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2017.09.01
キッチンの排水口から嫌なニオイ…掃除法とニオイ予防法を伝授
キッチンで『嫌な臭いがするな…』と感じやすい場所の一つに、排水口が挙げられます。ゴミ箱や布巾なども嫌な臭いを発しがちですが、やはり掃除も忘れがちな排水口には敵いません。その臭いを除去する掃除方法やそのための道具、また予防法について解説していきます。今のままでは状況は変わらないので、少しだけお手入れのポイントを押さえて実行することによりお悩みは解消されます。
“排水口が臭ってしまう原因とは”
排水口が臭くなってしまう原因は、掃除が行き届いていないことであることがほとんどです。キッチンの排水口はほぼ毎日使われているものですので、それだけゴミや汚れも蓄積します。食器汚れの脂分や細かな食べ残しなど栄養がたくさんある排水口の中は、雑菌の心地よい住処になってしまっています。それら雑菌の繁殖や食べ残しのぬめりにより、どうしても臭くなってしまいがちな場所なのです。加えてそこには常に水分があるので湿っており、雑菌やカビが好む環境になっています。 また、食器洗いで使っている洗剤のカスなども、流しきれていない場合臭くなる原因になってしまいます。つまり毎日のように『原因物質』が供給されている台所の排水口は、臭くなって当然の環境が整っているのです。それを解消するためには、これらの原因となっている物質を取り除き、なるべくその場に止まらないように工夫していくしかありません。View this post on Instagram
“排水口の掃除方法”
一番手っ取り早いのは、掃除をして直接原因となっている雑菌やぬめりを排除することです。スポンジやいらない布と食器用洗剤を使い、排水口のパーツを洗っていくだけでもだいぶ違います。このときいらなくなった歯ブラシがあればとっておき、網目などをこすると汚れが落ちやすいのでおすすめです。排水口の中は非常に汚れていて外で感じるよりも強い悪臭を放つことがあるので、マスクやビニール手袋などでガードするのが得策です。 漂白剤などを使って徹底的に除菌をするのも良いですが、人体への害が気になる場合などは重曹とクエン酸を用いた方法がおすすめです。綺麗にしたパーツや水道管に重曹とクエン酸を適量ふりかけ、少量の水をかけると炭酸が発生します。その気泡が汚れをからめ取ってくれるので、しばらく放置ししたら流水で流せば汚れと臭いがすっきりとします。一番大切なのは汚れをその場に留めておかないことなので、ぬめり等はしっかりと除去しましょう。View this post on Instagram
“排水口の臭いを予防する方法”
排水口を綺麗にすることが出来たら、今度はくさい臭いの予防法について考えていきましょう。先述の通り、悪臭の原因となるものを除去するのが一番の対処方法なので、予防法としてはなるべく汚れや雑菌が付着した状態を保たないようにこまめに清掃するのが大切です。それが難しい場合には、食べかすが集まる小さなザルのようなパーツだけでもこまめにゴミ捨てをするだけでも違ってきます。また、食べかすがあまり排水口に流れないように、食器を洗う前にティッシュやキッチンペーパーで拭うという手段も有効です。そしてこまめに先ほどの『重曹+クエン酸』の炭酸清掃を行うか、キッチンハイターのような漂白剤を塗布しておくと雑菌の繁殖が抑えられます。 あとは1日に一回程度、熱めのお湯を排水口に流すという手段もあります。雑菌を流してしまうことが目的ですが、熱湯消毒と言えるほどの熱いお湯をかけてしまうと水道管が傷むこともあるので、温度には注意してください。 排水口の嫌な臭いを除去するためには、雑菌やカビなどを除去することと綺麗な状態を保つことが大切だということが分かりました。様々な道具や薬剤などが市販されていますが、そういうものをたよる前に今一度その清掃方法について見直してみるというのも良いかもしれません。その上で自分にとって便利だと思える道具を採用し、清潔を保つために役立てていきましょう。"View this post on Instagram