リノベのハウツー
2017.09.01
ハズレを購入しないために!欠陥住宅を見抜くためのポイント
家の購入は一生のうちで最も高い買い物と言われるだけに、絶対に失敗をしたくないものです。 完全に自分が悪くハズレを引いてしまう分には諦めもつきますが、後から欠陥住宅だったということに気付かされるようなことがあれば、諦めがつきません。 欠陥住宅を掴まされないためには、最低限見抜くポイントをしっかりと把握しておくようにしましょう。
“素人が見極めるのは難しい”
まず、最初に覚えておきたいことは欠陥住宅を素人が完璧に見極めるというのは容易ではないということです。 専門的な知識があるわけではありませんから、どこをチェックすれば良いかも知らないわけですし、知っていたとしてもそれが良いのか悪いのか判別しづらいということがあります。 どれだけ知識を得たところで素人である以上は、完全に欠陥のあるものを避けるのは難しいのですが、最低限これだけは見ておきたいというところを知っておけば、大ハズレを引いてしまう可能性は抑えることができます。 中にはプロでさえ見落としてしまうことがあるだけに、欠陥部分を完璧に察知することはできなくても、素人でもポイントさえ抑えておけばしっかり避けることができる部分も大きいのでそのことはよく理解しておくようにしましょう。 素人では見てもわからないと諦めてしまうのもよくありませんし、逆に素人でも見ればわかると思い込んでしまうのは危険だということは頭に入れて起きたいところです。View this post on Instagram
“簡単な方法でも欠陥は見抜ける”
欠陥住宅を見抜くポイントは意外に簡単なことでわかったりします。 有名なものではビー玉を床においてみるというものがあります。 建物に傾斜があれば転がっていってしまいますから、転がりの勢いが強ければ建物が傾いているということを知ることができます。 水の入ったコップを床においてみることでわかることもあり、水面が揺れるようであれば耐震性に不安のある可能性が高いということを判断できます。 窓や戸の開閉がスムーズにできないのは、取り付けが悪いだけでなく建物自体が歪んでいる可能性があるため注意しなければならないポイントです。 同様に目で見てはっきりと隙間が空いているようであれば、可能性は高くなりますから素人目に見てもおかしく見える建物は欠陥が潜んでいると考えて良いでしょう。 水の染みたあとから雨漏りや水漏れがあるのではと判断をすることができるので、しっかり目で見て起きたい部分になります。View this post on Instagram
“プロに診てもらう手も”
素人でも診てわかるような部分というのは、しっかり勉強をしておけば避けることができますから、それほど問題となるようなことはありません。 軽率な判断をしなければいいだけなので、知識さえあれば恐れることではないのです。 怖いのは素人では判別がしづらいような不具合にあり、それが後になって大きな影響を与えるものの場合です。 このようなものは購入した後になって、問題が発覚して後悔することになってしまいがちなので厄介なのですが、これを避けるためにプロに診てもらうという方法もあります。 世の中には住宅診断というサービスがあり、購入を検討している物件に問題がないかプロがチェックしてくれるというものがあるのです。 素人では見抜くことができないような不備もしっかり見抜いてくれますから、高価な住宅を買うことを考えているのであれば、一度プロに診てもらうのも良いでしょう。View this post on Instagram
“まとめ”
欠陥があるかどうかを完璧に見抜くのは至難の業ですが、気をつけて観察をすれば素人でも分かる部分というのは決して少なくありません。 正しい知識を身に着けておけば、素人でも大ハズレを引く可能性は低くすることができますし、それに加えてプロに診断をしてもらえば欠陥住宅を購入してしまうリスクは極限まで低くすることが可能です。"