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2019.10.09
嫌な生乾き臭もこれで解決!室内干しの極意と便利アイテムをご紹介
梅雨の時期になるとどうしても増えてしまいがちな室内干し(部屋干し)。しかし、いざ洗濯して乾かすと嫌な生乾き臭がして洗濯しなおす羽目に。そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。
今回は、嫌な生乾き臭を防ぐコツと室内干しに便利なアイテムをご紹介します。
目次
生乾き臭の原因と室内干しのコツ
そもそも何故、室内干しをすると嫌な臭いがしてしまうのでしょうか?
その臭いは雑菌が原因と言われています。衣類についている雑菌が様々な要因によって増殖することにより、嫌な生乾き臭が発生してしまうのです。
では、どうすれば雑菌の増殖を防ぐことができるのでしょうか。
室内干しのコツその①「雑菌を増やさない」
雑菌を増やさないためには「洗濯後すぐに干す」「洗濯槽の洗浄」この2つが重要です。
実は洗濯では衣類についた雑菌を完全に死滅させることはできず、洗い流して数が少なくなっているだけなのです。湿ったままの状態で衣類を放置してしまうと、せっかく減らした雑菌がまた増殖し、嫌な生乾き臭の原因になってしまいます。
そのため衣類の洗濯が終わったら直ぐに干して雑菌の増殖を防ぐことが肝心です。
また、洗濯槽自体にも雑菌は存在していますので放っておくと増殖して衣類に移ってしまいます。
1年に1度は専用の洗濯槽クリーナーを使用して洗濯槽の除菌することをおすすめします。
室内干しのコツその②「雑菌を減らす」
雑菌を増やさない前に、そもそもの雑菌を減らせれば結果的に生乾き臭を抑えることができます。
雑菌を減らすコツとしては、「洗濯洗剤を室内干し専用のものに変える方法」があります。
一般的な洗剤には除菌効果のないものがほとんどなので、室内干し専用の洗剤を使用したほうが雑菌を減らす効果が期待できます。
室内干し専用洗剤は各メーカーから発売されていますのでお気に入りのものを探してみてください。また、洗剤以外にも柔軟剤や漂白剤に除菌成分が配合されているものもありますので併せて使用するとより効果的です。
洗剤を専用のものに変えるよりも更に強力な手段として「衣類を40℃のお湯に30分以上浸ける方法」があります。
衣類についている雑菌は40℃以上のお湯で殺菌できるものがほとんどなのでかなりの効き目があります。
ただ毎回、40℃以上のお湯に浸け置きするのは難しいので、湿ったまま放置してしまったような雑菌が増えてしまった衣類に行うのが現実的でしょう。
室内干しのコツその③「素早く乾かす」
生乾き臭を防ぐにはもう一つ重要なポイントがあります。それは「衣類を早く乾かすこと」です。
雑菌は乾燥すると増殖力が弱まるので、干した衣類を少しでも早く乾かすことが大切です。
勿論、衣類乾燥機や乾燥機能付きの洗濯機があればそれらを使用するのがベターですが、干し方やアイテムを使った方法でも早く乾かすことができます。
「衣類の干し方」…衣類が重なっている部分は乾きにくくなります。シャツは太めのハンガーを使ったり、ズボンは角ハンガーなどを使って筒状に干したりといった工夫で乾きやすくすることができます。
「除湿する」…干している室内の湿度が高いと乾きにくくなるため、除湿器や換気扇を使って部屋の湿度を下げると効果的です。
「風を送る」…風の流れがあると乾きやすくなります。扇風機で風を送ったり、衣類をエアコンの風があたる場所に置いたりすれば乾燥を早めることができます。
室内干しに便利なアイテム
嫌な臭いを防ぐ方法がわかったところで、室内干しに便利なアイテムをご紹介します。今回は早く乾かすのに重宝するアイテム。干すスペースが無い方やハンガーラックの見た目が気になる方にオススメのアイテムを集めてみましたので是非参考にしてみて下さい。
衣類を早く乾かすための便利アイテム
「8の字ハンガー」…今話題のハンガーで、シャツを掛けた時に肩の部分が開いて空洞ができ空気の流れが良くなります。通常のハンガーと比べると乾燥スピードが段違いで早くなるので非常にオススメのアイテムです。
「ズボンハンガー」…長方形の角にピンチが4つ付いているタイプのハンガーで、ズボンやロングスカートなどを広げて干せるので、乾きにくいズボン類もスピーディーに乾かすことができます。ピンチの部分が可動するものだと幅広い衣類に使用でき便利です。
「サーキュレーター」…サーキュレーターは扇風機に似た形状をしていますが、面に風を送る扇風機とは違い、一方向に強い風を送ることで室内の空気を循環させることができるのが特徴です。空気自体を入れ替えられるので、扇風機以上に衣類を乾燥させるのに適しています。乾燥用に導入するのであれば、首振り機能やタイマー機能付きのものを選びましょう。
室内干しのスペースがない時に便利なアイテム
「ドアハンガー」…フック部分が掛かる所があれば場所を選ばず自由に干すことができる便利なハンガーです。普段は折りたたんで収納するもの、扉の開け閉めの際に壁を傷つけないようなものなど、多くの種類があるので用途にあったものを選ぶことができます。
「天井吊り下げ式ハンガーラック」…天井から直接ハンガーラックを吊り下げることができるアイテムです。自由に上下させることが可能で、使わないときは生活の邪魔にならない優れものです。天井にユニットを設置する手間はあるものの、掛ける衣類によってはそのままインテリアに使えるほどのオシャレなアイテムです。
まとめ
天気が悪いと気持ちまで落ち込んでしまいがちですが、室内干しで気分よく洗濯することができれば、少しでも晴れ晴れとした気持ちになれるかもしれません。
今回、紹介した方法は1つよりも、2つ3つと併せて使うことでより効果が高まります。
まずは自分にできそうな方法を試していただき、余裕ができたら他の方法も取り入れて、気分が良い室内干しライフを目指しましょう。