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2019.05.31

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

お風呂のリフォームを行う際、軽い気持ちで始めてしまうと想定外の出費があったり、希望通りの施工にならなかったり、トラブルとまではいかなくとも満足のいくリフォームができないことが多々あります。そこで今回は、お風呂のリフォームをしようと思っている時に考えるべき20の項目について記していきたいと思います。

■その1:予算はどれくらいかけられるか考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

まずお風呂のリフォームを行うに際して、いくら予算を確保できるかを考えましょう。インターネットもあり様々な情報がもたらされる現代においてお風呂のリフォームをいくらでも安くすることは不可能ではありません。安くて良いリフォームもあれば、「安かろう悪かろう」でよろしくないリフォーム業者も存在するのが現実です。 ですので、まずは最大限いくらまでお金を出すことができるかを考える必要があります。

また様々なリフォーム事例を見て、「あれもやりたい、これもやりたい」「新しくこれを取り付けたい」と新たな願望が出てくることもしばしばあります。その際に、事前に予算を決めておかないと気付いたら当初の倍以上の予算に膨れ上がってしまい、勢いでそれを申し込んでしまったため後々の生活苦の引き金となってしまうなんてケースも出てきます。。

そのため、お風呂のリフォームにいくらまで使えるかを事前に決めるようにしましょう。事前に決めた金額よりも最初の見積もりの時点でオーバーしてしまった場合は、そもそもお風呂のリフォーム自体を取りやめるか、お風呂の部分的なリフォーム、例えばシャワーのみを取り替える、給湯器のみを取り替えるなど、必要最低限のリフォームに変更するようにしましょう。

様々な事情から各ご家庭でリフォームに割ける予算というのは変わってくると思います。決して背伸びをせずに、無理なく等身大の予算を各ご家庭で設定するようにしてみて下さい。

■その2:そもそもリフォームかリノベーションかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

当サイトでは何度か説明を行っていますが、そもそもお風呂のみリフォームを行いたいのか、実際は家全体のリノベーションを行いたいのか、はたまたお金があれば建て替え自体を行いたいのか、本当の希望についても一度立ち止まって考えるようにしましょう。

もちろんお金があればどなたでも建て替えを希望されるかもしれませんが、お金の使い方次第では思っていた以上のものを実現することも可能です。

特にリノベーションと言うのは、家全体を刷新しながらも、建て替えより安価にそれを実現することが可能です。

ですので、お風呂のリフォームのみならず建て替えをするほどの予算はなくともそれなりの予算を作ることができると言うご家庭、もしくはローンを組んである程度の予算を作ることができるご家庭においては、お風呂のリフォームのみならず、家全体のリフォーム・リノベーションを再検討するのもありかもしれません。

なお世間一般ではリフォームとリノベーションと言う言葉は非常に混同をされています。

正しい使い分けは以下になりますので参考にしてみてください。
 

▶リフォーム
「リフォーム」は、基本的には古くなった家の部分を新築時の状態に戻すことです。賃貸マンションの原状回復も実質的に「リフォーム」です。マイナスになっているものを0に戻すというとわかりやすいでしょうか。

英語でいうと「Reform」で、これは日本語訳すると「改良」に当たります。改めて元の状態のように良くすることというわけです。

元通りに限らず、部分的な改良も「リフォーム」です。例えばお風呂場が古くなったため一式最新設備へ取り替えること。これは「リフォーム」ということになります。


引用元:意外と混同!リフォームとリノベーションの違い(当媒体記事)

 
▶リノベーション
「リノベーション」は、建物自体を大規模に改修すること。古くなったから直すということではなく、間取りやデザイン自体にも手を加えて生活の向上を目指すことです。つまりマイナスになっているものを一気にプラス転嫁するイメージです。

英語いうと「Renovation」で、これは日本語訳すると「刷新」に当たります。元通りではなく、元あるものをより良くすることというわけです。

ちなみに「リノベーション」においてよく出る懸念が、建物が中古故に自然災害に耐えられるのかというもの。「リノベーション」は、デザイン面に限らず耐震補強なども含まれます。よって、それらの施行も行うことで新築より安価で不安も払拭の上で真新しい家に住むことができるのです。

