リノベ不動産 renove fudosan 日本住を、愉快に。 ローン相談、物件探し、設計・施工、入居後のインテリア提案までリノベ不動産が一貫してサポート。 WEAR_ロゴ 日本住を、愉快に。

リノベのハウツー

2020.04.23

初心者でもすぐに分かる固定金利と変動金利!

初心者でもすぐに分かる固定金利と変動金利!

住宅ローンを借り入れる際、金利タイプをどうするかというのは迷いどころ。固定金利と変動金利の特徴をしっかり理解できているでしょうか。

今回は、初めて住宅ローンの借り入れを検討している人でも分かるよう、固定金利と変動金利の違いについて徹底解説していきます。

 

住宅ローンの仕組みを知ろう

初心者でもすぐに分かる固定金利と変動金利!

金利タイプの特徴について解説する前に、そもそも住宅ローンとはどのような仕組みなのかを見ていきましょう。


なぜ大きな金額を借りられる?

多くのローンでは、申し込み者に対して担保の設定が求められます。担保とは、債務者(ローンを借り入れた人)が返済できなくなった場合に、債権者(金融機関)が損害を被らないよう保証する仕組みのこと。

 住宅ローンの場合、担保として取得予定の住宅に抵当権が設定されます。抵当権が設定されても住民は普通に生活を送ることができますが、ローン返済ができなくなった場合には、債権者が住宅を差し押さえて競売にかけることできるのです。

(参考:R.E.words不動産用語集「抵当権」

金融機関にとって抵当権がリスクヘッジになるため、個人に対して多額のローンを融資することができます。


金利とは?

金融機関も企業ですから、お金を貸し出すことで利益を得なければなりません。そのため、住宅ローンを借りれば、当然利息を支払う必要があります。

この時、利息額の返済額に対する割合のことを金利と呼ぶのです。

(参考:auじぶん銀行「利回り、金利、利子、利息。違いは分かる?」

金利が一定になる固定金利

初心者でもすぐに分かる固定金利と変動金利!

住宅ローンの仕組みと金利の正体が分かったところで、金利タイプ別の特徴を解説していきます。まずは固定金利からです。
 
 
固定金利の特徴

固定金利とは、借入期間中を通して借り入れ時に決定した金利が適用されるタイプのこと。借り入れ時から完済時まで金利が変わらない「全期間固定金利型」と、一定期間で金利がアップする「段階金利型」があります。段階金利型の場合、アップした後の金利もあらかじめ決まっているのが特徴です。
 
 
固定金利のメリット

固定金利は借入期間中金利が一定になるため、次のようなメリットがあります。
 
● 最初から返済額が分かっているので、返済計画が立てやすい。
● 低金利時に借りると、借入期間中に金利が上昇しても影響を受けない。 
 

固定金利のデメリット

固定金利は返済額が明確なのでリスクが少ない分、それに対応したデメリットがあることは要注意です。
 
● 変動金利に比べて、当初の金利が高めに設定されている。
● 借入期間中に金利が下がっても、高い金利のまま借り続けなければならない。 

金利が時によって変わる変動金利

初心者でもすぐに分かる固定金利と変動金利!

続いては、変動金利についても特徴とメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
 
 
変動金利の特徴
変動金利とは、市中金利の動向によって借入期間中の金利が変動するタイプです。一般的に金利の見直しは年2回。金利が変動すれば総返済額も変動しますが、実際には総返済額の見直しは5年ごとという場合が多いようです。
 
(参考:スゴい住宅ローン探し「変動金利と返済額の関係を読み解く」
 
 
変動金利のメリット

借入期間中に金利が見直される変動金利には、次のようなメリットがあります。
 
● 借入期間中に金利が下がれば、総返済額が減る。
● 固定金利に比べて、当初の金利が低めに設定されている。 
 

変動金利のデメリット

一方で、金利が変動するのはリスクでもあり、次のような点はデメリットと言えるでしょう。
 
● 将来の返済額が不明なので、支払い計画が立てにくい。
● 借入期間中に金利が上がれば、総返済額が増えてしまう。 

どうやって選ぶ?

固定金利・変動金利の特徴を踏まえ、次はどちらを選ぶべきなのか見ていきます。固定金利・変動金利それぞれの向いている人の特徴をご紹介しますので、自身がどちらに近いか考えながらご覧ください。
 
 
固定金利が向いている人の特徴

固定金利は返済額が明確なのでリスクが少ない、というお話をしました。その一方で、変動金利に比べて当初の金利が高いというマイナス面もあります。こうしたことから、固定金利は次のような人に向いていると言えます。
 
● リスクをできる限り取りたくない安定志向の人
● 金融情報や経済情報に疎い人
● 長期間の住宅ローンを借り入れる人 
 

変動金利が向いている人の特徴

対する変動金利は、借入期間中に金利が変動するというリスクがあるものの、低金利であれば固定金利よりも支払い額が少なくなる可能性があります。こうしたことから、次のような特徴のある人は変動金利に向いていると言えるでしょう。
 
● 金融情報や経済情報を常にチェックしている人
● 将来的に収入増が見込めるなど、多少返済額が増えても対応できる人
● 短期間の住宅ローンを借り入れる人 

まとめ

固定金利と変動金利を選ぶ場合、どちらが正解・不正解ということはありません。考え方や経済状況によって、どちらを選ぶ方がお得なのかは変わってきます。ぜひ自身のライフプランと照らし合わせて、よりマッチする方を選びましょう。

SHARE

キーワード

こんな記事も読まれています

リノベーションご相談窓口

電話アイコン

0120-409-094

受付時間 平日10:00〜18:00
資料請求 & お問い合わせ 資料請求