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vol.56【リノベ|インタビュー】団地リノベ!最上階の「抜け感view」と「光」を楽しむインテリア

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vol.56【リノベ|インタビュー】団地リノベ!最上階の「抜け感view」と「光」を楽しむインテリア

今回ご紹介するIさんファミリー邸は、リノベ界でもホットな「団地リノベ」。団地は各棟の間が広く取とられていることが多く、最上階ともなると解放感も日当たりも◎。間取りは大きく変えずに、素材と効率にこだわったヘルシーな住まいが実現しました。

将来は地元に帰るため転売の可能性もあるというIさんファミリー。「今」を充実するための住まいづくりについてお伺いしました。

■リノベ費用:約950万円
 

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将来の売却も視野に、「今」を充実させる住まい探し

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家を買おうと思ったきっかけは?
 
「娘が生まれたことと、賃貸であまりいいところと出会えなかったので、検討し始めました。家賃と同じくらいなら、中古でリノベっていうのもいいかなと思って」
 
最初から中古物件+リノベで考えていたんですね。
 
「そうですね。総合的に考えて新築よりもコスパもいいと思って、リノベにしてみようと」
 
他のリノベーション会社はご覧になりましたか?
 
「2社見ましたが、少し話を聞いたくらいです。リノベ不動産さんは3社目でしたが、ショールームの感じや、事例が好みだったんですよね。」
 
物件はある程度絞られていたそうですね。
 
「住み心地を重視してエリアは前と同じで探しました。物件は団地のみを考えていたので、実際に見た物件も4件と少なかったです」
 
その中でこちらにした決め手は?
 
「一つは団地の目の前にある公園で、程よい広さが気に入りました。他の物件でもあったのですが、ここの公園は広すぎなくて、あまり騒がしくないところもいいなと思って。それと最上階というのも良かった点です。上の音を気にすることもないし、先々売却の可能性が高いのでメリットになるかなと。あとは、最上階でも築年数が古いこともあり予算より安かったのも決め手です。リノベ費用と合わせても想定額より安く済みました」
 
売却を予定されているのですね。
 
「僕がリタイアするまでの住まいと考えて探していました。ゆくゆくは地元に戻って家を建てる予定です。そのときに貸すにしろ売るにしろ、条件は良いほうが良いかなと」

光が活きる、真っ白な漆喰の壁とターコイズブルーのアクセント

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内装のテーマは?
 

「プロバンスです。南仏の明るい雰囲気が好みで、部屋全体を白い漆喰壁にしました。ドアは好きなターコイズをアクセントに入れてもらいました。

リビングには一部ウッドパネルを貼ったのですが、これはもともとやりたいなと思っていたことで、リノベ不動産さんのショールームにあったのを見た瞬間『ここならイメージ通りできるかも』と思ったんですよね。コスト的にも全部漆喰にするよりも抑えることもできたし、なによりやりたかったことができたのが嬉しいです。リビングの床はパイン材の無垢床で明るくやさしいイメージです。」
 
プロバンス風といえば白の漆喰やアーチ壁、テラコッタタイル、モザイクタイルなど温かみのある空間づくりが特徴。無垢床との相性もぴったりです。味があるウッドパネルを加えるとさらにヘルシーな雰囲気になりますね。
 
間取りは前と同じ2LDKとのことですが、どう変えましたか?
 
「一番大きく変えたのはリビング横の洋室です。2つに分けて一つは子ども部屋に、もう一つはファミリークローゼットにしました。ここに家族全員の洋服をしまっています。子ども部屋はリビングを通ってから行けるようにしたかったので、ここにしました。扉は付けずにカーテンで仕切る形にしています」
 
団地はもともと効率のよい作りになっています。あえて大きく変える必要もなく、自分たちのライフスタイルに合わせて必要な部分だけを新しくすることで十分だったりするんですね。その潔さがコストバランスをとしても功を奏して、漆喰を洗面室以外の全面にするという贅沢なプランが実現しています。

Iさんファミリーの「リビングを通って子ども部屋にアクセスできるスタイル」はファミリー世帯に人気の間取り。小さいうちは、目が届きやすいというメリットが。大きくなっても、リビングを必ず通る導線なので、自然と家族とコミュニケーションをとれる間取りなんですね。

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キッチンのこだわりは?
 
