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2017.09.01
一姫二太郎は本当に理想的?ママたちのリアルな声とは?
遠い昔から「子どもを持つならば一姫二太郎が理想的」って言われていますが、それって本当なのでしょうか。
一姫二太郎とは簡単に言えば「上の子が女の子、下の子が男の子」ということなのですが、「女の子一人、男の子二人の3人兄弟」と間違って解釈している方も結構いるものです。
今日はそんな理想的とされる一姫二太郎について紐解いていきたいと思います。
”一姫二太郎ってどんな意味?”
一姫二太郎の正しい意味ですが『子供を持つならば上が女の子で下が男の子の順に生まれると良い』ということです。
昔は跡継ぎの問題から産んだ子供が男の子ではなかった場合、慰めの言葉として用いられていたようですね。ところが現代では少し意味が変わってきています。
それは『女の子を先に育てた後、男の子を育てると理想的な育児をすることが出来る』という解釈で使われることが多くなりました。本当にそうなのでしょうか?そもそも何故、先に女の子を育てた方が理想的なのでしょうか?
それは
- 女の子のほうが丈夫。病気をしにくい。
- 性格的に男の子よりも穏やかな子が多く育てやすいという‘一般的な’観点
- 女の子はお世話好きな子が多いので、下の子のお世話や家事のお手伝いをしてくれることが多い
では実際はどうなのでしょう?筆者の周りにいる一姫二太郎を持つ母たちにアンケートを取ってみました。
”姉弟の子どもを持つ母親たちの声!聞いてみました!”
一姫二太郎を持つ母親たちのリアルな声です。早速アンケート結果について紹介していきましょう。
- イヤイヤ真っ盛りの2歳の息子にママはてこずってばかり。しかしお姉ちゃんの言葉は効果てきめん!息子にとって、怒ってばかりのママより一緒に遊んでくれる大好きな姉の言葉は大きい。(5歳姉・2歳弟 Yさん)
- 上の子は小さい頃かんしゃく持ちで大変だった。その点、下の子は性格が穏やか。息子のほうが育てやすい。子どもの性格にもよるのでは?(5歳姉・1歳弟 Rさん)
- 姉は弟の面倒見はあまり良くない。でもお手伝いは積極的にやってくれる。(4歳姉・2歳弟 Sさん)
- 下の子の遊び方が女の子寄り。おままごとで遊んだりアクセサリーつけたり。車や電車も好きだけど…時々心配になる(6歳姉・3歳弟 Tさん)
アンケート結果からだと、上が女の子だと助かる部分も多いようですね。しかし子どもの性格にもよるようです。
”一姫二太郎にデメリットってあるの?”
一姫二太郎のメリットは、アンケートでもあるように、お姉ちゃんの方が色々と手伝ってくれたりとメリットの方が多いようですが、一姫二太郎のデメリットはあるのでしょうか?
1つめは「洋服のお下がりが使いにくい」ということでしょうか。兄妹ならば実は使えるアイテムって多いもの。兄のお下がりのズボンに合わせトップスに女の子らしい服を着せればOK!男の子の服って女の子でも似合うんですよね。
でも一姫二太郎の場合、弟にスカートやフリルの服を着せるわけにいかず基本的に買い直しが必要に。 2つめは先のアンケート結果にもありましたが、弟が姉の影響を受けます。
男の子なのに戦隊モノよりプリンセスが好きなので大丈夫?と筆者も心配になった時期も。しかしお友達のママたちに聞いてみると皆「うちもだよ!」の答え。
一度は通る悩みなのかもしれませんね。 3つめはいずれ、子供部屋を分けないといけないことです。小さいうちはいいのですが、思春期に入ると流石にずっと同じ部屋というわけにはいかないですね。 4つめは、お姉さんとしての自我がハッキリと芽生えると、自分と他の子とは違うのがいいと、わがままを言い出すことがあるようです。
小さい弟の面倒などをみていると、自我の芽生も早いのでいいことではあるのですが。 5つめは、兄弟揃って、同じ習い事がやりにくい。
”最後に…”
筆者も一姫二太郎の母親なのですがこれまで散々「羨ましい」と言われてきました。やはり一般的には理想的な組み合わせだと思われているのだなと実感しています。
しかし、育児の大変さや楽しさ、醍醐味は、姉弟でも兄妹でも兄弟でも姉妹でも十人十色。一姫二太郎が理想的かは人それぞれではないでしょうか?
今ある家族の形が一番理想的。大切な家族と過ごす時間が沢山の笑顔で溢れますように。