&Renoトップ その他 リサーチにリサーチを重ねることは、リノベーションに好影響を与えるとは限らない

リサーチにリサーチを重ねることは、リノベーションに好影響を与えるとは限らない

リサーチにリサーチを重ねることは、リノベーションに好影響を与えるとは限らない

せっかくリノベーションをするにあたって、多くの方は様々な資料やインターネットのサイトなどを見て理想を追い求めると思います。

しかし、そのようにリサーチにリサーチを重ねる事は時としてリノベーションに悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

「いやいや、そんな事はないだろう」と思われるかもしれませんが、一通りそのリスクをここから説明していきますのでご一読いただけると幸いです。

調べることは知識を入れること

まず、リノベーションの雑誌や当媒体のような情報サイト、個人のブログやSNS、新築やリノベーションのモデルルームなど、様々な事例や知識をそれらから得るということについて考えてみましょう。

これはつまり、「調べる」行為に当たります

当たり前のことではありますが、その「調べる」行為についてまず考えてみましょう。

「調べる」ことは、つまり「知識を入れること」になります。

リノベーションに関していえば、様々な参考となる、理想となるデザインの事例を見ること。これは自らにそれがデザインの「知識を入れ込む」ということであります。

デザインだけではありません。リノベーションにかかるお金の事やリスク、またリノベーションをするに際して引っ越しをすることや行政の手続きなど、そういった様々なことを調べるその行為もつまりは自らに「知識を入れること」です。

まず前提条件として、このように「様々なことを調べる」ということは「知識を入れること」。結果として「知見を増やす」ということであると認識しましょう。

一見何も悪くないように聞こえますが、これにはリスクもあるのです。

リサーチのし過ぎは決められなくなる危険性も

様々調べる事は何も悪くないだろうと思われる方も多いと思います。

そりゃそうです。むしろ何も調べないで物事を決めてしまっては、後で後悔をする原因にもなってしまいます。

後から知って「こうすれば良かった」「ああすれば良かった」「もっと調べておけば良かった」となって当然なのです。

つまり、何も調べないというのは論外です。しかし調べすぎは禁物なのです。

これは簡単なことでして、特にデザインに関する部分では禁物です。

なぜならば、調べすぎると何がいいかわからなくなってしまうのです。

「あれもいい」「これもいい」となり、様々なものに影響されて、当初自らが思い描いていた理想とは全くかけ離れたものを魅力的に感じてしまうのです。

また、良くも悪くも様々なデザインの事例や資料は、当然それらを最大限魅力的に見せています。よって「これいいなあ」「あれいいなあ」と思うようにできているのです。

様々な資料や事例に魅了されてしまった結果、「これだけは譲れない」と思っていた自らの理想までも「やっぱり別の方がいいんじゃないか」と揺さぶられてしまいます。

その結果、何がベストか分からなくなり決めきれなくなってしまうのです。

悩み抜いても決められるならまだ幸せでして、実際は望んでいないものを理想と錯覚してしまいリノベーションした後に後悔することになる危険性も含んでいるのです。

ご飯選びでも、家具選びでも

情報入れすぎることが、良くないことと言うのは別の事例を考えるとわかりやすいと思います。

例えば、「お昼ご飯を食べよう」となった際に、ショッピングモールのフードコートでどれにしようか迷ってしまった経験はありませんか。

はたまた、ちょっとオシャレな会食があり、インターネットでレストランを検索していた際、様々なレストラン情報やレビューを見てどれが良いかわからなくなってしまったという経験はありませんか。

家具や家電を選ぶ時もそうではないでしょうか。様々な雑誌やインターネットサイト、またお店に直接出向いて様々なものを見た結果、どれが良いかわからなくなってしまったという経験はありませんか。

これらと同じなのです。

リノベーションは、何か1つの商品を購入するということではありませんので、一見これら事例と別の事と錯覚してしまいがちですが、「選択をする」ということにおいては同じなのです。

ですので、何も調べない事は前述の通り論外ですが、調べ過ぎる事は自らの理想までもよくわからなくなってしまう危険性を含んでいるのです。

では、私たちはどうすればよいのでしょうか。

「イメージを思い描く」ことが大切

ではどうすればいいのか。

「どこまで調べれば良いのか」

「どこで切り上げればいいのか」

そういう疑問が湧いてくると思います。

答えとしては、様々なものを調べる前に、「これだけはこだわりたい!これだけは譲れない!」と言うイメージを想い描くことです。

そのイメージをより良くするために、様々なものを調べていくのです。

ベースとなるものがないからこそ多くの情報に踊らされてしまいます。逆にこだわりベースとなるものがあればそれをよりよく具現化するための目的を持ったリサーチになります。

何が何だか訳わからないとなる危険性は軽減されます。

調べる事は大切なことですが、調べることよりもまずはイメージにすること、考えることこれが何よりも重要です。

ぜひリノベーションを検討されている方は、様々な資料を見る前にこのことをしっかりとご自身の中で考えたり、ご家族と楽しみながら話し合ってみてください。

&Reno編集部

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BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表