心地よい生活は匂いから！ゴミ箱が臭わない簡単5つのコツ

ゴミ箱の嫌な匂いは誰でも気になるものです。寒い時期はまだマシですが暑い時期は嫌な匂いがひどく、こまめに捨てても防ぎきれません。

料理をする時にゴミの嫌な匂いが漂っていると、気分は憂鬱になるはず。そこで、この記事ではゴミ箱の匂いの原因と対策について5つ紹介していきます。

ゴミ箱のニオイの原因をおさらい

ゴミ箱が匂う最大の原因は、雑菌の繁殖による「腐敗臭」です。雑菌が繁殖してしまう環境は「餌が多い」「高温」「多湿」の3つがあると言われています。

特にゴミ箱に捨てるときは水分を含んだ食材を捨てることも多いでしょう。常温でそれを放置していると腐っていき、ゴミに付着している雑菌がこれらを餌にして更に繁殖することが匂いの原因となります。
また、ゴミに水分を含んでいるとより腐敗が進みやすくなりますので、夏の時期の水分を含んだ生ゴミは雑菌において最高の環境であることを覚えておきましょう。

ゴミ箱が匂わない方法5選

ゴミ箱の匂いを「完全に」取り除く方法はありません。
しかし、普段から防臭対策を行うことで嫌な匂いを軽減できるかもしれません。その方法を5つ紹介していきます。


(1)三角コーナーに捨てない
シンク内に設置してある三角コーナーは水がかかりやすく、ゴミに水分が付着しやすいと言われています。
その為、三角コーナーを設置している人は思い切って撤去するのもいいかもしれません。代わりに手ごろなサイズの容器にビニール袋をかぶせて調理中のゴミ・調理後のゴミはそこに捨てて、1日の終わりにビニール袋をしっかりしばってゴミ箱に捨てるといいでしょう。

余分な水分がゴミに含まれなくなるので雑菌を抑えることが出来るでしょう。また、料理する度にゴミを捨てることになるので、手間は掛かりますが衛生面でもメリットがありますね。


(2)ゴミ箱に新聞紙を敷く
先ほどお伝えした通り、水分はゴミの腐敗を加速させ雑菌の繁殖スピードを上げる原因となります。ゴミ箱に新聞紙を敷くことで、中の湿度を低く保ち、匂いの発生を抑制することが出来るでしょう。

更にゴミ袋に新聞紙を敷き詰めておくことで、外からゴミの内容がわからなくなり、プライバシー保護の役割も。
読んでいる新聞紙をそのまま捨てるのではなく、ゴミ箱に敷いて有効活用していきましょう。

生ゴミは密閉する
水気を切れば、多少腐敗を防ぐことはできても完全にゴミの腐敗を止めることは難しいでしょう。その為、密閉してしまうのも匂いを防ぐ方法になります。
嫌な匂いの原因となる生ごみは、チャック付きの袋かビニール袋の口を固く結んでからゴミ箱に入れることで、匂いが漏れるのを防ぐことが出来ると言われています。
生ごみをそのままゴミ箱に捨てていた人は、小さな袋を用意して密閉して入れてみてください。


洗剤や重曹を使う
重曹の消臭効果・除菌作用があるクエン酸を、生ごみを捨てる際に少量でいいので振りかけるのがおすすめです。クエン酸がない場合はお酢やレモン汁でも代用可能なので、試してみても良いでしょう。
重曹は水分を吸収してくれる「吸湿作用」がありますので、新聞紙との併用で更に雑菌を抑えることが出来るでしょう。


ゴミを溜めないように小さいゴミ袋を使う
腐敗が進みやすい夏の時期には特に、ゴミを溜めないようにするのが重要です。ゴミをパンパンになるまで溜めておくと、その分腐敗する時間を与えてしまうので匂いの元となる雑菌が増えてしまいます。
その為、こまめにゴミを捨てられるように小さいゴミ袋を使うようにすることもおすすめです。
ただ、ゴミ袋が有料な地域では、節約の観点で「ある程度溜めてから」捨てたいところ。
この場合は冬は溜めてから捨てて、どうしても臭いが気になる夏だけこまめに捨てる、といった工夫をしても良いかもしれません。

ゴミ箱に匂いがついてしまった時の掃除方法は？

ゴミ箱は使い続けるうちに、どうしても嫌な匂いが移りがち。そのため定期的に掃除が必要でしょう。
台所用の漂白剤で漂白することで匂いが取れると言われています。付け置きができるのであれば試してみてはいかがでしょうか。
もし、付け置きが難しい場合は、キッチンペーパに漂白剤を浸してパックするようにつけるか、しっかりと拭きましょう。

また、掃除した後は天日干しがおすすめです。ゴミ箱の種類によっては太陽の光には消臭と殺菌の効果が期待できると言われています。
ただし、ゴミ箱の種類によっては直射日光を避けた方が良いものもありますので注意が必要です。

なお、ゴミ箱の掃除は匂いがきつくなる夏場は1か月に1度、冬場は3か月に1度は掃除を行うことで匂い移りを防ぐことが期待できます。
ゴミ箱の掃除は多少手間はかかってしまいますが、定期的に掃除をして清潔感のあるキッチンにしたいですね。

まとめ

ゴミ箱が匂わない方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。まず、ゴミの匂いを完全に取り除く、または防ぐことは難しいとされています。

しかし、三角コーナーは使わない、水気をしっかりと切る、ゴミはこまめに捨てるなど意識していくことで匂いを軽減させることは出来るでしょう。
中には多少の手間がかかるものもあるかもしれませんが、是非参考にしてみてください。