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2017.09.01
洗濯物が臭う?もしかしたら洗濯機のカビが原因かも!
せっかく乾いた洗濯物から嫌な臭いがするので、洗剤を変えて生乾きに注意して干してみたけれど一向に改善されない、といった経験がある人は多いのではないでしょうか。実はその衣類などの洗濯物ではなく洗濯機の汚れやカビなどが原因になっている可能性があります。そこで大切なのが洗濯機を清潔な状態にしておくことです。
“洗濯機が服の汚れや臭いの原因に”
洗濯機はいつも洗剤を入れて衣類を洗っている場所なので清潔に保たれているような気がします。ですが、よく見ると洗濯槽のふちの部分にカビや水垢が付着していることがあります。また、洗濯槽の裏側部分は普段見ることができませんが、湿気が溜まりやすい部分なので同じようにカビや水垢が発生している可能性が高いと言えます。それだけでなく、自分で分解して掃除することもできませんので一度ついてしまった水垢などは普段の洗濯で洗い流すことも難しいです。つまり。洗濯機を掃除せずにそのまま放置していると、衣類を洗う度に臭いをつけているとも言えます。しかし、洗濯槽の裏側などブラシが届かないような場所でも、お手入れすることは可能です。定期的なお手入れと普段のちょっとしたポイントを抑えて、洗濯機をきれいな状態に保つようにすれば衣類を嫌な臭いや汚れから、守ることができるでしょう。View this post on Instagram
“洗濯機の洗い方と頻度”
では洗濯機の掃除方法ですが、汚れの多くは水が触れる部分についています。まずは洗濯槽の上部の縁や給水口、洗剤投入ケースなどにカビ取り洗剤をつけていきます。この時に洗剤を噴霧する部分にティッシュペーパーを置いておくと、液だれしにくくなり効率よく洗剤を塗布することができます。そして15分ほど放置した後に水で流し、雑巾などで拭いておきます。次に洗濯槽内ですが、最近では洗濯槽専用のカビ取り洗剤が販売されていますので、これを洗濯槽に投入し水を溜めて、通常の洗濯と同様に洗い、すすぎ、脱水します。水を溜めた時に一時停止をして、しばらくつけ置きするとより的でしょう。しかし、これだけではまだまだ不十分なので今度は酸素系漂白剤と60℃くらいのお湯を入れ、一晩おいてから洗濯機を回します。すると黒いゴミのようなものが洗濯機に大量に出てきますので、この黒いゴミのようなものが浮かなくなるまで繰り返し水だけで洗濯機を回しましょう。これで掃除は完了ですが、月に1回のペースで行うと効果的です。View this post on Instagram
“洗濯機を汚れにくくするための工夫”
また、掃除だけでなく普段から洗濯機を清潔に保つための工夫も大切です。では、清潔に保っておく方法ですが、まずは衣類などを洗濯機に入れたままにしないことです。使った後の衣類やタオルなどは水分を多く含んでいてカビや雑菌の温床になりますので、洗濯物はかごなどに入れておき、洗う直前に洗濯槽に入れるようにします。なお、運転していない時はふたは開けておき、湿気がこもらないようにすることも大切です。洗濯槽の上部の部分は縁の部分は形状が複雑で水などが溜まることがあるので、こまめに拭き取るようにします。他にも最近の洗濯機には送風モードが付いているものが多いですが、この送風モードを運転することで、洗濯槽内の余分な水分を乾かすことができるので、湿気が溜まりにくくなります。このように洗濯機を清潔に保つポイントは水や湿気が溜まらない環境を作ってあげることです。 せっかくきれいにしようと洗濯をしたのに、洗濯機が汚ければ台無しです。それに、衣類やタオルなどのカビや臭いは不衛生なだけでなくアレルギーやアトピー、湿疹など肌トラブルの原因にもなりますので、特に小さな子どもがいるご家庭では気になります。洗濯機の汚れはため込むと掃除をすることも難しくなりますので普段からこまめにお手入れするように心がけましょう。 "View this post on Instagram