引用元:意外と混同!リフォームとリノベーションの違い(当媒体記事)


家が古くなってそこを直すことは「リフォーム」。家が古くなったので全く新しいデザインコンセプトで生まれ変わらせることが「リノベーション」です。

 

■その3:お風呂のリフォームタイミングはいつが良いかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

そもそもお風呂のリフォームはどのタイミングで決断すべきなのでしょうか。

人それぞれと言ってしまえばそれまでですが、基本的には以下のような事象が発生している場合が変え時となります。

・浴室・浴槽にヒビが出てしまっている

・取れないほどのカビが見られる

・水が流れにくい

・脱衣所の床がきしむ

・シャワーのお湯が出にくい

お風呂は一日の疲れを流し、癒やしを与える空間です。つまり、それに支障をきたすのであれば、お風呂はリフォームするタイミングと言えるでしょう。

■その4:お風呂は1階と2階どちらにすべきかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

お風呂をリフォームする際に、部分的にでも家のリノベーションと合わせて行うのであれば、そもそも今あるお風呂の場所にてそのままお風呂をリフォームする必要はありません。

今は1階にお風呂がある場合であっても、お風呂2階に移設する事は可能です。

もちろん今住まれているお住まいの2階に全く水回りがない場合や。2階部分の耐荷重によって向き不向きはありますが、予算をかければ移設に関して不可能と言う事はございません。

例えば日中お風呂に入ることが多い方や、外からの人目を気にする必要がない立地のご家庭では。2階部分にお風呂を移設することによってお風呂に入る寛ぎの時間がより素敵なものになるはずです。

基本的にこの記事の全ての項目において最終的には「予算との兼ね合い」にはなってしまいますが、お風呂の場所の真の理想についても一度考えてみてください。

■その5:お風呂のリフォームでできること・できないことを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

お風呂のリフォームにおいて、理想を追い求める事は素敵なことではあります。しかし、お風呂のリフォームにおいてできないことが存在します。

これは主にマンションにおいて制約が生じます。

マンションにおいてリフォーム・リノベーションを行う場合各マンションの管理規約を守った上で行う必要があります。

例えばですが、マンションのフルリノベーションをする際にマンションの玄関扉を変更できなかったり、窓サッシの変更ができなかったり、配管位置をへんこうできなかったりすることが多いです。

お風呂においては位置を抜本的に変更すると、配管設備の移設が生じるため現実的には難しいものとなります。

しかし、マンションのリノベーション事例において、キッチンの移設を行っているものは少なくありません。つまり、配管設備に影響を及ぼさないレベルでの移設なら可能ということになります。

よって、お風呂の位置はそのままに、お風呂内で浴槽の位置やシャワーの位置を変更することなどは比較的容易と言えるでしょう。

マンションの管理規約を守ることは絶対です。マンションにお住まいの方はこれらの制約条件を予め調べるようにしておきましょう。

■その6:「在来工法」と「ユニットバス」の違いを知ろう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いてお風呂をリフォームするに際して、どのようなお風呂にすべきかを考えていきましょう。まずはお風呂と言うのは「在来工法」と「ユニットバス」に分かれます。

ユニットバスと言うと、アパートや小さなマンションなど一人暮らしの家に多くあるイメージですが間違って認識されてる方が非常に多いです。まずここでは「在来工法」と「ユニットバス」の正しい意味についてちゃんと見ていきましょう。

「在来工法」
在来工法は、部屋を作るのと同じように浴室という一つの部屋を作る工法です。つまり、デザイン・設計において予算が許せば自分好みに設計ができるということです、

大理石やヒノキ、ガラスの多用などこだわりやラグジュアリーな設計を行えるメリットがあります。

しかし、その分高コストな側面がありその面でのデメリットもあります。

「ユニットバス」
一人暮らしのマンション等によくあるものと思われがちですが、工場で作られた浴室ユニットをお風呂の位置にはめ込んで使用しているものの総称です。家族暮らしの家、高級な家においでもユニットバスを使用している事例は非常に多いのです。

