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2017.09.01
捨てるの待った！コーヒーかすを有効活用する方法
自宅でドリップコーヒーを入れると必ず出るのが、コーヒーかす。これはそのまま捨ててしまうのが一般的です。しかし実はこれゴミやトイレの臭いを消したり、いやな害虫を寄せ付けなくしたり、食器をきれいにしたり、様々な用途で活用することができるんです。ただ捨ててしまうのは勿体無いので、コーヒーかすを有効に利用してみましょう。
“コーヒーかすの消臭効果が凄い”
コーヒーかすは、活性炭とよく似た多孔質構造をしているため、消臭剤として使うことができます。 コーヒーを入れた後のかすを発泡スチロールのトレーなど、適当な大きさの容器に入れて、一日干して乾燥させます。乾燥したら小さめの麻袋や、いらないストッキングなどに詰めるだけ。これで、手作りの消臭剤の出来上がりです。 あとはこれを臭いの気になる場所に置いておきましょう。生ごみ入れ・冷蔵庫・下駄箱・ゴミ箱の中・トイレなどがおすすめです。コーヒーの消臭効果がアンモニア臭によく効くため、トイレは特に有効です。 一週間程度が取り換えの目安ですので、定期的に取り換えましょう。面倒なら乾燥させなくても同様に扱うことはできますが、その場合は２日か３日程度で取り換えてください。 コーヒーの消臭効果は、活性炭の５倍とも言われており、しかもただで作ることができるのでとても経済的ですね。
“コーヒーかすは肥料や虫よけ効果も”
コーヒーかすは虫よけとしても有効です。一部の虫はカフェインの臭いを嫌がるといわれており、アリや蚊やナメクジなどには虫よけとしての効果があります。ナメクジの場合の使い方は簡単で、コーヒーかすをいてほしくない場所や、来てほしくない場所に撒くだけ、これでしばらく待てば、いつの間にかいなくなっています。 元が砕いた豆なので、多少庭に撒いても環境に影響がないのも便利です。ナメクジは家庭菜園をしていると、せっかく育てた植物を食い荒らしてしまうのですが、この方法だと農薬や殺虫剤を使わずに撃退できるので特におすすめです。アリの場合も同じように撒くだけ、行列ができている場所や、アリの巣の周りに撒いておきましょう。 また、よく乾燥させたコーヒーかすを、小皿などに盛って火を付けることで、蚊取り線香のように使うこともできます。ただし煙が多く出るため屋外で使用したほうがいいです。
“コーヒーかすは洗剤変わりとしても使える”
コーヒーに含まれる成分や、ざらざらした感触は、汚れを落とす際に都合がいいため、食器や調理器具を洗う際に、洗剤の代わりとして使うことができます。 スポンジに少しだけ付けて、鍋やフライパンをこすることで、軽い油汚れなら十分にキレイにすることができますし、消臭効果で食べ物のにおいも一緒に消してしまえます。瓶やコップの場合は、中に少量のかすと水を入れて、よく振ればきれいに洗うことができます。研磨剤のような効果もあり、汚れを削り落とすような使いかたができるため、フライパンに汚れがしっかりとこびりついてしまっているなどといった場合には、普通の洗剤以上に効果的です。 また、コーヒーかすの成分は弱酸性のため、アルカリ性の汚れの水垢や石鹸かすなどにも効果があります。お風呂場やキッチンシンクなどの水垢も、コーヒーかすでよく磨くことで、ピカピカにすることができます。 普段は何気なく捨ててしまうコーヒーかすですが、工夫次第で様々な用途に役立てることができます。 上記のほかにも、ぬいぐるみの中身として使用したり、土に混ぜて肥料として使ったり入浴剤にしたりなど様々な利用法があります。いろいろな使い道があるのにただ捨ててしまうのはもったいないので、ぜひ何かの役に立ててみてください。"
