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2019.01.24
引っ越しの挨拶、迷った時に読む記事
引っ越しする時挨拶って必要?
両隣だけでいいの?
上下もした方がいいの?
そもそもしなくていい場合ってあるの?
引っ越しをする時、「挨拶行った方がいいのだろうか」と迷うことってあると思います。
今回は引越しの挨拶について検証していきます。
■挨拶したほうがいい場合
さまざまな住居物件の形態が存在している中で近所付き合いを良好にし、お互いにとって安心して生活を営んでいく事ができる環境を構築していくためには、引っ越しに際する荷物の運搬や荷解きに追われていたとしても挨拶回りをした方が良いでしょう。
特に挨拶回りをすべきなのは、これから新生活を始める新居が分譲マンションや一軒家という物件であったり、子育てをしていて子供と共に生活をしていく家族暮らしの家庭です。
分譲マンションは多くの方々が同じ建築物にて生活しているものの、賃貸マンションとは異なり購入し一軒家のように長きにわたって生活し続けていくため、多くの方々が同じ物件内で生活しているとは言ってもしっかりと挨拶をする必要があります。
また、分譲マンションの場合は、防音設備が高いので足音や声、生活音が聞こえにくいですがお子様を育てていると遊んでいる時などには音を発する可能性が高いです。予め子供と共に挨拶したり子供が居るという事をお伝えしておくようにしましょう。
そして、様々な物件の中で最も挨拶回りの重要性が高いのが一軒家であり、一軒家の周囲には長年にわたってその土地に根ざして生活をしている方が多いので挨拶が重要です。町内会などの活動もある様子から役割を理解したり地域に溶け込むためにも欠かすことはできません。
■挨拶しなくてもいい物件
分譲マンションや一戸建て住宅のように近所の方に挨拶をしなければならない物件がある一方で挨拶をしなくても問題が無かったり、意図的に行わない方が良い物件もあります。
挨拶の必要性が低い物件は賃貸マンションや賃貸アパート、一人暮らしの居住者が多く横の繋がりが強くなさそうな場合です。
賃貸マンションや賃貸アパートは転勤や進学といった理由により一時的に物件を借りて生活している方が多いので、入居者の出入りが激しいという特徴があります。
入居者の出入りが激しい状況では、入居者同士の横の繋がりを構築せずに次々と生活する方が変化するので挨拶をせずとも問題にはなりません。
また、今日では防犯意識の高まりを受けて意図的に挨拶をしない事例も多く、挨拶により一人暮らしであるという事や、生活リズムが知られてしまうと家を空けている時間帯が知られてしまうので、空き巣被害などを防ぐべく挨拶しない方が良いです。
そのような防犯意識の観点で特に挨拶をしない方が良いのは一人暮らしの女性であり、女性が一人暮らしをしているという事を周知させてしまうきっかけとなるので、女性が賃貸物件で一人暮らしをする際には挨拶はしないようにし、挨拶をしたい時には協力して頂ける男性と共に顔を出すようにしましょう。
■挨拶するならどこまですべきか?
分譲マンションはもちろん、賃貸マンションや賃貸アパートでも挨拶をしたいと考えている時には外出時に顔を合わせる可能性が高い両隣は欠かさずに挨拶に行きましょう。
両隣のように外出時など、顔を合わせる可能性が高い場合は絶対。また、階数が異なる上階や下階で生活されている方も両隣と同様に挨拶を欠かしてはなりません。
その理由は、たとえしっかりと高い防音性能が整備されていたとしても生活音が聞こえてしまう可能性があるためです。室内で元気良く走り回る機会が多い子供を育てている家庭であれば尚更です。
当然生活音は聞こえてこない方が良いですが、生活音が聞こえてきた際に顔馴染みでお付き合いがある方が発する音と、お付き合いが無い方が発する音では感じられる印象が異なるので、自身が生活している部屋の上階と下階に当たるお部屋にて生活をしている方にはきっちりと挨拶を行いましょう。
一方、一戸建て住宅の事例では上階や下階に挨拶に行く必要が無いものの、その分左右への範囲が広くなります。
基本になるのは自宅から両隣の三軒までであり合わせて真裏に位置しているお宅にも出向き、場合によっては斜め方向に位置しているお宅や尚一層広範囲へ挨拶に出かけると良いでしょう。