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2017.09.01
「台所用漂白剤×片栗粉」で黒カビとおさらば!
“「台所用漂白剤×片栗粉」で黒カビとおさらば!”
黒カビへの対策として塩素系の漂白剤を使っている方は多いと考えられます。しかし、漂白剤は液体のケースが多いためカビへの密着力が少し足りない場合があります。そこで片栗粉と漂白剤を組み合わせるという方法がお勧めです。この方法であればカビへとしっかりと密着させることができ、漂白剤の効果を高めることが出来ます。
“①漂白剤と片栗粉を混ぜたペーストを作る”
作業を始める際にはまず手袋を装着します。これは漂白剤が手に付いてしまった時のためです。洗面器に片栗粉と塩素系の漂白剤を入れていきます。同じ割合で入れてOKです。入れた後は手で混ぜてペースト状にしていきます。片栗粉はよく混ぜないと上手く混ざらないことがあり、ダマになってしまうことがあります。ダマになると塗りにくくなってしまうので、ムラなく混ぜることが重要となります。片栗粉は液体に浮く性質を持っているため、片栗粉を入れてから漂白剤を入れた方が混ざりやすくなっています。片栗粉はコンビニで100円くらいで売っているので簡単に手に入れることが出来ます。残った片栗粉を料理に使用する場合は片栗粉の入れ物に漂白剤が付いてしまわないように注意しておきましょう。片栗粉を先に洗面器に入れてから、漂白剤の準備を始めるようにすれば安全にペーストが作りやすいです。
“②カビているポイントに塗って放置する”
次に黒カビがあるところに作ったペーストを塗り込んでいきます。カビは得てして溝などに出来やすく、いかにしっかりと塗り込めるかが掃除の成果に大きな影響を及ぼします。手袋を付けた状態で指を使って塗り込むのがポイントです。この時に手袋が破れてしまったり、漂白剤が染み込んできたりすると大変なので掃除用の手袋を着用することが非常に重要となります。塗り込んだ後はすぐに流しません。ペーストがカビの部分にしみこむまでに時間がかかるからです。片栗粉の粒子は小さいので隙間にしみ込ませることが簡単にできます。しみ込ませた後、放置する時間は5分程度が目安です。この時間が長すぎるとゴムの部分が傷んでしまう恐れがありますが、短すぎるとしみ込んでいかないので5分という数字が大切です。染み込ませた状態でそのまま忘れてしまうことが無いようにタイマーなどを設定しておくことをおすすめします。
“③シャワーで流す”
5分間放置したらいよいよ流していきます。この時にはシャワーを使用するのですが、温度の目安は50度となります。これは高い温度で流すことによって次に出来る可能性のある黒カビを予防するためです。50度というと一般的に使用されるシャワーの温度よりも熱いので、体に当ててしまわないように注意しておきましょう。最近のシャワーの中には安全性を重視して50度の水温にはならないように作られているケースがあります。その場合はその水道から出せる最高の温度でOKです。ペーストには流動性があるのでシャワーをかければ自然と流れていきます。シャワーをかけながら指でこすったりすると手袋ごしでも火傷の恐れがあります。どうしてもペーストが取れないという場合はお湯の温度を下げて安全性を確認してから、手袋ごしに指を使うようにしましょう。全て流しきれれば完了となります。
“まとめ”
片栗粉を掃除に使用するのは少し珍しいですが、漂白剤をペースト状にするにはうってつけといえます。臭いもあまりなく、危険な反応をしたりすることもないので安心して使用できます。この掃除の仕方において注意するポイントはペーストを付けて放置しすぎないことと、熱いシャワーで火傷しないことの2つです。それさえ気を付けていれば問題はありません。"