その他
2018.12.25
クレーマにならないための下準備!よくある失敗例と対策法
中古住宅を購入してリノベーションしたのに、「想像と違ってがっかり…」というケースは意外と良くあります。
せっかくカスタムするならば、最高の仕上がりにしたいですよね。
これからリフォームや中古住宅を購入してリノベーションする方は、クレームになりがちなケースを確認しておきましょう。
今回は、クレームを防ぐために良くある失敗例と対策法をご紹介します。
目次
仕上がりの設計デザインやリフォーム素材が想像と違ったケース
リフォーム業者に依頼して、希望を伝えて細かく打ち合わせをしてウキウキ気分で待っていたのに…。
完成後は想像していたイメージと全然違っている!というクレームは良くあるケースです。
例えば、カタログで見せてもらった写真の色より実際は濃かったり薄かったり、また素材がチープに見えるといったケースです。
カタログの写真には、キッチン、トイレ、バスのフローリング、壁紙のクロスなどリフォームで使う材料が載っています。
しかし、打ち合わせの時にカタログだけを見ながら決定してしまうと、失敗する原因となります。
対策①リフォームで使う素材は実物を見せてもらう
リフォームの失敗を防ぐためには、カタログに載っている写真だけを見て決めるのはNGです。
業者によってはリフォーム素材のサンプルがあるので、気になるものを全部出してもらって選ぶと良いでしょう。
綿密な打ち合わせをしたのに、想像していたものと完成後のイメージが異なるのは避けたいですよね。
そのために、業者にパースと呼ばれるCGシミュレーションなどで完成後のイメージを出してもらうと効果的です。
後から「こうじゃなかった…」というトラブルを防ぐためには事前に確認することか大切です。
カタログだけを見てリフォーム素材やデザインを決めてしまうと、すでに着工したら変更は手遅れです。
すべての工事が終わった後に変更したら、追加料金がかかり、予算が2倍近くになるので注意しましょう。
注文したものと違う素材やデザインになった場は、業者に責任がありますので、対応してもらえます。
ただし、イメージの違いは自己責任となりますので気をつけてください
大手のハウスメーカーでも下請け業者が担当するケースもあり
リフォームは安心して依頼するためテレビコマーシャルでも有名な一流の業者を選ぶ方は多いと思います。
例えば、積水ハウス、大和ハウス、パナホームといった名前が知られた業者であれば信頼度が高いですね。
しかし、気をつけたいのは、実際にリフォーム作業を行うのは下請け業者が行うケースが多いです。
名前だけでリフォーム会社を選ぶと「こんなはずではなかった…」と後悔するケースも少なくありません。
対策②実際にリフォーム作業をする業者を確認する
大手のハウスメーカーを選んでも、リフォーム作業は地元の小さな下請け業者が行うケースがあります。
丁寧で腕が良い業者であれば問題ありませんが、手抜きや下手な業者がくる可能性もゼロではありません。
床や素材が汚れてしまったり、計画通りに進まないといったトラブルになることも…。
契約するまえにどの業者がリフォーム作業を担当するのかを確認することも大切です。
安い見積もりを選ぶと失敗するケース
コストを下げるために安い業者、安い素材などすべて安さだけで選ぶと後悔するケースは多いです。
例えば、リノベーションなのでドアや壁もすべて変更してくれると思ったのに、契約書に入っていない場合があります。
安い見積もりには簡略化されたリフォーム作業や素材を使ったり、コストが下げられています。
安い業者で安く見積もりをしてもらうと思い通りにならず、結局追加注文して高くなってしまうので注意が必要です。
対策③業者は安さだけで選ばないこと
コストが安いお得な業者選びは大切ですが、リフォーム業者選びは、安さだけで選ばないことが大切です。
リフォームをする前に契約書を良く見て内容を確認することが大切です。
料金は高いけれどもすべて理想通りにリフォームしてくれるのなら、満足度は高くなります。
あとで後悔しないためにもリフォーム業者は安さだけで選ばないこと、見積もり額を安くするだけにこだわらないことが大切です。
まとめ
今回は、リノベーション・リフォームでクレームを防ぐために良くある失敗例と対策法をご紹介しました。
これから長く生活する住宅をキレイにしてくれるリノベーション・リフォームは仕上がりが楽しみです。
しかし、希望を伝えたのに想像と異なるとかなりガッカリしてしまいます。
業者にクレームをして嫌な気分にならないためにも、しっかり失敗例と対策法を頭に入れて、依頼するようにしましょう。