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2017.09.01
壁面収納DIYに役立つ!棚用のブラケットもこだわり素材でなくっちゃ
ブラケットは水平に突き出たものを支える部材のことです。持ち送りとも呼ばれています。DIYなどで使用されることもあるものですが、素材ごとに異なる特徴を持っているので使う時にはその点を意識することをお勧めします。といっても素材ごとの特長を全て知っているという方はほとんどおられないのではないでしょうか。そこで今回はブラケットにお勧めの素材を紹介していきます。
“ブラケットにうってつけの金属”
ブラケットによく使用される金属の1つがステンレスです。ステンレスとは言わずとしれた錆びにくい金属となっています。さびにくいということを除くと基本的には鉄と同じような性質を持っているのが特徴です。頑丈な作りとなっているので壁面収納にたくさんのものを入れたいという方にもお勧めです。弱点は加工がなかなか難しいことです。DIYとして使用する場合は曲げたりすることが難しいかもしれません。 それと対極にあるような性質を持っているのがアルミニウムです。アルミニウムは加工しやすいため、初心者でもいろいろな方向に曲げることが出来ます。一方で耐久性は低いのであまりにも多くのものを乗せる棚にはなりません。ステンレスの中でもオーステナイト系と呼ばれるものであれば加工しやすいのでお勧めです。工業用機械や建材、キッチン用品などによく使われています。ブラケットにもうってつけです。
“他に使用できる金属は?”
他にも使用されることの多い金属はあります。その1つは銅であり、加工しやすいことから初心者のDIYでは特に役立ちます。電気や熱の伝導性が高いという特徴もありますが、これはブラケットに使用する場合はあまり関係のない要素です。日差しが差し込む場所に設置する場合は熱くなりすぎないように注意が必要となります。 アルミニウムのような軽い素材を使用したいという場合はチタンもおすすめです。チタンは非常に丈夫であり、一般的な鋼の2倍という強度を持っています。アルミニウムより6倍も強いという極めて強固な素材です。コストはかかってしまいますが、腐食のしにくさなどメリットの多い素材などで使用する価値は大きいといえます。これらの金属はそれぞれ特徴が異なっているのでどのようなブラケットを作りたいかにあわせて選択することをおすすめします。重い物を乗せるのであれば一定の強度が必要となります。View this post on Instagram
“木の素材で作ることも出来る”
ブラケットは根本的に棚を作るものなので木製で作ることももちろん可能です。木の場合は金属のように自在に曲げるということは出来ませんが、どんなものでも一定の強度を誇るというメリットもあります。木製のものは扱ったことのあるという方も少なくないのでDIYとしても適しています。木の種類はすきなもので構いませんが、強度や価格からするとヒノキあたりを使用するのも良いかもしれません。 木を素材に使用することの大きなメリットは程よく軋むということです。軋むというと何か悪いことのようにも思われがちですが、金属と違って衝撃を受け流すことが出来るというメリットがあります。木材は衝撃を受け流したり、吸収したりすることで長く使い続けることが出来ます。また、湿度などにも腐食しにくいという利点もあります。見た目にも味わい深いと考える方が多いのではないでしょうか。View this post on Instagram
“まとめ”
いかがでしたでしょうか。ブラケットを作って棚を増やすという時には素材が重要となります。それぞれの特長を踏まえておくことで収納がしやすくなります。素材に合わない収納をしてしまうと壊れてしまうこともあるので注意が必要です。たくさんのものを収納したいという場合はステンレス、チタン、木材のブラケットがお勧めとなります。"