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リノベのハウツー

2019.12.07

マンションリフォーム費用の相場について

マンションリフォーム費用の相場について

マンションにお住いの方の中には次のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
・設備が故障したけれど、故障時期として妥当なのかを知りたい
・業者からリフォームの見積りを取ったけれど、リフォーム費用の妥当性を知りたい

あらかじめ設備などのリフォーム時期と費用の目安がわかっていれば、リフォームに高い費用をかけなくて済むでしょう。

この記事では、マンションのリフォーム時期やその費用の目安についてお伝えします。

リフォームとリノベーションの違い

マンションリフォーム費用の相場について

よくマンションの「リフォーム」や「リノベーション」といった言葉を耳にしますが、これらの違いがよくわからないという方も多いでしょう。実際、2つの言葉の意味を混同して使われているのはよくあることです。

簡単に言うと、リフォームは建物を新築時の状態に戻すことで、リノベーションは一度壊して新たに作り直すことです。

「おしゃれなリフォーム」として、間仕切壁を取り払いスケルトンの間取りにした部屋が、メディアで取り上げられているのを目にする方もいるでしょう。このように、間取りを変えてしまうような工事はリノベーションに含まれます。

また、マンションを賃貸運用すると「クリーニング」という言葉がよく使われます。「クリーニング」によくあるのは壁紙の張替えやフローリングの洗浄・ワックスがけなどです。これらの作業も「リフォーム」に含まれると言えます。

なお、マンションの設備は使っていれば必ず劣化するため、いずれリフォームが必要となります。細かいことを言えば、浴室のシャワーやシャワーのパッキンが劣化して交換するなどの作業も正確にはリフォームです。

特に水回りの設備はリフォームを迫られることが多くなります。

設備別のリフォーム目安時期

ここで、マンション内の設備別にリフォームの目安時期を見てみましょう。

設備
リフォーム目安時期
トイレの換気扇 10年〜15年
ウォシュレット・温水便座 7年〜10年
浴室換気扇 10年
シャワーヘッド・シャワーホース 5年
シャワーのパッキンなど 5年
混合水栓 10年
カートリッジ(水栓の内部部品) 5年
ガスコンロ 10年
IHクッキングヒーター 10年〜15年
レンジフード 10年〜15年
照明器具 8〜10年
(※リノベ不動産調べ)

マンションの設備のうち、そのほとんどは10年前後で寿命を迎えます。特に浴室内の設備などは、故障すると不便になるものも多いので注意しましょう。

シャワーなどは、修理ではなく部品交換で済むことも多く、部品交換にさして時間はかかりません。しかし、メーカーや型式がわからないと、業者に連絡しても部品の調達に時間がかかることもあります。
マンションを買うと購入者には「取扱説明書」というファイルが渡されます。取扱説明書を見れば各設備のメーカーなどがわかるので、いざという時に、すぐに見られるようにしておくことが望ましいでしょう。

設備別リフォーム費用の相場

続いて、各設備のリフォーム費用について見てみましょう。
※設備費用を除いた、施工費用のみ
 

リフォームする設備
費用の目安
トイレの換気扇 20,000円〜50,000円
ウォシュレット 10,000円〜30,000円
温水便座 10,000円〜20,000円
浴室換気扇 20,000円〜50,000円
シャワーの部品交換 8,000円〜11,000円
混合水栓 10,000円〜15,000円
ガスコンロ 15,000円〜22,000円
IHクッキングヒーター 10,000円〜50,000円
レンジフード 40,000円〜80,000円
照明器具 5,000円〜20,000円
(※リノベ不動産調べ)

基本的には高くても100,000円以下で済むものばかりです。インターネットで特定の設備の交換について複数業者を比較できるサイトもあるので、調べてみると良いでしょう。

設備のリフォームについては、マンションの管理会社に連絡すれば対応してくれるケースも多いです。しかし、価格的に割高になる可能性もあります。

予期せぬリフォームを迫られる給湯器

マンションリフォーム費用の相場について

マンションに住んでいると、シャワーから水は出るのにお湯が出なくなることがあります。これは給湯器の故障が原因です。
給湯器は、交換するために100,000円を超える金額がかかることがあります。なお、給湯器は10年以上の期間が経過すると、故障する確率が上がります。

お湯の温度が安定しないなどの症例が出始めたら交換のサインです。なお必ずしも、もともと入っている給湯器のメーカーに交換を依頼する必要はなく、自分で安い機器や業者を探して交換することも問題ありません。

しかしながら、昨今のマンションでは給湯器が共用廊下に面したパイプスペースと呼ばれるスペースに設置されていることも多く、給湯器のサイズが制限されてしまうこともあります。現在設置されているものと違うメーカーの給湯器に交換しようとする場合は注意が必要です。

ちなみに、ガス会社がマンション管理会社と提携して、マンション内でまとめて交換工事を請け負うにあたり費用を割引することもあります。少しでも費用を安くしたいのならば、こういったキャンペーンに応募してみるのも一つの手です。

まとめ

水回り・空調・照明について目安となるリフォーム時期とリフォーム費用についてお伝えしました。例えば、換気扇であれば異音がする、給湯器であれば水温が安定しないなど、必ず設備故障の予兆はあります。
お金がかかることも不便な点ではありますが、それ以上に各設備を使えない状態が長引くことの方が圧倒的に不便です。故障の予兆が見えたら早めに対応するのが良いでしょう。

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