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2017.09.01
2018年住みたい街1位の横浜は、歩きに魅力あり
目次
"2018年住みたい街1位の横浜は、歩きに魅力あり"
2018年のランキングで関東で住みたい街1位に選ばれた横浜は、「歩ける」ところが魅力の街です。観光名所やショッピングエリアが徒歩圏内なほか、横浜駅は天気の心配なくデパート巡りが出来ますし、公共交通機関も充実しています。そんな横浜の魅力と、ランキング上位の街について見ていきましょう。
"2018年の住みたい街1位は横浜"
不動産住宅サイトの2018年のアンケートで、横浜が関東で住みたい街の1位に選ばれました。
このアンケートでは、それまで東京の吉祥寺と恵比寿が1位を争ってきています。今回から調査対象者を増やし、解答項目にも変化を加えたことで、関東の人気の街がより詳しく判明するようになっていました。
その中で1位を獲得した横浜は、元々吉祥寺と恵比寿に次ぐ順位に付けていた点からも、多くの人に支持されたことが分かる結果となりました。
"1位の理由は、名所も買い物もみなとみらいも「歩ける」から"
横浜が住みたい街1位になった理由には、「歩ける」魅力が挙げられるでしょう。
横浜を代表する港や観光名所、ショッピングエリアの多くが、横浜駅や桜木町駅、関内駅、石川町駅の徒歩圏内にあります。これらの駅は歩いて移動することが可能で、駅と駅の間にもショッピングモールや歴史史跡、老舗の洋食店などがあって、移動そのものを楽しむことが出来るのです。
実際に住む目線で見ると、横浜駅の充実ぶりが評価が高いでしょう。中央地下通路で東口と西口が結ばれ、高島屋やそごう、ルミネ、パルコといったデパートを雨の心配なく歩いて回れます。東西の地下街も合わせて数百の店舗が並び、普段の買い物からちょっとした贅沢まで、揃わないものがありません。
また、横浜駅と桜木町駅をつなぐみなとみらいエリアは、タワーマンションの建設ラッシュで人口が一気に増加し、住みたい街の象徴になっています。公園やショッピング施設、病院が整い、最新設備の揃った街を潮の香りの中散歩していると、これぞ横浜という雰囲気です。
そして、山下公園から横浜駅まで海沿いのエリアが再開発され、海を臨む散策コースがつながってきました。そのコースの中には、有名な中華街や赤レンガ倉庫、夜景が美しい大桟橋、ヨットの帆の形をしたインターコンチネンタルホテルまで、横浜のイメージそのもののスポットが連なります。
これらは歩いて楽しむのはもちろん、路線バスより安く乗れる観光周遊バスや、レンタサイクルで巡れるのもポイントでしょう。加えて各交通機関がフリーパスを用意しているので、横浜の各地に住み、週末にフリーパスで横浜中心地に出て来てデートや買い物を楽しむ生活も可能です。
電車やバスを上手に利用しながら、歩いて楽しめる街。そんな魅力が、横浜をランキングトップに押し上げたと言えるでしょう。
"郊外の街武蔵小杉や海老名も将来性に期待"
関東の住みたい街ランキングでは、郊外の街が上位に入ったのも特徴的でした。
横浜と同じ神奈川県の武蔵小杉が代表格で、駅前が再開発で華麗に生まれ変わり、タワーマンションで子育て世代が急増しているため、街の将来性に期待が集まった結果と見られます。
もうひとつ、神奈川県から入った海老名市が注目です。元々小田急線で新宿と直通しているほか、まもなく在来線の相模鉄道がJRと東急東横線に乗り入れることで、渋谷や新幹線の新横浜駅とも直通します。アクセスの利便性が高く買われ、年々順位を上げている成長期待株と言えるでしょう。
この他にも、大宮や浦和が上位に入り、住みやすさのイメージに変化が感じられるランキングとなりました。
"横浜の持つポテンシャルが反映されて"
あまり知られていないのですが、横浜は人口最大の地方都市です。つまり、東京の次に日本で最も大きい街なので、生活のしやすさは以前から非常に高かったのかなと思います。そうした横浜の持つポテンシャルが、みなとみらいの開発や地元プロスポーツの活躍などで少しずつ知られるようになり、ランキングにも反映されたのではないかなと感じました。
デートや家族連れのお出かけ、趣味の散策など、幅広い楽しみ方が出来る街なので、ぜひ一度訪れて横浜らしい空間を自分の足で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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