その他
2017.09.01
熱帯魚の水槽はどのように配置するのが美しい?
美しい色彩の熱帯魚が美しく繁茂した水草の中を優雅に泳ぎまわる風景に魅了されて、アクアリウムを御自宅や身近な場所で始めたいと思い立った人もいるでしょう。どの程度の水量での飼育を想定するにしても、比較的管理も手頃にしたいのならばある程度のサイズの水槽が必要になります。となると配置後の見た目だけでなく安全面も十分考慮する必要があります。
“アクアリウムを設置する必須条件”
熱帯魚を飼育するために水槽を設置すると、水だけでなく底砂やフィルター・照明器具なども付属することになるので相当の重量を持つことになります。仮に地震による振動などで落下したり破損したりすると、階下への漏水や漏電事故などのリスクに直面することになるのです。 そこでまず設置場所は安定していて水平を保っていることが不可欠です。凸凹があると特定の箇所に荷重がかかり破損の恐れがあるからです。また全体で相当な重量を持つので、水を貼った状態で荷重に耐えることのできる場所に設置する必要があるのは言うまでもありません。60センチでも奥行きや高さのあるものだと、かるく100kgは超えてしまいます。さらにフィルターやヒーターなど電気を使用する器具が数多く使用することになるのでコンセントからの距離があまりないことも案外重要です。延長タップを多用するのは見た目に悪いばかりでなく安全面でも問題があります。View this post on Instagram
“設置場所を実際に確認する”
それではめぼしい場所の見当がついたら、設置場所の状況を実際に確認しましょう。水平の確認は水平器と言う大工さんなどが使用する専用器具で確認すれば確実です。水平機を設置する予定の箇所に置くだけで簡単に確認することができます。水平器自体はホームセンターで比較的安価に入手することが出来ます。重要なのは床が熱帯魚の水槽の重量に耐えることが出来るかです。あらかたの重量を計算したら、建物を管理している会社等に問い合わせることで確認できます。無理な荷重をかけると床が抜ける恐れがあるので、心配な方は30センチ程度のサイズの水槽で熱帯魚などの飼育を楽しむのもお勧めです。 ところで熱帯魚を飼育するうえで避けて通れないのが、コケの発生です。見た目に悪くなるばかりか、熱帯魚の体調管理が難しくなります。直射日光の差す場所は絶対に避けるようにしましょう。View this post on Instagram
“どこに置くのがお勧めか”
安全な配置場所などの確認が取れたら、いよいよお住まいのどこに熱帯魚水槽を配置するのか青写真を描いてみます。自宅の玄関はよく選ばれる場所と言って間違いないでしょう。確かに帰宅時にきれいなアクアリウム水景に接することができますが、鑑賞する時間が限定されるきらいがあります。王道なのは自宅のリビングに設置するというものです。ただしこの場合、定期的な水かえを意識する必要があります。水かえの度に周囲が水浸しになると言うのは出来れば避けたいものです。水かえや周辺機器をコンパクトにまとめる専用の水槽台などもありますが、相応の予算は必要です。 水回りや電源などもある程度、対処出来ると言うのであれば寝室などのプライベート空間に熱帯魚水槽を置くと言うのも一案です。サイズは限られますが、いつでも好きな時に眺めることが出来ると言うメリットを享受できるからです。View this post on Instagram
“まとめ”
美しい熱帯魚やきれいな水草が生い茂る水槽を自宅に設置したいなら、地震などに備えて安全面を配慮して設置場所を決定する必要があります。水平で荷重に耐えられることが必須条件といえます。これらの状況は水平器を使用したり不動産管理会社に問い合わせる等して確認を取りましょう。具体的な設置場所ですが、リビングや寝室などがお勧めです。"