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2017.09.01
初心者でも100均DIYでかんたんに作れる、絵本の収納棚アイデア集
普通の書籍や雑誌と違って、背の高さや奥行きなどサイズがバラバラな絵本は、収納に困るアイテムのひとつです。既存の本棚だとかゆいところに手が届かない…という方は、DIY初心者に最適と言われる本棚作りの参考にしてください。
目次
“絵本棚を作るメリットは「DIYに慣れる」こと”
数あるDIYの中でも、最もハードルが低いとされるのが本棚作りです。複雑な設計図も必要なく、サイズさえ事前に調べておけばすぐに作れるというのがポイントとなります。加えて、お部屋の整理整頓ができる上に、自分なりのデザイン・カスタマイズができるのも嬉しいところです。
“わずかなデッドスペースも活かせる、縦型本棚”
家具と家具の間や、飛び出た柱のサイドにできる隙間などのデッドスペースを活かすには、縦型の絵本棚がおすすめです。表紙を向けて並べるわけではないので絵が見えませんが、通常の本棚のように背表紙が見えるため、すぐにタイトルが分かって手にとりやすくなります。棚の上にちょっとした小物を置くことで、インテリアに早変わり。
材料として最も扱いやすいのは「すのこ」です。縦2枚と横2枚(天井と底)、そして必要な段に応じた板の数を用意しましょう。注意したいのは、一段ごとの高さです。絵本によって背の高さはまちまちなので、レイアウトを考えた上で高さを決めましょう。
“万が一衝突しても倒れない、安心なロータイプ”
縦型がスペース活用重視なら、ロータイプ(横型)は安定度重視です。縦型は、お子さんが衝突した時の転倒が心配ですが、横型で低いロータイプは設置面が多いため、転倒の心配がありません。
低い位置に棚を持ってくることで、お子さんが本を選んだりお片づけしやすくなる点も魅力的ですね。万能アイテムであるすのこを使う他に、木製のまな板を組み合わせるという手もあります。
“絵本の表紙を見せて、おしゃれ空間に”
書店のマガジンラックのように、絵本の表紙を見せる棚を作ればお部屋がおしゃれでかわいい空間に早変わりです。お子さんも、絵本のチョイスに楽しみがでるでしょう。
作成方法はさほど難しくなく、棚の最上段に柵を設けるだけです。角材を追加しても良いですが、丸い棒の支柱の形をした木材があればそちらの方が安全なので、ぜひそちらをチョイスしましょう。
さらに、板材を奥に追加してマガジンラックのように何層にも置けるようについたてを作れば、たくさんの絵本を書店や雑貨店のように美しくレイアウトすることも可能です。
“奥行きの違いで、絵本の並びがいまいちスッキリしない時のコツ”
冒頭でも触れた通り、絵本は書籍や雑誌などに比べてサイズの幅が圧倒的に広いです。そのため、せっかく本棚を作ったのはいいものの、背表紙を見せる形で本棚にさして行くと、奥行きの長さの違いからデコボコになってしまいます。
これの解決策としては、余った角材を本の後ろにわたしてサイズ補正材にする方法が有効です。棚の本体を組み立てる時に使った、すのこの余りの部分や端材を活用します。
方法は簡単で、奥行きがあまりない本の後ろに角材をわたして、接着するだけです。シリーズで揃えている場合は特に、奥行き・高さもとにほとんど同じになるでしょうから、シリーズものや出版社が同じ作品を多く所有している方ぜひ試してみてください。
“他にもアイデアたくさん!自分なりの本棚を作ろう”
ロータイプに表紙置きの棚を組み合わせる方法は、たくさん収納できる上におしゃれな見た目にできるという欲張り仕様です。背表紙を向けて並べるスタイルで、どうしてもサイズ違いのせいでデコボコになるのが気になる、という方は布を取り付けてカーテンで隠すという方法もありでしょう。もちろん、手ぬぐいや布なども100均で入手できます。おしゃれな柄やかわいい柄を選んで、お部屋の印象をコントロールすることもできますよ。他にも、木製の収納箱を組み合わせてカフェ風にしたり、プラスチック製の網状のカゴを活用して絵本以外の収納もまかなったりなど、アイデア次第で可能性は無限に広がります。
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