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2017.09.01
映画ファンやグルメの方におすすめの「ロケ地」の食堂巡り
目次
”映画ファンやグルメの方におすすめの「ロケ地」の食堂巡り”
映画好きにもグルメ好きにもたまらない「ロケ地」の食堂巡りはいかがですか?映画の世界には、美味しそうな料理や雰囲気のある食堂がたくさん登場します。登場人物の気分を味わうために、ロケ地で同じメニューを注文してみて下さい。スクリーンからは伝わらない味や匂いを堪能できるのもロケ地の食堂巡りの醍醐味です。
”「しあわせのかおり」の大野湊食堂”
「しあわせのかおり」は、病気を理由に店を畳もうとする店主と彼に弟子入りを志願する若い女性の心の交流を描いた映画です。舞台となるのは、金沢の港町にある大野湊食堂という中華料理店です。映画には、その厨房で作られる美味しそうな中華料理がたくさん登場します。調理シーンも満載なので、料理が完成するまでの臨場感を楽しみたい人にもおすすめです。大野湊食堂は北間駅から約3km離れた所にある大野のみなと橋のたもとにあります。
食欲をそそる赤い暖簾にはラーメンの文字が白抜きされており、庶民的な設えの店内にはノスタルジックな雰囲気が漂います。この店の一番の人気メニューは醤油ラーメンです。煮卵とチャーシューがのったラーメンは、シンプルな味付けながら後を引く美味しさです。チャーハンとセットで注文することもできます。ランチタイム限定の惣菜が用意されているので、昼時が狙い目です。
”「さよなら、クロ」のまんぼう食堂”
「さよなら、クロ」は、高校に住み着いた野良犬クロが巻き起こすハートフルな物語です。クロとの触れ合いを通して、生徒たちの成長も描かれています。優しいクロの存在にいつしか教員たちの心も癒されていき、学校にとってなくてはならない存在になります。この映画のロケ地の一つとなっているのが、長野県松本市に実在するまんぼう食堂です。松本駅から約3kmの距離にあります。この食堂は生徒の実家という設定で使われているため、映画の中で度々見ることができます。
懐かしい佇まいの建物に一歩足を踏み入れると、昭和の時代にタイムスリップしたかのようなレトロな空間が広がります。まるでおばあちゃんの家のようなアットホームな雰囲気が魅力で、昼時になると多くの常連客で賑わいます。店の人気メニューは、自家製の手打ち麺を使ったラーメンです。澄んだスープによく絡む麺の食感は、ここでしか味わえない特別なものです。
”「海街Diary」の文佐食堂”
「海街Diary」は、湘南を舞台に繰り広げられる異母姉妹の物語です。父親の死をきっかけに離れて暮らしていた異母妹が合流し、4姉妹の共同生活がスタートします。様々な出来事を通して深まる家族の絆は、多くの観客の涙を誘いました。この映画に登場する文佐食堂は、片瀬江ノ島駅から約1kmの距離にあります。こじんまりとした食堂の中には昔懐かしいパイプ椅子が並び、各テーブルには箸立てや胡椒入れなど昭和の食堂に欠かせないアイテムが揃っています。
壁にずらりと並ぶメニュー表は、どれにするか迷ってしまうほど種類が豊富です。海に近い立地ということもあり、特に海鮮メニューが充実しています。この店の人気メニューは、江ノ島の名物グルメとして有名なシラス丼です。また、たっぷりのサザエを卵でとじたサザエ丼も人気メニューの一つです。
”映画で見た食堂に行ってみよう!”
どの食堂もレトロで雰囲気があって素敵です。私もロケ地に飛んで行って、登場人物が食べた料理を味わってみたくなりました。映画を見た直後にロケ地の食堂巡りをするのも面白いかもしれません。登場人物に思いを馳せて食べれば、更に美味しく感じることでしょう。今回ご紹介した映画以外にも、印象的な食堂が登場する作品が多数あります。映画を見ていて気になる食堂が出てきたら、インターネットなどで詳細情報を調べておくようにしましょう。
私も映画を見る時には必ずメモを取るようにしています。また、先にロケ地の食堂を巡ってから映画を見るのもおすすめです。食堂のシーンで料理の味が蘇ってくるので、不思議な感覚を体験できます。今度の休みを利用して、私も久しぶりに映画のロケ地の食堂に行ってみようと思います。
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