その他
2017.09.01
精油を加えて潤いのある生活を
エッセンシャルオイル（精油）には様々な効果があります。癒しの効果や殺菌効果などにより快適な暮らしのために役立てることが可能です。使い方が分からなくて手を出しにくいという方もいらっしゃいますが、それで諦めてしまうのは勿体ないです。難しいイメージがありますがコツを掴めば無理なく生活に取り入れることができますので生活に取り入れて潤いのある生活を楽しむとよいです。
“お風呂で大活躍”
エッセンシャルオイルはお風呂で大活躍します。まず簡単な使い方として入浴剤にするという方法があります。バスタブに1滴から5滴ほど垂らしてかき混ぜるだけで癒しの入浴タイムを楽しむことが可能です。入浴剤として使用するときにはホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイルに混ぜて希釈してから入れるとよいです。 キャリアオイルの保湿効果も得られますし、エッセンシャルオイルの肌あたりも優しくなります。天然塩に混ぜて使うという方法もありますが敏感肌の方は刺激が強くなりますのでキャリアオイルで希釈してから使用するほうが安心です。 精油をそのまま入れるだけという方法もありますが、その場合にはお湯と混ざることなくエッセンシャルオイルが表面に浮いている状態になりますので原液が肌についても問題ない精油を選ぶことが必要になります。エッセンシャルオイルの中で原液を肌に直接つけてよいとされているのはラベンダーとティーツリーだけです。他の香りを楽しみたいときには希釈して使うほうが安心です。
“掃除にも使える”
エッセンシャルオイルは掃除にも使うことができます。癒しの香りを楽しむことができるだけでなく、殺菌や除菌といった効果も期待できるからです。やり方は簡単です。バケツに水を張り、そのなかにエッセンシャルオイルを数滴たらします。その水で掃除すればワンランク上の掃除にすることができます。注意すべきなのはゴム手袋を使用するという点です。水に溶けませんので肌に直接触れさせないほうがよいです。また掃除に使う場合には使用期限が切れたものであっても問題がありません。使用期限内に使いきれなかったものを思い切って掃除に使うという方法もおすすめです。 エッセンシャルオイルには殺菌や除菌の効果が期待できますのでカビ対策にも使用することができます。スプレーとして使用すれば手軽に浴室のカビ対策ができます。目安としては、無水エタノール5mlにエッセンシャルオイルが5滴から6滴程度、それを精製水25ml程度で希釈します。カビ対策にはラベンダーやサイプレスなど殺菌効果や除菌効果が高いものがおすすめです。
“精油の注意点”
エッセンシャルオイルの注意点として、体調の悪いときの使用は避ける、赤ちゃんやペットには使わないといったことがあげられます。特別に処方された安全な物でない限り、赤ちゃんやペットに使うのはよくありません。また、発疹があったり、発熱していたり、手術後だったりなど体調が悪いときには避けたほうが賢明です。授乳中や妊娠中も一部のみしか使えませんので使いたいときには専門知識のある方に相談するとよいです。 飲むものではありません。誤って飲んでしまったらすぐに口をすすいで医師に相談するなど対処します。揮発性で引火の恐れがありますので火の側に置かないことも大切です。直射日光も注意が必要で、保存はもちろんですが使用後も柑橘系など光毒性のあるものは直射日光にあたると肌トラブルの元になります。光毒性のあるものは使用後、半日程度は直射日光を避けるのが賢明です。 使用期限はしっかり守り、開封後は1年未満を目安に使い切りましょう。柑橘系は6ヶ月が目安となりますので特に注意が必要です。開封後はキャップをしっかり閉め、冷暗所で保管して使用期限内に使い切るようにしましょう。 エッセンシャルオイルを安全に使うにあたっては使用期限を守ったり希釈するなどの決め事があります。使用法については守るようにしましょう。入浴剤として使ったり、熱で温めて香りを拡散させたりする以外にも掃除に使うなど用途はあります。使いきれずに余ってしまったからといって捨てる必要はありません。上手に使って潤いのある生活に役立てるとよいです。"
