その他
2018.03.25
スマート家電・IoT機器で便利な生活へ
IoTとは「Internet of Things」の略で、モノがインターネットに接続されることにより、情報のやりとりや制御をする仕組みです。前回は、不動産とITを組みわ合わせた「不動産テックについて」を掲載しました。今回はその中でも生活の質をよりよくするための、家庭で使うスマート家電やIoT機器について具体的にどのような事例があるのかご紹介します。
スマートロック
スマートロックとは、スマートフォンなどの機器を使用して鍵の開閉や管理を行うことを可能にするシステムのことです。鍵を持ち歩く必要がなくなります。また機種によっては、オートロック機能や、鍵を渡したい対手に時間を設定して渡すことができる機能などがあります。
ソニーとWiLの設立したQrioが開発しました。スマートフォンとBluetoothで通信を行い、アプリで解錠することができます。対応しているドアであれば、工具無しで既存のドアへ取り付けすることが可能です。電池で稼働しているため、別途販売のQrio Hubを使用すると外出からでも解錠・施錠ができるようになります。
基本的な機能はQrioと似ていますが、NFCリーダーを使うことでアプリのほかにSuicaやPASMOなどのNFCで解錠ができます。現在発売されているAkerun Proは月額費用がかかることや入退室を管理できることから、オフィス向けです。
スマートスピーカー
LINEのサービスの連携が強く、LINEメッセージ(家族アカウント)の送受信やLINEの通話ができます。赤外線リモコンが搭載されているので、Clovaから直接家電を操作することができます。今後は、出前・宅配便の再配達依頼などができるようになるようです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B071LMG8BQ/
こちらはAmazonのサービスとの連携が強く、Prime VideoやPrime Musicなどのサービスを利用可能です。Amazon Echoで機能を追加することができることができ、日本でも現在500を超える機能が公開されています。先ほど紹介したQrio Hubと連携して、鍵の施錠などもできます。Kindleの本を読み上げなどの機能が増える予定です。
https://store.google.com/product/google_home
Googleのサービスと連携が強いです。そのため、Googleカレンダーと連携して予定を読み上げてくれます。日本語での認識は他の製品よりも良いそうです。特にChromecastを利用している方は、Chromecast経由でテレビ作やYoutubeの再生などの操作できます。
スマートリモコン
スマートプラグ
まとめ
今回は、家庭スマート家電やIoT機器の具体的な事例を掲載しました。
IoT化をすすめることにより生活がより便利になる一方で、サイバー攻撃の対象となりえます。
知らない間に攻撃されていた・または攻撃していたといった例も出てきています。総務省からはIoTセキュリティガイドラインが策定されています。
全てを意識することは難しいかもしれませんが、リスクを把握し快適に利用していきたいですね。