安価で手入れがしやすく、再リフォームも行いやすい点がメリットですが、唯一無二の浴室を実現することは難しくその点はデメリットと言えるでしょう。

どちらが良いかについても、リフォームを検討する段階で考えるようにしましょう。

■その7:お風呂にどれだけのスペースを使うか考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いて、お風呂にどれだけのスペースを使えるのかを考えていきましょう。

どれぐらいの浴槽の広さが理想か。どのくらいの洗い場の広さが理想か。脱衣所はどのぐらいの広さが理想か。全体と個々のスペースの理想を考えるようにましょう。

もちろんこれも予算との兼ね合いで、どの程度実現できるかは変わってきます。予算が少ない場合は元々あるスペースの中でリフォームするのが最も安く済むものでもあります。

ただし、元々のお風呂の空間においても浴槽の向きを工夫したり、シャンプーなどの物を置くスペースを工夫したり、工夫の積み重ねで広く見せることが可能です。

理想のスペースを思い描きつつ、現実的にどう工夫するか。理想と現実をうまく埋め合わせてみてください。

■その8:白を基調にするか、黒を基調にするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いて、お風呂全体のイメージについて考えるようにしましょう。お風呂のデザインは数え切れないほど多々ありますが、白を基調にするのか黒を基調にするのか、ベースとしてどのような色にすべきかを思い描いてみると良いでしょう。

白を基調にするとクリーンなイメージで寛ぐことが可能です。良くも悪くも汚れが白だと目立つのでその分頻繁に掃除をするようにもなるはずです。

逆に黒や茶色を基調にしたお風呂は、重厚感があり落ち着きをもたらします。

また手入れの手間はかかりますが、手間やコストを惜しまないのであれば木をふんだんに使ったまるで温泉のようなお風呂のデザインにしてみると言う選択肢もありでしょう。ラグジュアリーな理想があるならば大理石を使用してみても良いでしょう。

デザインは人それぞれ好き嫌いがあります。コスト云々やメリット・デメリットではなく、各御家庭での好み次第な部分がありますので、どういうお風呂が落ち着くのか考えるようにしてみてください。

■その9:浴槽の形をどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いて、浴槽の形をどうするかについてです。

お風呂の大きさを広く取れない場合は通常の長方形の形のお風呂にされる場合がほとんどだと思いますが、それにおいても浴槽内に段差を作るのか、丸びを帯びたものにするのかなど様々な選択肢が存在します。

またお風呂のスペースに余裕があるのであればお風呂丸い形にしてみたり、部分的に丸みを帯びたデザインにすることなども可能です。

スペースとの相談にはなりますが、余裕がある場合はどのような形が理想なのかを一度考えるようにしてみて下さい。

■その10:ジェットバスをどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

予算に余裕がある場合に、ジェットバスを設置するか否かについても考えましょう。

ジェットバスがあれば、当然お風呂での寛ぎの選択肢が増えるわけですので、リラックスすると言う観点であって損するものではございません。

しかし、ジェットバスがあれば必ずしもいいと言うわけではなく、それよりも木目の浴槽でこそ寛げると思われる方もいらっしゃると思いますし、いつもお風呂は静かに入りたいと言う方もいらっしゃると思います。

予算に余裕がある場合は、ジェットバスの導入に関して可否を考える余裕が出てくるわけなので、ジェットバスを使用したいかしたくないか、導入したいかしたくないか、考えるようにしてみて下さい。

■その11:素材をどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いてはお風呂の素材をどうするかです。

お風呂の素材には以下のようなものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。

(1)木製
住宅では少なくなりましたが、そのもの木でできた浴槽のことです。和風なイメージがもたらす落ち着き感と保温性の良さから支持されています。ただし、安価なものを導入してしまうと耐久性がなくすぐ腐ってしまうこともあります。また、手入れが後述するその他の素材よりも大変な側面もあります。

(2)ステンレス
安価で耐久性や保温性にも長け、一見デメリットが少ないステンレスの浴槽。一時期導入される家庭が多かったですが、無機質な見た目のため導入する家庭は減少傾向にあります。

