その他
2017.09.01
ドリルドライバーとインパクトドライバー、その違いは何？
ドリルドライバーとインパクトドライバーは似たようなモノになっていますし、同じ用途に使う事も出来るので間違いやすいという事があります。用途によった使い分ける必要もあるので、その特徴を把握して使う必要があると考えていいでしょう。ドリルとして穴あけに使う事が出来るのはどちらで、ネジ締めの時に効率的に使える所はどちらになるのかは特徴を知る事で分かるようになります。
“ドリルドライバーとは”
ドリルドライバーは回転のみの機能を持っています。ですから、基本的な機能としては穴あけ向けのものと考えていいでしょう。先端部のパーツを取り換えることで、ネジ締めに利用することも出来ます。そのため、これ一つあれば穴あけから、ネジ締めまで出来る万能工具という事になるのかもしれません。勿論先端のパーツを用意する必要はありますが、用途に応じたパーツをセットしていく事で、様々な用途に使用することが出来る用になります。穴あけについても、下穴をあけるというような用途にも使う事が出来るので、大きな穴をあけるときに、徐々に径を大きくして穴をあけていくというような事にも使う事が出来る。トルクという回転の力を調節するつまみがあるので、これで回転の力を制御することが可能で、ネジ締めの時の締め付け具合というものを調節することも出来るようになります。あまり強い力にするとネジをねじ切ってしまう事があるので、そうした力を調節することが出来るのです。
“インパクトドライバーとは”
インパクトタイプは回転だけではなく、その名の通りに回転方向にインパクトを加える事が出来る仕組みになっています。そのためドリルドライバーに比較して強い力でネジ締めを行う事が出来るというようになっています。このインパクトの機能があるので、強いネジ締めには向いているのですが、ドリルを使って穴をあけるというような事には向きません。場合によってはドリルが折れてしまうという事もあるので、注意をする必要があります。ドリルは形状を見ると分かるように、とても細長い形状をしているので、横からの力には弱い構造になっているので、折れてしまうことになるのです。基本的にインパクトタイプで使用するものでは無いと考えた方が良いでしょう。ネジ締めの用途に特化したものがこの工具という事になるのかもしれません。大型家具などのネジの締結などに向いているという事が言えるのかもしれません。
“ドリルドライバーとインパクトドライバーの違い”
ドリルドライバーとインパクトドライバーの違いは機能として回転機能なのかどうかと、回転にインパクトが加わるのかという事の違いがあるという事になります。そして、この事から用途もドリルドライバーが穴あけからネジ締めと広い用途に使用出来るのに対して、インパクトドライバーはネジ締めの用途に絞られるという事になるのかもしれません。 パーツの取付方法にも違いがあって、ドリルドライバーは取り付け部分を回すことで緩めてパーツを差し込んで、今度は取り付け部分を締める事で取付をする事になりますが、インパクトドライバーは取り付け部分を引っ張り出してパーツを差し込み、手を離すとセットされるという取付方法になります。また、ドリルドライバーはスピード調整が出来て、トルクの調整も出来るのに対して、インパクトドライバーはそのような事は出来ませんから、こうした違いがあるという事です。 ドリルドライバーとインパクトドライバーは似たような形状で、同じようにネジ締めの用途に使う事が出来ますが、機能も違うところがあり、出来る事と出来ない事が分かれている事もあるので注意をして使用する必要があります。穴あけなどに使用出来るのはドリルタイプという事になりますし、強い力でネジ締めをしたいのであれば、インパクトタイプという事になります。"
