リノベのトレンド
2019.11.21
海外住宅の壁紙・塗り壁特集!オシャレデザインな家で。カラフルに色と遊んで暮らそう!
海外の住宅って、どことなくオシャレなイメージがありますよね?実際、欧米諸国では自宅の内装をDIYで行う場合が多く、自然と住人の色が家全体の雰囲気をカラフルで華やかにしています。
しかし日本の家ではまだ馴染みがあまりありません。
今回は、日本の住宅でも簡単に海外風の壁を創る方法をご紹介します。
海外住宅の壁、その特徴とは?
海外の住宅にはさまざまなパターンがありますが、日本のような内装施工をせずに引き渡しを行うケースも多くあります。そのため、コンクリの壁に直接ペンキ、なんてことも珍しくありません。
例えばヨーロッパでは、たとえ賃貸であっても自分自身で壁やドアをペンキで塗ることも多くあります。
特に都心部は築何十年も経ったアパートが当たり前のように立ち並び、日本の新築物件と変わらない、あるいはそれ以上の家賃で住んだり、不動産売買がされているのです。
その理由は、もちろん日本ほど地震や台風といった災害がないという要素もありますが、それ以上に、住人が改修や修繕を自ら行っていくことで「家の価値を上げる」という文化が根づいているから。日本では住人が手を加えるほどに家の資産価値が落ちていくのが常識ですから、この文化は羨ましいですね。
カラー塗り壁の実例!海外住宅はこんなにオシャレ
カラーな壁づくりで注目したいのは、北欧。特にイケアの本拠地スウェーデンでは赤が伝統的な外壁のカラーでもあります。室内は、ペンキ塗り程度であれば、一家のお父さんだけでなく、お母さんまでもがDIYでこなしてしまうなんてことも。
北欧風の壁デザインとして、日本でも有名なマリメッコ。イケアやフィンエアーだけではなく、地方のこじんまりとしたカフェなどでも見かける、可愛らしい北欧デザインの代表です。
しかしそれ以外にも、例えばムーミンを生み出したフィンランドのテキスタイルブランド「フィンレイソン」や、デンマークのテキスタイル「クヴァドラ」などもおしゃれなブランドとして要チェック。
カラフルな彩りにもかかわらず、どこかナチュラルでシンプルで、さまざまな家にマッチする壁紙が作られている他、DIYのファブリックパネルを壁に設置するだけで部屋の雰囲気をぐっと北欧風にすることが出来ます。
もちろんアメリカンテイストなファブリックパネルなどもあり、好みにあわせて設置可能です。
日本の住宅で海外風の壁を作る方法とは?
日本の場合、賃貸はもちろん、持ち家であっても「壁紙を剥がして塗る」というDIYはハードルが高く感じられると思います。広い家ならなおさら。手間も時間もかかります。
そんな方に、手軽に壁のイメージを変える方法をご紹介します。
●フリース壁紙
国産で多く流通しているビニールクロスとは異なり、主に輸入品に多いフリース(不織布)でできている壁紙です。ビニールクロスと比べて、伸縮性がないため職人さんではなくても比較的作業がしやすい素材と言われています。また、デザイン性が豊富な点もフリース壁紙の魅力。
現在の壁紙がビニールクロスであれば、その上から施工ができ、剥がした際にビニールクロスのように裏紙が残らないという特徴があります。価格は、ビニールクロスに比較して割高なものが多いようですが、「素人での施工のしやすさ=時間」を考えると一概には高いと言い切れない部分でもあります。
接着材は別途必要になります。ローラーで壁に塗りつけたあとフリース壁紙を貼り付けるだけという手軽さは魅力でしょう。
●シール壁紙
シール壁紙は、裏に接着材がついたもので、そのまま壁に貼ることができます。現在でははがせるタイプのものも多く出回っており、DIYも手軽にできるものが増えています。
●ウォールステッカー
ウォールステッカーもシールタイプが主流です。壁に直接貼るステッカーで、木や鏡や鳥や…様々なデザインのものが流通しています。最近では100円ショップでも購入することができます。
一面の壁紙をすべて貼るのはちょっとハードル高いかもという場合には、このウォールステッカーで壁の一部をデコレーションしてみるのもオススメです。そこが主役になって雰囲気がガラリと変わります。
まとめ
海外の壁アレンジいかがでしたでしょうか?
一面を塗り壁でチェンジするというのは大変かもしれませんが、できるところから手をつけてみるというのも一つです。
輸入壁紙はネットでも用意に購入できるので、チャレンジしてみて下さいね。