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2017.09.01
注目を集めるモロッコインテリアの魅力をまとめました
感度の高い女性を中心に、注目を集めているのがモロッコインテリアです。異国情緒あふれるスタイルが魅力で、それでいて日本の部屋に合ったデザインを作り出せる点が人気になっています。自分らしい部屋作りが出来るモロッコインテリアについてまとめてみました。
“モロッコインテリアってどんなもの?”
モロッコインテリアは、アラビアンテイストとヨーロピアンスタイルが入り混ざった異国情緒あふれる人気のインテリアです。北アフリカのモロッコが長い間フランスの植民地だった歴史に、その成り立ちがあります。 モロッコインテリアの魅力は、アジア人にもなじみ深いリゾート風スタイルからイスラミックな宮殿のスタイル、モロッコの伝統的なサロンスタイルまで幅広い取り入れ方が出来るところでしょう。日本のどのタイプの部屋にも合わせられるので、カラフルでもシックでも自分らしさを演出するのに最適のコーディネートと言えます。
“カラフルな色使いが特徴”
モロッコインテリアの特徴は、なんといっても鮮やかなカラーリングでしょう。赤や紫といった原色を用いるパターンが多く、そこにイスラムの幾何学文様や金銀の装飾類が加わって、とても華やかな空間を演出できます。ナチュラルカラーにビビッドカラーを合わせる組み合わせなどにも向いていて、カーペットからソファー、ベッドまでをひとつのテーマにまとめやすい利点があります。クッションやラグを多めに使うので、季節ごとにコーディネイトをアレンジしたい人にもピッタリでしょう。
“暖色と寒色を上手に組み合わせて”
モロッコは床に座るのが生活の基本スタイルなので、日本の部屋にもモロッコインテリアがよく似合います。和室であれ洋室であれ部屋に取り入れるときは、暖色と寒色の組み合わせ方に気を配るとより一層印象を強められるでしょう。日本の内装はシックな寒色系が使われていることが多いため、壁にタペストリーやゴールドの装飾品を付けると暖色系のカーペットやクッションと馴染みやすくなります。また床の地色が見えないように大きなカーペットではなく、ラグを何枚かずらして重ねると暖色の深みがより引き立ちますからオススメです。あえて寒色系の壁や床をそのままに、モダンな雰囲気のモロッコインテリアにすることも可能です。その場合はクッションやテーブルクロスの模様をシンプルにすると、カラフルさを残しつつ色が主張し過ぎない、統一感ある雰囲気にまとめられます。
“アラビアンナイトの世界へ”
豪華な宮殿のスタイルは、最もモロッコインテリアらしさを感じられるので日本はもちろん、現地でも人気があります。室内を宮殿スタイルにまとめあげると、そこはもう映画の世界のようです。宮殿スタイルは、モロッコインテリアの中ではシックな色調がベースになります。濃紺のソファや模様が控えめなクッション、壁を飾る鉄製の装飾やモザイクタイル、豪華なシャンデリアなどひとつひとつが大きく重厚なのが基本的な特徴です。日本の部屋に大きすぎる家具や飾りはあまり現実的ではないため、アンティーク調の家具や飾りで取り入れる方法があります。モザイクタイルを数枚の組み合わせから壁に飾りつけてみたり、鏡の縁取りに金銀細工を施してみたりと、部分的に宮殿スタイルを取り入れると部屋の雰囲気がぐっと高まります。 自分オリジナルの宮殿スタイルの部屋で、アラビアンナイトの世界に浸るのもいいでしょう。
“同じ文化が魅力のモロッコインテリア”
日本と同じ床に座る生活から生まれたところに、モロッコインテリアの魅力は凝縮されているように感じます。モロッコインテリアに欠かせないのが大きな円形のクッションのププですが、日本人は初めてププを見ても迷わずに寄りかかってくつろげるでしょう。「これはどう使うんだろう?」と悩むことなく受け入れられるグッズは、ティーテーブルや長枕など他にもあります。同じ文化に端を発しているこの共通感が日本で人気になっている理由ではないでしょうか。色使いや飾り方が自由自在なモロッコインテリアは、これからますます注目されていくでしょう。"