。


5. 室内に虫が入ってきづらい
虫が室内に入ってきづらいというのも高層階のメリットです。ムシッテクワールドの解説によると、一般的な蚊であれば3階程度の高さまでしか飛べません。ゴキブリも飛行能力はそこまで高くないため、虫嫌いの人にとっては安心できる環境かもしれません。

 

高いからこそ注意したい高層階のデメリット5選

憧れの高層階暮らし!高層階のメリット・デメリットまとめ


人気の高層階ですが、高いからこそ注意したいデメリットもあります。続いては、高層階のデメリットを5つご紹介していきましょう。

1. 低層階に比べて賃料や価格が高い
1つ目のデメリットは、高層階は人気と比例して賃料や価格が高い点です。都心のタワーマンションでは、上層階が広く特別仕様になっている場合があり、プレミア価格であることもしばしば。低層階や中層階に比べると、コストパフォーマンスは良くありません。


2. エレベーターが混雑し、地上まで時間がかかる
高層階から地上に降りるには、通常エレベーターを使います。ただ、エレベーターは途中階にも停まるため、すぐには到着しません。朝の通勤時間帯などはエレベーターを利用する人が多く、混雑する上に時間もかかります。


3. 地震や停電などによるリスクがある
最近よく取り上げられている問題として、高層階における災害時のリスクが挙げられます。高層階は地震の揺れが増幅される他、地上へ避難するにも時間がかかるのです。地震に限らず、停電時にはエレベーターが使えなくなったり、ポンプが停止して断水したりといったリスクも考えられます。


4. 日当たりが良いために室内が暑くなりやすい
高層階は日当たりが良い点がメリットですが、反対に夏場は暑くなりやすいというデメリットにもなります。頻繁にエアコンをつける必要があり、夏場の電気代が高くなりがちです。


5. 窓を開けられない場合がある
高層階は風が強いため、物件によっては窓が開けられない作りになっている場合があります。窓は開けられても、洗濯物の外干しが禁止されていることもあるので注意が必要です。

 

高層階がおすすめなのはこんな人!

ご紹介した高層階のメリット・デメリットを踏まえると、高層階は次のような特徴に当てはまる人が向いていると考えられます。

 ・眺望や日当たりの良さを何よりも重視する人
 ・家で仕事したり作業したりする時間が長い人
 ・生活する上で、周囲の騒音や視線などが気になる人
 ・住宅の購入資金や家賃の支払い能力に余裕がある人

眺望や日当たりの良さ、防犯性の高さなどを重視する人は高層階に向いています。ただし、高層階は購入価格や賃料が高くなる傾向にありますので、あくまでも経済的な余裕がある人向きと言えるでしょう。

一方で、頻繁に外出する人や、住宅費用のコストパフォーマンスを重視する人は低層〜中層階が向いています。
 

まとめ

憧れを持って語られることの多い高層階ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。人によっては、高層階よりも低層階や中層階の方が生活しやすい可能性もあるのです。

「人気だから」という理由だけで高層階を探すのではなく、自分のライフスタイルに合った階層の物件を探してみてはいかがでしょうか。
 

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