リノベーションのアイテム
2018.10.16
DIY初心者必見!IKEAのイスを簡単DIYでなのでヴィンテージ調に!
住まいをリノベーションやDIYしても、それに合う家具や小物はなかなか揃えにくい!!というお話をよく聞きます。今回はみなさんのおうちにもある、おしゃれ家具の代名詞、IKEAの椅子を簡単DIYでおしゃれにビンテージ家具に変身させます!とっても簡単なのでご紹介します!
目次
準備と作り方
まずは準備から!材料や費用、時間や難易度などをお伝えします。
----材料----
IKEAのイス・・・・今回は、オイルステンでのDIYなので無垢の木製!
オイルステイン・・・ご存知ない方もいらっしゃると思いますので後ほどご紹介します。
つやけしニス
ハケ
ウエス(いらない布)
----費 用----
2,000円くらい
----時 間----
1時間弱
----難易度----
★ 初心者でも簡単です
【オイルステンとは】
オイルステインとは木材に染み込んで着色してくれる「ステイン塗料」の一種です。オイルをベースに作られており、油性ならではのツヤ感や木目の輝きが出ます。
【ステインと普通の塗料は何が違い】
ステインと普通の塗料は何が違いは、「絵の具」のような一般的ペイント材は「造膜系塗料」と呼ばれ、表面に張られた膜が木材をコーティングしてくれます。その分保護機能は高いのですが、膜によって木目が消えてまうのです。
一方ステイン系塗料は木材に染み込んでいくため、膜を張らない分造膜系塗料より保護する力が弱くなっています。しかし浸透した塗料が木の木目を美しく浮かび上がらせてくれるのです。今回の様に新品の木材を古材のような雰囲気にしたいのならステイン塗装がおすすめなのです。
というわけで早速作ってみましょう!!!
手順1:買ってきたイスに傷をつける
買ってきたばかりの椅子を傷つけるとは!!と思った方。今回はヴィンテージ風にするんです。勇気を持って傷をつけていきましょう!
まずは金づちでイスの脚に物が当たったように表現していきます。ステイン塗料で最終仕上げをしますし、金づちは木がしっかりしているので、思いっきり叩かないと傷が深くならないのでこの工程では思い切って傷をつけていきましょう。オススメは、斜め45度で叩くといい感じにボコボコします。
ポンチは虫食いにあった古い木のように小さな穴をたくさん作ります。
見た目分かりにくいですが、この後この傷がいい感じの味を出してくれます。
手順2:オイルステインを塗っていく
オイルステインをサーっと塗っていくとさっそく傷をつけた箇所が色濃くなって現れました!
傷をつけた個所には塗料が深く染み込み、他の個所とコントラストができて使い込んだ感じに表現ができます。なかなかの仕上がりになります。
傷があることで、オイルステンの染み込み具合にグラデーションが出るため、さっと塗るだけで自然な風合いが出ます。
手順3:乾かないうちにオイルステインをふき取る
ヴィンテージ感をより際立たせるポイントが、この拭き取り作業になります。
ここで、色を抜くことで傷つけた個所とのコントラストをより際立たせます。
もっと色を出したい場合は、2度塗りなどして風合いを調整し、同じ様に拭き取り作業をします。
手順4:色落ち防ぐためにニスを塗る
オイルステインだけだと色落ちを防ぐため、乾燥後につやけしニスを塗ります。
手順5:組み立てしながらネジもアレンジ!
しっかり乾燥させたら付属のネジを使って組み立てていきます。
ワンポイントで、ネジにアイアン塗料などを塗ってみてもいいかもしれません。
DIYは自分好みに自由にやって楽しむもの。自分なりのアレンジを加えてより自分好みに変えていきましょう!
完成!!
出来ました!ここまで、乾燥時間を入れなければ、1時間半くらいで出来上がりました。今回は家の雰囲気と合わせたかったので、ナチュラルなアンティーク風を目指しました。オイルステインだけで簡単に仕上げることができるのでぜひ試してみてください。