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2017.09.01

DIYを楽しむための、再発見!木ネジの注意点!

DIYを楽しむための、再発見!木ネジの注意点!

DIYで作れる木工品は、意外な程に様々です。そして、木工を考える時に「釘」を思い出す人が多いと思うのですが、木ネジもポピュラーの部品として、良く利用されています。

”木ネジあれこれ”

 

Hyoma Kawasakiさん(@hym.kwsk)がシェアした投稿 -

私たちがホームセンターに行ってみると、実に多種多様なネジを見つけることが出来ます。それは太さや長さ、形や素材などにも種類があり、選ぶ際には迷うこととも思います。 木ネジに関してもその通りで、大きさ、素材、形も様々です。 ところで、木ネジを注意深く見てみると、ネジ山の形がボルトなどのネジ山と形が違うことに気がつきます。 ネジ山のピッチが広く取られ、山の形も違います。また、素材も様々です。鉄にメッキをかけたものや、ステンレスのもの、また、真鍮のものもあります。これらは用途や目的によって変えられます。 木も使われ方や用途、設置場所も様々です。そして、それに合わせた使われ方があります。ネジの選定も、作るものに合わせて、安全な一本をチョイスしたいものです。

”木ネジの使い方について”

木ネジを見てみるとと、先端が尖っていることに気が付きます。これはネジ自体が木に食い込んで行く様に、と言った工夫なのですが、先端が尖っているからと言っても、使う時にはやはり注意が必要です。ネジの長さや使う木の種類によっては、打ち込む前に下穴を開ける必要も出て来ます。これが無いと、打ち込む木が割れたり、ネジがねじ切れることもあります。ですから、木ネジを打ち込む際には、適宜、下穴を開ける様にしましょう。 次に使う工具についてです。 昔はキリで下穴を開けるなど、木ネジは結構使うのにも不便でしたが、今は電動ドライバーも非常に安く、便利になっています。ですから、木ネジを使うためにも用意しておくと良いです。

“木ねじの選び方”

 
 
 
 
 
 
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Eriko Matsumoto_L'ESPACEさん(@eriko_matsumoto)がシェアした投稿 -

 木ねじは、太いと強度が増します。しかし太すぎると木材が割れてしまい、強度が落ちる場合もあります。そのため板厚を考慮して、下穴を開けたりするなど対策が必要になりますので、太すぎず細すぎずちょどいい長さを選定する必要があります。 長さも同様に、材料の厚みによって変わります。合計の板厚よりも長いものは意味がありませんし、長すぎると出張ったネジで先で怪我をすることも考えられるので、合計の厚板よりも短い長さが丁度いいと思います。 例えば柱に壁を付ける時、つまり板が垂直に立っている時に必要な強度は、板が重力で下に下がることを防ぐためのものです。この場合、柱とベニヤ板との密着強度が大切ですので、そんなに長いネジは必要ありません。先が貫通してしまわなければ、長くても構わないので、入手性が良くてコストも安いコーススレッドの65mm、75mmが無難だと思います。 明確にこの板厚にはこの長さや太さという基準はありませんので、状況に合わせて板厚や用途、下穴処理をする、しないなどきちんと考えて準備すればいいと思います。

”穴を開けるときに下穴は必要!?”

 

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下穴は、ネジを打ち込んだ時に発生する木割れ(木が割れること)を防ぐために行います。無垢材のような木は合板や集成材とは違って、そのまま切り出した板材のため一定方向に木目が決まっています。下穴をあけずにネジをねじ込むこと、木目に負荷がかかり木割れが生じます。 【下穴の開け方】 1.錐(キリ)を使って穴あけする場合
 

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木材に垂直キリを垂直に当て、上から下へ手を動かしながら力をかけます。キリは両手ではさんで左右の手を交互に前後に動かしながら、下に力をかけていき、手の位置を少しずつ下げていくような感じで作業すると、下方向に力をかけやすいです。また、穴がずれないように最初はゆっくり、穴が安定したら強めに回し押していくと失敗が少ないです。 注意したいのが、キリの先端は意外に繊細なもので、ある程度まで突き刺さった状態で倒すと、先端が折れることもあります。 2.ドリルビットを使って穴あけする場合
 

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 ビットとは電動ドライバーやインパクトドライバーの先端に取り付ける鉄鋼で出来た部分を指します。穴をあけるビットは「ドリルビット」などと呼びます。下穴のサイズは木ネジよりも少し細いくらいで、長さは打ち込むネジと同じ長さか少し短いぐらいがちょうどいいです。長さがわかりづらいときは、目印をつけてから穴あけすればわかりやすくなります。  

”屋内か?屋外か?”

 

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木ネジの素材もいくつかありますが、代表的なのは、鉄にメッキをかけたものと、ステンレスのものがあります。 鉄とステンレスの素材の違いは、何と言ってもサビに対する強さが挙げられます。確かに鉄のネジもメッキがかけられてサビが発生しにくい工夫がされていますが、サビに対する強さは、やはりステンレスに軍配が上がります。 ですから、素材の使い分けは、屋内用か、それとも屋外用かで分けるのが良いと思います。特に木は水分を含みますので、屋外の用途に使う際はステンレスを選びましょう。  

”木ネジの壊れ方を考える”

 

Kei Igarashiさん(@kei019)がシェアした投稿 -

木ネジを締めた部分の壊れ方を覚えておくのは意外に重要です。壊れ方の状態によって、ネジの太さ、長さ、あるいは下穴の径など、問題のあった場所が分かりやすいからです。 ネジ部の壊れ方には、大きく分けると3通りあります。「引き抜け」「破断」「ねじ切れ」です。 木ネジがそのままで引き抜ける場合は、ネジの長さが足りなかったか、素材が弱いか、あるいは下穴の太さに問題があったか、が考えられます。これの手っ取り早い対策は、ネジの数を増やすことが効果的な場合があります。ネジの数が増えれば、一本のネジにかかる 力が小さくなり、壊れる確率が小さくなります。ただ、素材の強さが決定的に足りないときなどは、接着剤の使用などを考えた方がいい場合もあります。 次に、破断する場合ですが、これはDIYのレベルでは少ないかとも思われますが、ネジの太さが足りない場合が考えられます。 また、電動ドライバーで強すぎるパワーで締め付けると、ネジ自体がダメージを受けていて、破断しやすくなっている場合があります。この時は電動ドライバーの強さを調節しましょう。 そして、ネジのねじ切れです。これは電動ドライバーのパワーの調整ミスによる場合と、下穴の径が小さい場合が多いです。ネジは引っ張りなどには強いのですが、ねじる力には意外に弱く、ドライバーのパワーによってはねじ切れます。ですから、この時は工具のパワーを調整しましょう。  

”まとめ”

木ネジを使うときは、用途に合わせて素材を選定し、大きさなどによってネジの太さや、あるいは工具のパワーなどの調整が必要になります。選定と締める工具、パワーを調整しながら使いましょう。

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