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2017.09.01

減りつつある「瓦屋根」の住宅のメリット

減りつつある「瓦屋根」の住宅のメリット

近年、日本古来からある和風住宅の形が減少してきています。和風住宅の見た目の特徴といえばなんといっても瓦にあるといえるでしょう。かわらが減少している理由はコスト削減が一番ですが、それでもやはり 瓦屋根にするメリットは十分にあるといえます。では、どのようなところに利点を感じるかをいくつか見ていくことにします。

“夏は涼しく冬は暖かくなる”

瓦屋根のメリットの一つは、夏はすずしく冬はあたたかくなることです。瓦屋根の場合には、熱を吸収しないため2階の部屋が暖かくなりにくいといったメリットがあります。スレートの住宅などを考えると、2階の部屋は熱を吸収してしまうため熱くなりやすいですが、瓦は熱をはじき返すため部屋が不快になりにくいわけです。 逆に冬の場合には、保温機能が存在しています。これにより、屋根がわらがある住宅はある程度暖かい部屋を実現することが可能になります。もともと日本の住宅のつくりは、断熱性が考えられていることになりますのでこのような工夫が随所に見られるのも日本の昔の住宅の特徴といえます。瓦屋根にするためにはそれなりのお金がかかりますが、一通り瓦にすると200万円ぐらいはかかると考えておきましょう。その場合スレートの方が安くなりますがスレートは耐用年数が瓦の半分程度のため結果的にはそれほど金銭的な違いはありません。

“壊れた部分だけ直せる”

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壊れた部分だけ直すことができるのも、瓦屋根のメリットの一つです。よくスレートやトタン屋根などと比較されますが、トタン屋根の場合は一通りトタンをはがして新しくする必要があります。そもそもトタン自体は耐用年数があまり長くないため、定期的にすべてを新しくしなければなりません。およそ10年から15年に一度ははがす必要があるわけです。しかも、熱を吸収するため劣化しやすいのが欠点と言えます。 これに対してスレートの場合には、トタン屋根に比べてもそれほど耐用年数が短くありませんがやはり20年から25年に一度ぐらいは交換した方がよいでしょう。そうしなければ、雨漏りなどが発生してしまい住宅の耐用年数が著しく短くなります。根瓦の場合には30年から40年程度は長持ちすることが多いですが、仮にわれてしまった場合も考えられます。このようなときには割れた部分だけ交換すればよいため長い間交換をしなくて済むわけです。

“現在は種類も多くデザイン性に優れている”

一昔前の屋根瓦は、同じような種類ばかりでした。グレーのような色を使ったものが多く非常に味気なかった時代があったわけです。上から眺めると、どの屋根瓦も同じような色をして個性がありません。もちろんそのころはそれが当たり前と考えていましたので同じ色に対して疑問を持つ人はいなかったでしょう。 ですが最近は、屋根瓦も様々な種類が出てきています。形をデザイン性が高まっており、非常にきれいな形をしているのも少なくありません。改良を施しており軽量化されているのも魅力になります。屋根がわらの欠点の一つは、重さがあるため建物の耐震性が減少してしまうことでした。しかし、軽量化されたものが発売されており、しかも強度は以前と変わらなくなっているため地震が来た場合でも安心して住むことができるようになっています。このように、昔から変わらない良さを持ちつつも、新たに改良されておりさらに魅力が増しているといえます。 屋根がわらの家は、昔に比べると減少してきていますが依然としてその良さは残っているのが特徴です。その特徴の一つは、夏は涼しく冬はあたたかいことです。近年、断熱性や遮熱性などと言われていますが実はその最先端を行くのが瓦になります。 また、デザインも新しくなり改良されていることから地震などが起きても被害の少ない耐震性が強い住宅を維持しやすいのがポイントです。"

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