リノベのハウツー
2020.11.07
「複合フローリング(ふくごうふろーりんぐ)とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集369
■複合フローリング(ふくごうふろーりんぐ)
「複合フローリング」とは「ふくごうふろーりんぐ」と読みます。「複合フローリング」とは、材料を構成する木材が複数の層で構成されているフローリングのことです。
単層フローリングの場合は1枚の板を使って加工しますが、複合フローリングの場合は下地の層に合板を用いており、上から化粧板を貼り付けています。貼り合わせる木の種類はさまざまですが、主なものとしてサクラ、ブナ、カバやナラなどが挙げられます。
複合フローリングの特徴として価格帯の幅広さがあります。天然木の1枚板を使用する単層フローリングは価格帯が高めですが、複合フローリングの場合は安価な者から機能性を持った高級なものまで自由に選べます。予算に合わせてフローリングを選べるので便利です。
複合フローリングのもうひとつの特徴はお手入れのしやすさです。単層フローリングと比較すると、気温や湿度の変化に強く膨張や収縮しにくいというメリットがあります。表面に加工を施しており、飲み物をこぼしたときでも簡単に汚れを落とせるでしょう。最近では抗菌や抗アレルゲンの機能が付いた複合フローリングもあり、衛生面でも優れています。
一方で複合フローリングにはデメリットもあります。複合フローリングは単層フローリングよりも劣化が早く、年月を重ねると板の損傷がは目立つようになるので注意しましょう。また、複合フローリングは単層フローリングよりも踏み心地が硬く、足や膝に負担がかかるでしょう。
・参考:無垢フローリングと単層フローリングの違いとは(https://yukakouji.net/%E7%84%A1%E5%9E%A2%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E5%8D%98%E5%B1%A4%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF/)