(3)FRP(ガラス繊維強化プラスチック)
現在スタンダードな一種がFRPです保温性や耐久性に長け、肌触りや見た目のバリエーションも多く、ステンレスの短所をカバーしています。シェアの拡大により安価に導入もできるようになってきています。デメリットとしては汚れが付きやすい点がありますが、掃除を頻繁にされるご家庭ではほとんど気になることはないでしょう。

(4)人工大理石
高級感をもたらす人工大理石も非常に人気です。天然の大理石は高価なものばかりですが、人工であれば価格の幅は広く、手の届かないというものでもありません。しかし、価格の幅が広いため、残念ながら品質にも差が出てきてしまっております。選択を間違えるとメンテナンス費用等からかえって高く付いてしまうこともありますので、注意が必要です。

(5)その他
その他にもホーローという素材やタイルの浴槽なども比較的人気です。お風呂の素材については意外と名前も把握をしていないことが多いため、それぞれの材質についての理解を深めてみると良いでしょう。

※本記事においても、当項目は今後追記を行う予定です。








浴槽の選び方

リフォームで新しい浴槽を選ぶ際には、下記の点をチェックしましょう。

◇浴槽を設置するためのスペースの広さの確認。
◇入りやすさ・出やすさに加え、すべる危険性の予測など安全性の検討。
◇肌ざわりなど材質感に対する感覚の好み。
◇階上に浴室を新設する場合には、水漏れ対策や荷重の確認。
◇リラックス空間としての視覚的(=デザイン・色彩)な快適さ。
◇予算面からの検討。

■その12:シャワーをどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いてはシャワーをどうするかについて考えていきましょう。シャワーヘッドは市販のものもあり、後で変えることも可能ではありますが、まず何を取り付けるかについて考えていきましょう。

例えば、寛ぎを演出したいのであれば通常使用するシャワーと別で天井に設置するようなシャワーもあります。

そこまで求めない場合でも、シャワーの水の出方を複数選べるシャワーも存在をしているので、どの程度シャワーに選択肢を持たせるかについて考えてみると良いでしょう。

その選択肢が増えれば増えるほど、その部品そのものに関しての予算はかかってきます。

しかし、水の使用量を最小限にした節水機能のあるシャワーなどもあり、そのようなシャワーを選んだ後は将来的な水の使用量のランニングコストの部分で節約が可能です。初期の導入コストと相殺して実際はお得となる場合もあります。

■その13:換気・乾燥はどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いては、換気・乾燥についてどうするかを考えていきましょう。昨今の浴室では換気機能はほとんどの場合設置されることが多いです。

乾燥機能に関しても最小限のものは通常付く場合が多いですが、例えば洗濯をお仕事の関係から毎日夜に行うご家庭などは浴室乾燥機をが高性能であるべきです。

また、小さなお子さん、特に乳幼児のいらっしゃるご家庭では冬場の浴室に暖房を使用する事が出てくると思いますので、暖房機能に関しても設置をすると言う選択肢になってくると思います。

これに関しては付けるか付けないかではなく、付ける前提でどの程度の機能まで導入するかということになるでしょう。

ご家庭のライフスタイルを鑑みて検討をしてみましょう。

■その14:ミストサウナをどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いたミストサウナについてです。ミストサウナに関しても容易に導入ができるようになってきましたが、それ相応のコストはかかってきます。

ミストサウナを導入しているご家庭は決して多くは無いとは思いますが、予算に余裕がありミストサウナがあったほうが健康的にも良いと思われる方に関しては一度立ち止まって考えるようにしてみてください。

■その15:窓をどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

浴室が外と面している場合に関しては、窓をどうするかについても考えましょう。窓があれば浴室を外気によって換気させることもできますし、お風呂掃除の時などわざわざ換気機能を使用しなくて済むので電気代が安くなるメリットがあります。

一方で窓が多くなると窓の内外の掃除をする箇所が増えると言うデメリットも実は存在をします。浴室乾燥が高性能化している時代において窓の設置するか否かに関しては好みの部分も出てきています。

普段お風呂をどのように使用するのか。夏場など窓を開けて今までお風呂に入っていたのであれば引き続き窓を設置しても良いと思います。逆に元々窓が無くても困らなかったのであれば新たに設置する必要もないかもしれません。

