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2017.09.01
ハーバリウムのバリエーションを楽しもう
最近インスタなどで人気のハーバリウムをご存じでしょうか。ハーバリウムとはドライフラワーを特殊なオイルにビン詰にしたフラワーアレンジです。ドライフラワーのみと違い、美しい色合いを1年程楽しむことが出来るため、インテリアとして人気が出ました。今回は様々なハーバリウムの楽しみ方を紹介します。
目次
“ハーバリウムの基本、アジサイから始める”
ハーバリウムはビンに入れる花の種類や色によって、様々な雰囲気を作り出すことが出来ます。ドライフラワーやプリザーブドフラワーと一言でいってもその種類は数多くあります。そこでハーバリウムを始めるのにお勧めなのが、アジサイです。アジサイは小花が多くまとまりがある花なので、ハーバリウム全体の色を決める役割をします。また、アジサイは赤系や緑系、青系などシーズンに合わせた使い方をしやすい色が多いので便利です。例えば、夏であればマリンブルーのアジサイをメインに組み合わせれば、淡く透けて涼しげな雰囲気のハーバリウムを作ることが出来ます。また、緑系を使えば春先の暖かい雰囲気を作り出すハーバリウムを作り出すことも可能です。
“カラフルなハニーテールをハーバリウムで活用する”
ハニーテールはなかなか聞き慣れない方も多いかもしれません。ハニーテールを想像しやすく表現するなら、猫じゃらしの小さいものです。少量で可愛らしく、華やかな印象を持たせることが出来ます。ハーバリウムのビンは小さく細いものを使うことが多いので、華やかな雰囲気を出したいときにぴったりの花です。ハニーテールはピンク色や黄色、白色、緑色など色も豊富なので、いろいろな花とも組み合わせやすく、とても使いやすい花でもあります。色ごとにビンに詰めて並べても可愛いですし、他の花と組み合わせてシーズンごとに変えてみても面白いでしょう。
“アクセントを作り出すペッパーベリーで違う雰囲気を楽しむ”
ペッパーベリーとは名前の通り、胡椒の香りのする赤い実です。ペッパーベリーは乾燥すると綺麗なピンク色になり、小さなまん丸の実が可愛い花材です。元々は可愛らしいピンク色が特徴の花材ですが、緑や黄色、また青色などに着色されたものも販売されています。ハーバリウムのビンの中で、花の間にペッパーベリーの実を置くことでアクセントになります。先で紹介したアジサイなどの花のみを使用すると、全体的に淡い雰囲気を作り出すことが出来ますが、ワンポイントやアクセントを作り出したい場合はペッパーベリーに代表される実を使用すると、また違った雰囲気を楽しむことが出来ます。
“色で楽しむハーバリウム”
ハーバリウムにはインテリアとして花材を楽しむという他に、人に癒しや元気を与えるという効果があります。ビンに入れる花材によって、様々な色を表現することが出来ます。ハーバリウムの数多く表現される色の中でも、人気があるのがオレンジ系統です。オレンジ色は喜びや元気、明るいといったポジティブな印象を強く受けるのでいろんなシーンで使えます。オレンジ色の花材としては、先で紹介したハニーテールやペッパーベリーなどもあります。ハーバリウムを好きな花材で始めてみても良いですが、好きな色から始めてみるのもおすすめです。
“桜の花びらを思わせる淡いピンクが可憐なボトル”
ハーバリウムは細長いビンに入れるのが一般的ですが、最近では電球型のビンや丸みをおびたビン、またドロップ型のビンなどビンの種類も豊富です。使用する花だけでなく、使用するビンによってもまた違った雰囲気を作り出すことが出来ます。例えば、桜をイメージにハーバリウムを作成する際、細長いビンより丸みをおびたビンやドロップ型のビンなどを使用すると、春先の暖かいイメージを醸し出してくれます。選んだビンにピンク系の花と白色のペッパーベリーを組み合わせるだけで、簡単に作ることが出来るでしょう。ハーバリウムは選ぶ花材、選ぶビンによって、自分らしい雰囲気を作り楽しむことが出来ます。
“ハーバリウムを楽しむ”
今回紹介したのは、ハーバリウムのほんの一部です。ハーバリウムは使用する花材、使用するビン、そして飾り方によって様々なバリエーションを楽しむことが出来ます。ハーバリウムは花材とビンとオイル、花を並べるためのピンセットがあれば簡単に始めることが出来ますから、それも最近のハーバリウムブームの大きな要因です。ゆらゆらと揺れ、光に透けるハーバリウムボトルはおしゃれを楽しみたい方に癒しや元気を与えてくれます。そのシーズンに合わせたハーバリウムを作成してみたり、部屋のインテリアに合わせたり、また同じ色合いで何本も並べてグラデーションを楽しむなど自分らしい楽しみ方を見つけてください。"