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2020.07.25

犬と快適に暮らすために床リフォームを。床材選びのポイントやおすすめをご紹介

犬と快適に暮らすために床リフォームを。床材選びのポイントやおすすめをご紹介


最近は犬を室内飼いすることが一般的となってきたようですが、犬が快適に過ごせる床材とはどのようなものなのでしょうか。

ここでは、犬が過ごしやすい床材のポイントについてご紹介します。また、日本の住宅の床に多いのはフローリングですが、実はフローリングは犬にとっては危険があるとされています。リフォームする際におすすめの床材についてもみていきましょう。
 

犬と暮らす家の床に求められるものとは

室内で犬が快適に過ごすためにはどのような床が望ましいのでしょうか。ポイントをみていきましょう。


滑りにくさ

例えば日本の住宅に多いフローリングは、犬にとっては滑りやすくて危険だとされています。フローリングのようなツルツルとして滑りやすい床は、足が空回りしやすく、自然と足に力が入ってしまうためです。日常的に足腰に負担がかかることにより、腰痛や関節症、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼、股関節形成不全などの病気になる可能性もあります。滑りにくい床を選ぶことは、犬の健康維持にもつながると言えるでしょう。


衝撃の吸収性

ソファや階段など、家の中には段差があることも多く、そこから犬が飛び降りることもあるでしょう。その際に衝撃が膝や腰に伝わります。また、床の滑りやすさなどによっては着地に失敗することもあります。そのような場合、床がある程度衝撃を吸収してくれる素材だと安心でしょう。


耐久性

犬と快適に暮らすために床リフォームを。床材選びのポイントやおすすめをご紹介


定期的に爪を切ることは必要ですが、それでも床には爪などによるキズが付きやすいです。引っかきキズなどに弱い床材だと、見た目が気になることもあるでしょう。キズが付きにくく耐久性のある床材がおすすめです。


遮音性

最近はマンションでもペットの飼育が許可されているところも多く、特にそのような共同住宅においては下の階に犬の足音や遊ぶときの音が響くこともあります。トラブルにつながらないように、遮音性のある床材を選ぶと良いでしょう。


掃除のしやすさ

犬と快適に暮らすために床リフォームを。床材選びのポイントやおすすめをご紹介


犬は食べこぼしや飲みこぼしをしたり、おしっこや嘔吐などで床を汚したりすることもあります。汚れてしまうことを前提に、手入れのしやすい床材を選びましょう。きれいにしておくことで床を衛生的に保ち、嫌な臭いが部屋に充満するのも防ぎます。
 

犬と暮らすご家庭に。おすすめのリフォーム床材

次は、室内で犬を飼う場合におすすめの床材についてご紹介します。見た目の好みや機能性などから、使いやすいものを選びましょう。


タイルカーペット

カーペットは滑りにくく、クッション性もあり衝撃を吸収してくれるため、犬の足腰にやさしい床材とされます。また、遮音性も期待できます。毛の部分が輪になっていないタイプであれば、爪が引っかかりにくく安全でしょう。

ただし、カーペットはダニの温床になることも多いため、防ダニ加工がされていると安心でしょう。おしっこや飲みこぼしなどを吸い込みやすいですが、タイルカーペットであれば汚れたところだけを洗うことも可能です。1枚もののカーペットよりも手入れがしやすいのもメリットでしょう。


クッションフロア

塩化ビニールを主原料とした柔らかい床材です。衝撃を吸収してくれ、遮音性もあります。大理石調や木目調などの柄のバリエーションもあるため、インテリアに合わせて選びましょう。抗菌性を持たせたものや、滑りにくいものなどもあります。耐水性があり、手入れがしやすい点も魅力です。

比較的安い価格がメリットですが、見た目が安っぽく見えることもあります。また、家具などの重たいものを置くと跡が残りやすいです。さらに、熱に弱く、キズになりやすいという欠点もあります。


フロアタイル

塩化ビニール製の硬い床材です。リアルな木目や石目のデザインで、見た目はおしゃれで高級感があるでしょう。耐久性は高く、キズが付きにくいです。耐水性があるため手入れもしやすいでしょう。ツルツルした表面の方が手入れはしやすいですが、滑りにくさを求めるならざらっとした表面のものや凸凹がある方がおすすめです。タイルのため、汚れなどが落ちない部分のみを交換することも可能です。

一方、表面は硬く衝撃の吸収性はあまり期待できない点がデメリットのひとつ。また、冬場はひんやりとするでしょう。


ペット用フローリング

フローリングのナチュラルな見た目を変えたくない場合におすすめです。通常のフローリングよりも滑りにくく加工されたものや、爪などによるキズが付きにくい耐久性を高めたものなどもあります。また、おしっこなどの臭いが付きにくいように加工されたものであれば、手入れもしやすいでしょう。
 

まとめ

室内で犬と暮らす場合には、犬の健康維持やストレス軽減のために、犬も快適に過ごせる床材を選んであげましょう。また、きれいに保つためには手入れのしやすさや耐久性も大切です。

犬が主に過ごす部屋のリフォームには、タイルカーペットやクッションフロア、フロアタイル、ペット用フローリングなどの床材がおすすめです。それぞれの機能性や見た目などを考慮して選びましょう。
 

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