「家具を置かずにカウンターにしたことです。デザイナーさんに『カウンターがあるとリビングを見渡せて一体感が出る』と、提案して貰って作ることにしました。実際、子どもがリビングで遊ぶことも多く、見渡せて便利ですし、収納量があるので置き家具がいらないのも良かった点です。リビング側から見たときにスッキリと見えるので」
 
壁付けのキッチンでも、カウンターを作ることでアイランドキッチンのようなインテリアに仕上がります。設備の位置変更もなければ配管問題も心配することなく、不要なコストをかけることもありません。

カウンターの内側はオープン収納にしています。扉がないと1アクションで物の出し入れができるので、細かい作業の多いキッチンに重宝します。雑多なものが多いオープン収納でも、カウンター内であればリビングからは見えないのでスッキリした印象をキープできるのもポイントですね。
 
キッチンの壁には白いブリックタイル。リビングのアクセントにもなっています。タイルはオシャレアイテムなだけでなく、油が跳ねてもサッと拭けてお手入れ簡単なのも見逃せません。

時短を叶えるファミリークローゼット

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最初からファミリークローゼットをご希望でしたか?
 
「これもデザイナーさんに提案してもらいました。収納を一つにまとめると便利と言われたので、この形にしました。実際、ここに家族3人分の洋服をまとめられるので便利です。ここと洗面室の固定棚で収納は事足りています」
 
実は省スペース化にもなるファミリークローゼット。ファミリー世帯に人気の形です。物を置く場所が一箇所に決まっていれば、あちこち探し回る手間が省けて時短になります。居室を広くしたり、まとめて置く場所が欲しい人にオススメです。

遊び場としても使える広めの玄関

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玄関も変えられましたか?
 
「ここもデザイナーさんにアドバイスを貰って広くしました。子どもが室内用粘土や砂遊びができるから、雨の日でも助かります。床はモルタルにして、固定棚を作って、廊下には南仏をイメージしたテラコッタタイルにしました。」
 
玄関は自分たちらしくアレンジできるスペース。ドアを開けた瞬間、広めの玄関とお気に入りの南仏空間が出迎えてくれます。テラコッタタイルの先にはリビングに続くターコイズブルーのドアがあって、帰ってきたことを実感できる瞬間です。

リノベでは土間が人気ですが、土間とまでいかなくても、少し広めの玄関にするなどの微妙な調整ができるのもリノベーションの魅力。雨の日も寒い日も室内とはまた違う遊び場として、このスペースが気分転換に一役買ったりしてくれるんですね。 

広さ確保で使い勝手が良くなった洗面室&トイレ

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もとは洗面室がなかったそうですが、どのように変えましたか?
 
「洗面台がトイレと浴室の間に壁付けされていて、脱衣スペースはその通路でするという感じでした。そのままだと、誰かがお風呂に入っている時にうかつにトイレに行けなくて。娘が大きくなったときにはち合わせしたら気まずいので、トイレの入り口を変えて通路自体を洗面室にしました」
 
洗面室はどのように作りましたか?
 
「洗面台の位置を変えて、隣に棚を作りました。ここに洗ったタオルや化粧品を置けるので便利です」
 
通路全体を個室にした洗面室はゆとりある広さです。洗面台の横に固定棚があると、すぐに物を取り出せて便利ですね。こちらも玄関と同様、高さを活かした収納なので、隈なく物をしまえてすっきりします。
 
洗面台下をオープンにすれば、椅子を置けてパウダールームのような雰囲気に。物を置ける余裕もあるので、いつも使わない物を置くにもちょうどいいですね。

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トイレは入り口を変えて広くしました。リノベーションでトイレを広くするのはよくあるケース。これくらい余裕があると、壁のデコレーションを楽しむことができます。お子さまの好きなキャラクターのイラストや風船、あいうえお表などを飾ってもごちゃごちゃせず、雑然とした印象になりません。

家づくりで困ったことは?

家づくり中に困ったことはありましたか? 
 
