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2017.09.01

グリーンの生育と土との関係

グリーンの生育と土との関係

庭やベランダなどを彩るには、植物があると、ある種の癒しを感じさせます。インテリアにしてもグリーンがあると雰囲気がずいぶん変わって来て、部屋の空気を和ませます。「緑」は目に優しく、そして心も穏やかにしてくれることが分かります。 さて、そんなグリーンですが、育てる土の条件が重要なことは言うまでもありません。湿気などもありますが、土の質も大きく影響して来ます。中でも「酸性かアルカリ性か?」は条件として重要で、植物の生育に大きく影響します。  

”植物にとっては弱酸性が良い”

「酸性かアルカリ性か?」は園芸用の土を考える上で重要です。適量の肥料や水を土に与えて、それでも植物が育たない場合は、土が酸性になっている場合が多いです。そして、その土をそのまま使っていると、更に酸性になって行きます。植物はやや酸性を好みますが、酸度が進んで行きますと、生育条件に悪影響が出て来てしまうのです。 土は使っていると酸性になりやすいのですが、これは日本の土が基本的に酸性に傾いていることに加え、雨が弱酸性であること、雨で石灰などのアルカリ成分が流れてしまいやすいこと、そして、植物が土を酸性にしてしまう作用があることや、化学肥料が酸性であることなどが原因と考えられています。  

”なぜ「やや酸性」が良いか?”

植物はやや酸性を好みますが、これは土の中のアルミニウムが溶け出すことが、植物に悪影響を及ぼすからである、と考えられています。アルミニウムは酸性の時に溶け出してアルミニウムイオンとなり、植物の根を傷めてしまうのです。また、リン酸と結合してリン酸アルミニウムと言う物質になり、根がリン酸を吸収できなくなり、せっかくの養分が欠乏してしまうのです。  

”酸度を調整する”

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酸性になって植物の生育が悪くなった場合は、酸度を調整して、弱酸性の状態に変えることが望ましくなりますが、これにはアルカリの物質を使って調整をします。ここで注意しなければならないのが「適量使うこと」です。アルカリ物質は使いすぎると中性を超えてアルカリ性に傾いてしまいます。そうなると、土の酸度を調整する必要も出てきますが、アルカリから酸性に変えることは非常に難しくなるので、最初の酸度調整をしっかりとしましょう。 さて、酸度の調整は主に3つのアルカリ材を使って行います。「消石灰」「苦土石灰」「牡蠣殻」です。 特徴としては、消石灰が即効性に優れますが、皮膚に着くと炎症を起こす場合もあります。主に農家向けと考えるべきです。 次に苦土石灰ですが、長所としてはマグネシウムの補給も出来るメリットがあります。分量さえ守れば無難な材料なので、ガーデニングには向いているとも言えます。 最後に牡蠣殻ですが、効き目は遅くなりますが、誰でも使え、撒き過ぎても大丈夫なメリットがあります。使い方としては、細かく砕いて使用するので、体力と時間は必要ですが、量が分からない場合などは一番無難な材料として使えます。  

”酸度の測定”

植物の生育に、酸度が重要であることは分かりましたが、それではどうやって酸度を測定するか?・・・が問題になります。そこで使うことが出来るのは、酸性に弱い植物を植えてみること、酸度を測定する試薬を使ってみること、そして機械で測定してみる手段が考えられます。この中で手軽な手段は試薬を使う手段と、機械を使う方法です。 試薬は通信販売でも入手でき、1000円程度で入手できる様です。また、農業用の酸度系も通信販売などで入手が出来ます。用途ですが、プランターなどの数によって変えるのが良いかと思います。プランターが少ない場合は試薬で済むかも知れませんが、多くなると機械の方が能率的になるからです。  

”酸度調整は難しく無い”

今まで述べた様に、酸度を測定し、調整することは、決して難しいことではありません。植物の生育を楽しみ、更には庭や部屋の雰囲気を良くするためにも、土の改良を是非ともやってみることを勧めます。"

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