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2017.09.01
どうすべき?マンション内のご近所付き合い
“どうすべき?マンション内のご近所付き合い”
マンションで暮らしていると、ご近所との付き合いをどうするか悩む場面が出てきます。一戸建ての場合と異なり、ご近所と接する機会が多いのがマンションの特徴です。どのように付き合うかをよく考えなければなりません。全く関わらないと万が一のときに困りますし、深く関わりすぎるのはトラブルの元です。上手な付き合い方を考えることが大切です。
“挨拶をしっかり行う”
人間関係の基本となるのは、やはり毎日の挨拶をしっかり行うことです。日頃から親しく接している相手でも、ほとんど関わったことがない相手でも、同じマンションに住んでいると分かっているなら挨拶をするのが望ましいといえます。ご近所の人から声を掛けられて不愉快になる人はほとんどいません。笑顔で話しかければ、会話のキッカケを作ることができます。話したことがなかった相手と、楽しく話せるようになることもあるのです。 人間関係が密になるマンションだからこそ、一戸建ての家で暮らしているときよりも挨拶の重要性は高くなります。相手に聞こえるような大きな声で話せば、声をかけられた側が戸惑わずに済んでよいです。小さな声でぼそぼそと話しかけるのでは、不信感を抱かれてしまいます。挨拶が返ってこなくても、ムッとしてはいけません。毎日続けていくことで、少しずつ距離が縮まります。
“いざというときに連携できる関係が理想”
マンションでの生活は、ご近所との物理的な距離が近いため、トラブルが発生する可能性が一戸建てよりも高いです。しかし、距離が近いから悪いことばかり起こるわけではありません。いざというときに、緊密な連携を図りやすいのもマンションの距離の近さの魅力なのです。ただし、日頃の付き合いが良くないと、いざというときの連携がスムーズにいかず、苦労することが多くなります。そのような場面に備える意味でも、しっかりとご近所との付き合い方に気を配ることが大切です。 マンションで生活していく上では、お互いのプライバシーを尊重することも欠かせません。ご近所との付き合いを良くしようとするあまり、相手のプライバシーに踏み込みすぎてしまうのでは意味がないのです。マンションでのご近所との付き合いでは信頼関係を築くことを第一に考え、うまく連携できる工夫をしていかなければなりません。
“ご近所づきあいは防犯対策にも繋がる”
さまざまな犯罪が起こるようになっていて、マンション内も例外ではありません。オートロックだから安心だと油断していると、空き巣などの被害を避けるのが難しくなります。誰かが外部から侵入したときに備えるためには、ご近所との付き合いが密でなければいけません。なぜなら、日頃からご近所との付き合いを意識していないと、侵入者なのか同じマンションの住人なのかを判断するのが難しくなるからです。なんとなく怪しいと思っても、はっきり分からなければ声をかけることもできません。 大きなマンションの場合は知らない人が多く住んでいて、上手な付き合い方を考えるのには苦労しますが、防犯対策という観点からも重要な問題だということが分かります。自分だけが気をつけていても、マンションへの侵入などの犯罪を完全に防ぐことは不可能です。ご近所との付き合いは防犯対策を考えるキッカケにもなります。
“まとめ”
円滑な人間関係を築くのは難しいものですが、物理的な距離が近いマンションでは避けて通ることのできない問題です。難しいといっても、不可能なことではありません。朝や夕方に会ったら挨拶をし、お互いに顔見知りになればよいのです。ご近所との付き合いを意識することは防犯対策にも繋がり、マンションでの生活を楽しいものにしてくれます。 "