「壁を剥がしたらカビだらけのところがあってびっくりしましたが、リノベーションでちゃんと露わにしたので発見できたのが良かった。あとは、大きな間取り変更もしていないこともあって、配管も問題なく段差を付けることもなかったし、配管自体も新しく変えられるところは変えて劣化の不安も解消できて良かったです。
 
家づくり中ではありませんが、住み始めてから困ったのがインターネットです。団地の電話回線が昭和のものなので、光回線ができないんです。団地の組合が動かないと変えられないので、仕方ないですね」

リノベーションでは、解体してみて初めて状況を知ることになります。カビや配管の処理をどうするかということや追加費用の要否についても事前に確認できると安心ですね。インターネットについても団地に限らずマンションなどの集合住宅の際は事前に確認すると良さそうです。大規模マンションなどの場合は回線が混雑することも考えられるので、特に在宅でお仕事をする際の環境として、ポケットwifiでも大丈夫なのか?光回線でないとNGなのか?などお仕事に直結する際にはよく確認するようにしましょう。

これからリノベーションをされる方へメッセージ

最後に、お二人からリノベーションをされる方へ向けてメッセージをいただきました。
 
「新築は賃貸にしろ購入にしろ全部が自分好みということはありませんが、リノベーションは細部まで自分仕様にできるので、こだわりたい方にはオススメできると思います。物件が古くても、中身は新築のようになってかつ予算を抑えられるので、リノベーションにお金をかけられると、満足度は高くなるんじゃないでしょうか。
 
当初は自分たちはあまりこだわりがないと思っていましたが、話を進めていくうちに好みや希望がはっきりとしてきました。少しずつわかっていったので、話すことが大事なのだと思いました。あと、最初の段階でどんな暮らしをしたいか、お金も含めてどんなライフプランにしたいかを聞いてくれたのも大きかったと思います。
聞いてくれたから、今後のことや希望の動線を考えるきっかけになりました。住むほどに、はじめの段階で暮らしをイメージすることが大切なんだと実感しています。こちらの希望を汲み取って提案してくれたことをイメージしてみて良さそうであれば採用し、自分たちの譲れない条件も反映させれば、理想の住まいが出来上がると思います」

まとめ

今回のリノベーションのポイントを見ていきましょう。
 
1、売却を見据えての物件探し
 
物件は売却を考慮して、有利になるよう最上階に。住み続けるのか売却するのかによって、物件の選び方も変わります。また、築年数が古い物件は最上階でも安くなるので、最上階を希望している方は築年数を広げて探すのもオススメです。
 
2、もとの間取りを保ちながら微調整して使いやすさUP
 
Iさんファミリーはもとからの間取りを活かしながら、要所要所を変えられました。リノベーションでは物件の間取りを活かしながら、使いやすい間取りにすることが可能です。
 
3、漆喰壁×無垢床でプロバンス風に、自分らしさはアクセントカラーで
 
懐かしい風合いの漆喰壁と温もりを感じる無垢床は、プロバンス風で王道の組み合わせです。そこに同じ白でもウッドパネルを加えれば、こなれた感じになります。同色の異素材ミックスはオシャレ度が上がるテクニックです。さりげなく自分らしさを出したいなら、アクセントカラーを取り入れてみましょう。一点色を加えるだけで、自分らしさが出ますよ。
 
4、コミュニケーションがとりやすくなる子ども部屋
 
リビング横の子ども部屋は、お子さまとのコミュニケーションを自然と増やします。それに加えてIさんファミリーでは、必ずリビングを通る動線にして、あえて扉を付けませんでした。こうすることでいつでも声をかけられ、お子さまの様子も見られるようになりました。また、出入り口を開口部にすると、リビングと一続きになって開放的な空間になります。
 
5、つながりと利便性を加えたカウンター
 
キッチンリノベで人気のカウンターは、デザイン性・機能性どちらも備えた優秀アイテム。作業スペース・収納が増え、リビングも見渡せるようになります。大幅に変えずに作業効率を上げたい方にオススメです。
 
6、探し回る手間を省くファミリークローゼット
 
大容量のファミリークローゼットは、探し回る手間・時間を省けて時短になります。また、収納を一箇所に集約すれば他の居室に収納を設けなくていいので、居室を広げられます。部屋を広くしたいときにも有効です。
 
7、雨の日も外遊び感覚を楽しめる玄関
 
実は自分のアレンジを効かせられる玄関。クローゼットにはしまえない物を置いたり、セレクトショップのように靴を並べたりと、思い思いに作り込めるスペースです。Iさんファミリーは玄関を広くしたことで、キッズスペースとして活用。サードプレイス的に変えられるのが玄関リノベの魅力です。
 
以上の7つのポイントで、快適な住まいを実現されました。間取りを大きく変えなくても、要所要所を変えるだけで使い勝手は格段に上がります。間取りを一から考えるのは気が引ける方や、収納をまとめたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。