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2017.09.01
部屋に染み付いた独特のにおいの抑え方
“部屋に染み付いた独特のにおいの抑え方”
楽しいお出かけの後に帰宅したときに、独特の部屋のにおいがこもった状態であると、楽しかった思い出も半減してしまいます。長く部屋にいると気づきにくいものですが、実は部屋の中の様々な部分ににおいの原因が潜んでいるのです。 帰宅して玄関ドアを開けた時に爽やかな気分になれるように、におい対策をしておくと安心です。
“カーテンを洗う!”
においの原因で挙げられるのがカーテンの存在です。カーテンは大きな布ですので、染み込んだにおいを少しずつ継続的に放出する原因の場所となっていることが多く見られます。 家の中で料理をしたり、さまざまな芳香剤を使用したり、洗濯物を干したりすることによって、におい成分が布に吸着されます。その独特のにおい成分はカーテンを使用している間に常に空気中に放たれていきますので、思い切ってカーテンを洗ってしまうということが解決策となる場合が多いです。 カーテンの大きさにもよりますが、洗濯機で洗うことのできる素材のものが多いために、ぜひ一度洗濯してみることをお勧めします。気になっていた部屋の嫌なにおいが、カーテンの洗濯で改善したという人も少なくありません。洗うことが困難な大きさである場合には、市販の抗菌防臭効果のある洗浄スプレーを吹き付けるということも効果的です。
“毎日換気をする!”
締め切った部屋の中では、だんだんと空気が淀んでいきます。たまった生ゴミやヌルヌルの排水口から、部屋干しの洗濯物や脱ぎ捨てた服からなど、においの要因となるものは多く室内にあることはご存知のとおりです。しっかりと窓を開けて、部屋の中の空気をすっきりと入れ替えるということも、におい対策の優れた方法であると言えるでしょう。 気になるにおいを含んだ空気を入れ替えるだけでも、かなりの効果が得られます。窓を開けたままにすることが難しい場合には、換気扇を一定時間回し続けることで室内の換気が完了します。締め切った状態では衛生面においても好ましい状態とは言えませんので、常に換気を行い新鮮な空気を室内に導入するということを心がけておくことが必要です。 屋外からの花粉や有害物質が気になるという方は、家電メーカーのエアクリーナーを利用するというのも良い方法でしょう。
“布団シーツ・カバーを洗う!”
人間は寝ている間に多量の汗をかくと言われています。汗は布団やシーツ、布団カバーに吸収されていきますので、それらが独特の匂いの原因となるケースも多いです。布団にこもった汗による水分は、細菌やカビにとって繁殖するための好条件となりますから、毎日しっかりと乾かすということも心がけたいところです。 シーツや布団カバーなどは、定期的に洗って清潔を保つことがベストです。洗ってきれいになったシーツを使う時は、とても気持ちが良いものです。におい防止の観点だけでなく、ダニの発生によるかゆみ防止や、喘息の原因となるホコリの除去など、さまざまな良い効果があります。 大きな布団の場合には、自宅で洗うことができないものもありますので、専用の業者に依頼して洗ってもらうという方法が良いでしょう。カーテンと同様に大きな面積を占める布製品ですので、清潔にしておくということがとても重要です。
“まとめ”
芳香剤や脱臭スプレーなどを利用するというのも対策として有効ですが、根本的な原因を探してしっかりと断つという方法も大変効果的です。洗えるものはしっかりと洗い、空気を清潔で新鮮な状態にしておくということが、良い対策となるでしょう。これらの方法を実践することで、独特な部屋のにおいはかなり軽減できるものです。爽やかで快適な生活空間を実現するために、ぜひ試してみてください。 "