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2017.09.01
寒い冬でも汗だく?年齢別に見る気を付けたい子供の服装あれこれ

いよいよもうすぐ秋〜冬と寒い季節がやってきます。 自分が寒いと、子供にも洋服をたくさん着せてしまってはいませんか? 子供は大人よりも体温が高く、さらに動きが活発なため、実は厚着をさせなくても大丈夫なのです。 ただし、いくら子どもは大人より体温が高いとはいえ、自律神経が未発達な子どもに過度な薄着をさせると、風邪をひいてしまいます。そのため、年齢に合わせた着衣量を調整して、自律神経の発達を促すとよいと言われています。 それでは「服は何を着せたらいいの?」「下着は何枚?」と、毎朝天気予報を見ながら悩んでいるママ。 私の経験を元に、気を付けたい子供の冬の服装の選び方をご紹介しましょう。
0歳児の赤ちゃんは外出時のアウターに注意
寝返りもできない赤ちゃんは動きも少なく、眠ってばかりいるので、背中が暑くなってきます。
とぎどき寝返りをさせてあげたり、抱っこをしたりして、背中の暑さを取ってあげましょう。
服装については、だいたいのママが育児書を読まれていると思いますが、お部屋では肌着1〜2枚+オーバーオールやカバーオールが基本です。寒い日用にベストを使ってもよいでしょう。
外出の際、ベビーカーの場合は寒さ対策をしっかりしてあげましょう。
アウターを着せ、ブランケット類をかけてあげましょう。
抱っこひもの場合は、赤ちゃんとママは肌が密着しているので、ベビーカー移動ほど厚着をさせる必要がありません。
私もそうでしたが、前抱っこで歩いていると、赤ちゃんと密着していた胸のほうが汗だく! でも服は脱げない……ってことがありました。
また、赤ちゃんにアウターを着せてから抱っこひもをすると、施設内に入ったときに脱がせるのが大変でした。
赤ちゃんに直接アウターを着せるのではなく、ママのコートが抱っこひもの赤ちゃんごと入るようなものが重宝します。
自分で動きたい1〜2歳児は大人より薄着で
1歳を過ぎると下着も上下別れたものになり、動きすぎて下着が出てしまうこともあります。
おなかが冷えるのが気になるようなら、裾が長めの下着や、おなか周りにリブが付いているパンツやスカートがおすすめですね。
室内では、半袖の下着+トレーナー+ズボン(レギンス付スカートなど)、室外では、動きやすいアウターを1枚追加で十分です。
ただし、まだまだ抱っこひもやベビーカー移動の場合も多いので、その場合は赤ちゃんと一緒の対応で。
わが子がまだ小さいころ、寒いだろうと厚着をさせて保育園に預けたのに、迎えに行くと、園児たちが上半身下着姿で走り回っていて驚いたことがありました。それだけ子供たちの動きが激しいということですよね。
また、下着は長袖を着せていても、手を洗って腕まくりをした時点で、下着だけ肘にグジャグジャと残ってしまっている場合がほとんど。
長袖の意味がなく、私は直すのも面倒なので、よっぽど寒くなければ半袖を着せていました。
3〜5歳児は大人より1枚少なめが必須、さらに動きやすい服装で
幼児は基本的に体温が高く、動きも活発なため、大人より1枚少なくてもよいでしょう。
逆にたくさん着せすぎると汗をかき、それが冷えて風邪をひいてしまうことも。
室内では、半袖の下着+トレーナー+ズボン(またはスカート+レギンスなど)が基本。
室外では、動きやすい薄めのアウターを1枚追加で十分です。特に公園などの遊び場では、着なくても大丈夫なくらいです。
額を触ってみたり、首の後ろに手を入れてみて、しっとりしていたら汗をかいているので一枚脱がせてあげましょう。
女の子は、3歳を過ぎたころから服装にとってもうるさくなります(たまに男の子でもいるようです)。
気温や季節は関係なく、とにかくお気に入りの服を着たい!
わが子もお気に入りの半袖のワンピースを、真冬でも毎日着続けたことがあり、困り果てました……。
そんなときは、子供の意見を尊重しつつ、下着やアウターで調整していました。
小学生は自分で温度調整が可能な服装で
小学生になると、自分で暑いから脱ぐ、寒いから着るということができてきます。
(周りのママに聞くと、女の子のほうが早くできるようになるとのこと)
学校の中は、暖房設備がないところもあるでしょうから、1枚多めに着せていくことをおすすめします。
下着+トレーナーだと、暑くても寒くても温度調整ができません。
それより、下着+シャツ+パーカーといったように重ね着をさせると、着脱がしやすいでしょう。
わが家でも重ね着として、シャツやベストを活用しています。
また、モコモコのアウターだとランドセルを背負いにくいようで、すっきりした薄めのアウターがよいでしょう。
今の時期、日中は半袖で遊んでいる子供もまだまだ見かけます。
子供は風の子。少しぐらい薄着のほうがしっかりと肌で外気を感じ、抵抗力が付き元気に一年中過ごせることでしょう。
ちなみに、4歳と小学1年生のわが家の子供たちは、まだまだ自分で体温調整はできません。
「寒くない?」と聞くと「寒くない」と、「寒い?」と聞くと「寒い」とまだまだオウム返しです。
お子さんによって、活発に動き回る子、おとなしく砂遊びして過ごしている子とさまざま。
そんなお子さんの様子を一番見ているのは、ママとパパです。
ときどき、お子さんの体に触れながら、こまめに体温調整をしてあげましょう。"