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2019.12.22

掃き出し窓とは?その由来とメリット・デメリットについて紹介します

掃き出し窓とは?その由来とメリット・デメリットについて紹介します

住宅を購入する時に窓はとても重要です。窓からの光、風通し、防犯性能など、窓一つ取ってもこれだけ見なければならないからです。

窓には様々な種類がありますが、今回、この記事では一般的に使われる掃き出し窓について説明し、そのメリットやデメリットについて紹介していきます。

掃き出し窓とは?

掃き出し窓とは?その由来とメリット・デメリットについて紹介します

掃き出し窓とは、床から天井近く、または天井までの高さがある窓のことで主にリビングからベランダ(バルコニー)に繋がっています。左右に引いて開け閉めするものから上下スライドさせるもの、外に押し出すタイプなど種類は様々あり、生活スタイルによって適した窓を選ぶことになります。

掃き出し窓の由来
掃き出し窓は元々ほうきで掃除をしていた時代に家の中の埃やゴミを外に掃き出す為に存在していました。その為、今のように大きな窓ではありませんでした。時代は変化し掃除機が普及したことにより、ゴミを外に掃き出す必要がなくなった為、掃き出し窓はベランダを出る「テラス窓」としての役割を持つようになったのです。

掃き出し窓のメリットとは?

次に掃き出し窓のメリットについて紹介していきます。

窓が大きいので採光・風通しが良い
たくさんの自然光を部屋に取り入れたい場合、掃き出し窓は最適な窓と言えます。床に接しているので、遮ることなく太陽光を部屋の中に入れてくれます。

採光が良いと昼間は電気をつけなくても良いので、ちょっとした節電にもなりますし、太陽の光を浴びることは健康にも良いとされているので大きな窓から採光を浴びるというのは生活をしていく上ではとても重要になるのです。

また、風通しも生活をする上でとても重要なポイントになります。部屋の天敵といえばカビです。これは室内干しの洗濯、料理、または呼吸をする時に発生する水蒸気で湿気が発生して、カビが生えてきます。
カビはアレルギーの原因にもなりますので、小さな子どもがいる家庭は特に大切なポイントと言えるでしょう。また、気管支が弱い方もカビが原因で喘息になってしまう危険性がありますので要注意です。

掃き出し窓は大きな窓になるため、その分風をたくさん取り込むので風通しが良くなります。風が通るということはその分、換気をしてくれ生活を快適にしてくれるということです。また、自然の風をたくさん取り込むことで気分がリフレッシュして気分転換にもなります。
ただし、片方だけだと風は通らないので「抜け道」があるかどうか確かめておきましょう。

出入りがしやすい
立ち上がりのない掃き出し窓は出入りがしやすく、洗濯物などを干す時に足に負担をかける心配もありませんし、躓いたりする危険性も少なくなります。
妊娠している人、足が悪いにとっては立ち上がりがなく出入りがしやすいというのはとても大きなメリットになるのではないでしょうか。

また、子どもがいる家庭では立ち上がりのある窓だと子どもが段差で転んだ時に怪我をしてしまったり角にぶつけたりしてしまう可能性もありますが、立ち上がりのない掃き出し窓はその心配もありません。

この他にも災害が多い日本では非常口になります。場合によっては玄関から出るよりも掃き出し窓口の方が脱出しやすい可能性も。出入りがしやすい掃き出し窓は命を守る手段とも言っても過言ではないでしょう。

開放感を得られる
大きな窓ということは、その分窓の向こう側の景色を見られるため、開放感を得られ部屋が広く感じられます。
最近ではバルコニーとの段差をなくすことで部屋が続いているように感じるデザインも増えています。

掃き出し窓のデメリットとは?

次に掃き出し窓のデメリットについて紹介していきます。

冬は寒く夏は暑い
掃き出し窓のメリットは冷暖房効率が悪いため「冬は寒く、夏は暑い」デメリットが挙げられます。
壁は断熱材が使われていますので外気の影響を受けにくいですが、窓はガラスを使っていますので外の気温に影響を受けやすいです。
大きな窓ほど日当たりが良すぎるので、夏は暑すぎてしまう点と冬は冷たい風で室内が冷え込んでしまう点はデメリットと言えるでしょう。

窓が大きいのでプライバシーにより配慮しなければならない
窓が大きい最大のデメリットは「防犯面」です。1階やリビングに大きな窓があれば、とても気持ち良く生活できますが、その分、自然に外からの視線が入ってきます。
外からの視線があるので常にカーテンを閉める必要があり、せっかくのメリットが活かせなくなってしまいます。
また、出入りしやすいというのはメリットに挙げましたが、侵入者からも中の様子を観察できるので、空き巣に狙われやすいデメリットも。
鍵を2重にする、防犯ガラスにするなど対策を十分にしなければなりません。

カーテン代が高くなる
掃き出し窓の大きさは約180cmから200cm以上になりますので、その分大きなカーテン代を選ぶ必要があります。
カーテンにそこまでこだわりがない人であれば、既製品などを購入すればそこまで高く感じることはないかもしれません。しかし、デザインにこだわりがありオーダーでカーテンを作る場合は小さな窓と比べると高額なってしまいます。

小さな出費と感じるかもしれませんが、カーテンも使っていけば汚れたり傷んだりしていくので数年に1回は変える必要があります。その積み重ねを考えれば決して小さな出費とは言えなくなるでしょう。

まとめ

掃き出し窓とは?その由来とメリット・デメリットについて紹介します

掃き出し窓について紹介し、メリットやデメリットについて紹介しましたがいかがでしたか?大きな窓なので開放感があり、また自然の光や風を取り入れやすい点がメリットになります。

その反面、プライバシーの確保がしづらく、冷暖房効率が悪く、カーテン代も高くなってしまいます。
たかが窓一つかもしれませんが、されど非常に大きな役割を持っていることを覚えておきましょう。

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