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2017.09.01
レトロモダンホテル”SAKU REN JIMBOCHO”が幻の蓄音機、クレデンザを導入
レトロモダンをコンセプトとしたホテル「SAKU REN JIMBOCHO」が、2018年2月1日に神保町にてオープンします。このホテルでは、幻の蓄音機として知られる『クレデンザ』が導入されます。オーディオ好きの方必見のこのサービスについて、詳細をご紹介します。
”「クレデンザ」とはなに?”
クレデンザはヴィクター社により1926年に製造されたモデルで、音色や音質、音量の素晴らしさから「希代の名機」「蓄音機の神様」、そして「幻の蓄音機」など様々な異名で人気を博しました。 ホーンの長さが1.8メートルに及ぶものが最高峰モデルで、発売当時はなんと1台の値段が家1軒分に相当するほどの高級品だったようです。発売から90年以上経った現在でも多くの人に愛されています。
”「SAKU REN JIMBOCHO/サクレン神保町」とはどんなホテル?”
https://www.instagram.com/p/BbMO-vvFyrY/?taken-by=saku_ren_jimbocho 株式会社リヴホテルが運営し、新たに神保町にオープンするレトロモダンがテーマのホテル。和室の要素も兼ね備えた、和洋折衷の造りになっています。 インテリアのおしゃれさだけでなく、高級なベッドを用いて快眠を提供するなど、様々な癒しを得ることができます。数多くの宿泊施設の経営コンサルティングを行ってきた株式会社咲楽が、インテリアデザインやコンセプトを企画したため、オーディオ以外にもこのようなプロフェッショナルのこだわりを取り入れています。 また、神保町は古書店が軒を連ねる「本の街」として知られていますが、本だけでなくアナログレコードも多く扱われています。世界最大規模とも評され、海外からも多くの人が集まるエリアです。ホテルの中にいても外にいても、レトロな音楽の世界を楽しめるのです。
”気になるサービス詳細は?”
手巻蓄音機 ヴィクトローラ『クレデンザ』は利用者の共有スペースにあり、そこにヴィンテージレコードを再生することで、ホテルにレトロな雰囲気を作り出します。1920年代当時の音で楽しめるため、タイムスリップさながらの体験ができると言っても過言ではないでしょう! 蓄音機は客室にそれぞれ設置されているわけではないですが、バング&オルフセン社のB&O PLAYシリーズとして登場したBeoPlay H6というヘッドフォンを無料で借りることができます。共有スペースではレトロなオーディオを、客室では現代の緻密できれいなオーディオを楽しむことができます。
”まとめ”
いかがだったでしょうか?ホテルに泊まるとなると、「寝られれば十分」などとこだわらない方がほとんどでしょう。しかし、このようなコンセプトを強く感じて楽しむことができるホテルに泊まるのも、新たな旅の楽しみになってくれるのではないでしょうか?