最後の判断基準は好みになってきますので、何が正しいのか、何が自分たちに合っているのかを、立ち止まって考えるようにしてみて下さい。

■その16:鏡の大きさをどれくらいにするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いて浴室の鏡の大きさはどの程度にするべきなのかを考えるようにしましょう

近年はシャワーの目の前だけでなく浴室の方まで伸びる非常に大きな鏡を設置するご家庭も増えてきています。

一方で鏡は手入れをしないと曇ってしまうので、実際曇らせてしまっていてほとんどお風呂で鏡を使わないと言うご家庭も実際のところそれなりに多くいらっしゃいます。

そうなると、手鏡などをお風呂場に持ち込めば鏡を使用する時は事足りることにもなります。

鏡の大きさのみならず、そもそも鏡はお風呂場に必要なのかということに関しても立ち止まって考えてみると良いでしょう。

■その17:省エネ設計をどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いてはお風呂の省エネに関してです。

この点に関しては、お風呂をリフォームしてどうこうというよりも、日々のお風呂の沸かし方やシャワーの水の使い方の積み重ねで省エネが可能です。

例えば、水の入っている浴槽を沸かすよりも0からお湯を張った方がコストがかからなかったり、シャワーの使用時間や使用量を抑えると年間で数千円変わったりしてきます。

よって、省エネ設計について細かく考えるよりも日々のランニングコストを無理なく抑えるにはどうするべきかを考えていくと良いでしょう。

※この項目についても本記事の加筆を検討しております。

■その18:脱衣所・洗面所をどうするかを考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

続いては、浴室内ではなく脱衣所・洗面所どうするかについて考えましょう。

洗面所の水道はどうするべきか、その台はどうするべきか、洗濯機を置くスペースはどこにするか、タオルを入れる棚はどう設置するか。

脱衣所・洗面場に関して考えるべき事はかなり多くあります。

お風呂自体のリフォームとは若干ずれますのでここでは割愛いたしますが、ここまで記してきているようにお風呂同様に立ち止まって考えるべき事はかなり多くあるという点は認識しておきましょう。

どうしてもリフォーム・リノベーションとなると決めるべき項目が多いため、洗面所等は「元々決められたデザインのものでいいや」と妥協してしまいがちです。

しかし、お風呂と言う空間は毎日寛ぐ空間です。妥協せず立ち止まって理想を考えるようにしてみて下さい。

■その19:ヒートショック対策を考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

ヒートショックとは、温かい浴室から寒い脱衣所・その外へ出た際に身体に負担がかかる現象のことです。

一見「寒いだけ」と考えがちですが、現在でも年間1万人以上の死者が出てしまっています。「年寄りでもないし」と無視しがちの問題ですが、人間いずれ歳は取りますので、不可避の問題です。

断熱の効いた家にお住まいでない場合は、急な温度変化で身体に負担がかからないように、お風呂を出た後寒い空間を通らないリフォームを複合的に考えるようにしてみてください。

■その20:ライフスタイル全体を考えよう

お風呂のリフォームの時に問うべき「20」のこと

ここまで様々考えるべきことについて記してきましたが、要するに「普段生活をするに際して、どう家が生まれ変わったら自分たちに最も心地が良いのか」をちゃんと考えることが最も大切なのです。

それを考えた際に、お風呂場は理想的なものになったにもかかわらず、普段生活する自分の部屋やリビング・ダイニングなどが心地良いものでなければお風呂のリフォームにかかわらず家全体のリノベーションを検討するタイミングなのかもしれません。

また当媒体はリノベーションに関する媒体ですので、リノベーションをお勧めしたいのは山々ですが、そこまでの予算が避けない場合はリフォーム・リノベーションではなく、ハウスクリーニングを行ったり、家全体をクリーンにするということから始めてみても良いかもしれません。それに合わせて断捨離や部屋の整理整頓を改めて行ってみても良いのかもしれません。

ライフスタイル全体を考えながら、お風呂のリフォーム、または家のリノベーション、もしくはハウスクリーニングなど生活の向上に向けてあらゆる検討してみて下さい。

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